私はこれまで、何度もダイエットに挑戦しては挫折を繰り返してきた「万年ダイエッター」の劣等生です。それでも、3年間通っているパーソナルジムのトレーナーとの出会いで、少しずつ自分を変えることができています。彼は穏やかな性格と勉強熱心な姿勢で、いつも私のことを見守り、励ましてくれます。
彼の指導の元、私はトレーニングだけでなく、精神的にも大きな支えを得ることができました。今、フィットネスの場が私にとって単なる体重管理の場ではなく、心の安定の場でもあります。
彼はかつて日本一に輝いた実績を持つ、某有名ジムに所属していたトレーナーです。今は地元に戻り、個人事業主として活動していますが、私が思うに彼のすごいところは、その実績だけではありません。彼は、自らの体を通して常に進化し続けており、特にコロナ禍では自己改造に取り組んで、その様子をインスタグラムでシェアしていました。最近はショット更新が少ないものの、そのストイックな姿勢に、私もいつも感化されています。
彼の性格は非常に穏やかで、トレーナーとしての欲を前に出さない点が私には好感を持てます。常に私たちのペースに合わせ、無理を強いない。欲がないところが彼の魅力でもありますが、もっと自分の素晴らしいスキルを前面に出してもいいのに、と惜しい気持ちも少しあります。
ダイエットをしていると、「自分を責めてしまう瞬間」ってありますよね。例えば、ストレスで食べてしまったり、思ったように成果が出なくて落ち込んだり。私も何度もそんな時を経験しています。でも、彼は決して私を見捨てず、常にポジティブに励ましてくれます。「今日ダメでも、明日があるから」と、食べすぎた日の後も否定せず、しっかり受け入れて次につなげる指導をしてくれるのです。
彼のおかげで、メンタル面も大いに支えられています。トレーニングの時間は、単に体を動かすだけではなく、心のメンテナンスでもあるのです。一対一でじっくりと向き合い、自分自身に正直になれるこの空間は、私にとってとても大切な場所になっています。
あたりまえかもしれませんが、彼は私よりもずーっと年下です。しかし、トレーニング中には、時に私の人生相談まで真剣に耳を傾けてくれる「師」です。仕事のストレスなど、体のことだけでなく、心の中にあるモヤモヤも話してしまいますが、彼はいつもじっくりと話を聞いてくれます。その姿勢に、年齢を忘れてしまうほどの信頼感があります。
彼自身がメンタル面の重要性を理解し、常にピラティスなどの新しい技術を学び、クライアントに寄り添う姿勢があるからこそ、私も心を開いてトレーニングに集中できるのだと思います。
まだまだ目標の体重には届きませんが、私にとって彼のトレーニングはただ体を鍛えるためだけのものではなく、心を強くするための時間でもあります。彼は私がどんなに弱くなっても見捨てず、常に私の味方でいてくれます。そして、私のペースに合わせて無理をせず、でも確実に結果を出せる道を一緒に探してくれます。
私のようにダイエットで何度も失敗している人にとって、彼のようなトレーナーがいることは本当に心強いです。私も彼の支えを受けて、体と心の両方を変えるべく、これからもトレーニングを続けていきたいと思います。
ジムに通うお金は正直安くはありませんが、仕事のモチベーションや生活のリズムになっているのは間違いありません。人によって価値観は異なりますが、今の私にとっては、「このために働く」という選択肢を選んで継続しています。ただ、せっかくですから、トレーナーにほめられるよう、結果も出したいですね…。
もしあなたが同じように「なかなか変われない」と感じているなら、彼のようなトレーナーに出会うことが、あなたの人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。