~美食とスパで過ごす極上のひととき~
パムッカレの白く輝く石灰棚を後にし、バスでほどなくアデム ピラ ホテルに到着しました。ホテルのエントランスをくぐると、そこには静けさと洗練されたインテリアが広がっていて、どこか別世界に迷い込んだような気分。ここはただの宿泊施設ではなく、本格的なスパと極上の料理が楽しめるリゾートホテルなんです。
到着してすぐ、スタッフがエステ専用のパンフレットを手渡してくれました。パンフレットをめくると、フェイシャルからアロマセラピーまで種類豊富なメニューがずらりと並んでいて、それだけで気分が上がります。今回は残念ながらエステを利用しなかったものの、同じツアー客にお聞きすると、その方はプールとエステを堪能。「お肌がぷるぷるになったし、体がほぐれて極楽!」と話してくれました。次回は私もぜひ試してみたいと思います!
そして、旅の楽しみのもうひとつは、やはり料理です。このホテルのレストランもまた最高のひとときを演出してくれました。夜になるとレストランにライトが灯り、落ち着いた雰囲気に包まれます。まず運ばれてきたのは、トルコならではの前菜「メゼ」の盛り合わせ。フムス、ナスのペースト、ヨーグルトにハーブが混ぜ込まれた一品など、小皿が並んでまるで芸術作品のよう。ひと口ごとに違う風味が広がり、さっぱりとした酸味や香り豊かなスパイスが心地よく感じられました。
メインディッシュには、シェフ自慢のラムのグリルをチョイス。香ばしく焼き上げられたラムは驚くほど柔らかく、ジューシーで、肉の旨みが口の中に広がります。付け合わせの野菜も鮮やかで、地元の新鮮な食材をふんだんに使っているのが伝わります。
さらに、デザートにはトルコの伝統菓子「バクラヴァ」をいただきました。層になったパリパリの生地にナッツが詰まっており、シロップの甘さが口いっぱいに広がります。食後には、濃厚なトルココーヒーを添えて、大満足のディナータイムでした。
ここにいると、食べること、休むこと、ただ「今」を楽しむことの贅沢さを感じられます。パムッカレで自然美に感動した後は、このアデム ピラ ホテルで心も体もリフレッシュし、美味しい食事に舌鼓を打つ。なんて素晴らしい旅なんでしょう。
次回訪れるときは、スパもエステも料理も、もっとゆっくり堪能して、ここでの時間をもう少し長く味わいたい。パムッカレを旅する方には、ぜひこのホテルの魅力も体験してほしいです。心に深く刻まれる素晴らしい旅になること、間違いなしです。
食事の際、ホテルスタッフがテーブルを回り写真撮影。翌日、ガラスのプレートに印刷されていました。