成都旅行へ行く前にまとめておきたいと思い、記事にしています。
成都の地下鉄1号線は2020年の9月に開通10年記念日を迎えたそうですが、どんどん延伸しているので、実際に旅行されるときは最新の情報を確認してください。
成都の地下鉄路線は1号線から10号線と17号線から19号線があります。また、27、28号線が2024年末に開業予定とのこと。
料金は距離により2元~10元です。地下鉄とバスと共通利用できる交通カード「天府通」があり、地下鉄の主要な駅で販売されています。「天府通」を利用すると、現金の場合より10%割引となります。小・中・高校生は、半額で利用できる「天府通」学生カードが購入できます(学生証が必要です)。
主な路線である地下鉄1号線は南北線、4号線は東西線、3号線は南西から東北、2号線は東南から西北、そして7号線は環状線というイメージです。
成都を縦貫する路線。北には「四川省庁」、南はIT産業集中する「ソフト工業団地」を結ぶ大動脈です。
1号線「天府広場駅」で下車すると、そこが成都の中心部とされています「天府広場」に到着、広場の西側に省図書館、成都市博物館、北側には「外国人出入国管理局」の庁舎があります。
そこから20分ほど歩くと、繁華街の「春熙路」まで行けます。
1号線に乗り南(五棵松方面)へ行くと、長距離電車発着ターミナルである「火車(汽車)南駅」そして各種大イベントが催される国際展示場のある「世纪城駅」、IT産業が集っている「天府三街駅」と「天府五街駅」などがあります。
2号線は成都の南東方面から北西方面を貫く距離の長い路線です。南東の終点「竜泉駅」駅は、トヨタをはじめ、いろいろな重工業企業が集っていますので朝夕通勤客でとても混み合っています。また、2号線は長距離電車発着ターミナル「成都東駅」でも停車します。
3号線は成都の南西から東北へゆく路線です。途中繁華街の「春熙路」のほか、成都のシンボルともいうべきジャイアントパンダの集住地「成都ジャイアントパンダ繁殖基地」がある、「パンダ大道駅」があります。そちらへ行かれる方は地下鉄も選択肢のひとつとして覚えておくとよいでしょう。
また、「省体育館駅」で1号線に乗り換えすれば、成都の南北へと移動できますし、「太平園駅」で10号線に乗り換えすると双流空港へアクセスできます。
成都の環状線で一回りしています。「一品天下駅」を出ると、グルメのレストラン街にはいります。全国いろんな味の料理が集っているところで、食客たちで賑わっています。
また、「金沙遺跡博物館」もこの駅で下車すると便利でしょう。
10号線は以前は双流空港への専用線のように理解されていましたが、現在は「新平駅」と「太平園駅」までの区間に延伸されています。
従って、市内から地下鉄で双流空港へ移動する場合は、まず地下鉄3号線や7号線の最寄駅を見つけ乗車し、「太平園駅」で10号線に乗り換えます。
地下鉄で: 成都天府国際空港に到着した場合は、成都地下鉄 18 号線で市内中心部まで行くことができます。 所要時間は普通列車で約40分、高速列車で約30分です。 成都地下鉄 18 号線は午前 5 時 55 分から午後 11 時 30 分まで運行しています。深夜に到着する便の方は注意が必要です。
地下鉄の入口ではすべての荷物に対して手荷物検査があります。成都だけでなく、中国全土で行われています。朝夕の混雑時には長い行列ができる駅もあります。
また液体のもの、お茶や水でも、検査員の前で蓋を開けて、検査を受けます。あらかじめまとめられる荷物はまとめておくとよいでしょう。ぐずぐずしていると、他人の荷物と混ざってしまい間違えて持って行かれてしまう場合もあるとのこと。
四川・成都の地下鉄入り口には、必ず何号線かの表記や列車のイラストがあるので、どこが駅の入口かすぐに分かると思います。中国語で地下鉄は“地铁”。なんとなく見た目で「地下鉄」だとわかります。
入り口から階段を降りると、切符売り場がありますので、カード式の1回用切符(単程票)を購入してみましょう。
手荷物の安全検査をパスしてから、改札口で、切符の場合も、交通カードの場合もタッチするだけで入れます。
駅を出る時には、切符の場合は差し入れ口にカードを入れて(回収されます)改札を出ますが、交通カードをお使いの方は、タッチするだけで扉が開き、改札を出ます。こちらは日本の交通系ICカードと使い方は同じです。
空港から市内へ移動する場合、地下鉄のほか、タクシー、空港リムジンバスなどの交通手段もあります。大きい荷物をお持ちの方は、タクシーで市内へ移動されることをお勧めします。
エスカレーターは上りしか設置されていないか、上り下りともに設置されていない出入り口も多いため、大きなトランクやベビーカーを持って利用する場合は、どこにエスカレーターやエレベーターが設置されているか事前に確認しておくことをお勧めします。。
駅にはコインロッカーはほぼないようで、安全検査も厳しいので、地下鉄で出かけるときにはできるだけ荷物を最小限にしておいた方がいいでしょう。