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60代からでも始められる、シンプルで論理的な話し方

 60代になっても、新しいことにチャレンジするのは素晴らしいことです。話し方もその一つ。年齢を重ねてからでも、シンプルで論理的な話し方は、コミュニケーションを円滑にし、自信にもつながります。今回は、すぐに実践できる「シンプルで論理的な話し方」のコツと、無理なく続けられる練習方法をご紹介します。

 かくいう私も、しゃべることに苦手意識があります。でも、せっかくなら、わかりやすくて伝わりやすい会話がしたいので、一緒に練習しませんか?

 シンプルで論理的な話し方のコツをまとめてみました。

1. まず「結論」をはっきり伝える

 話が長くなると、聞き手が混乱してしまいがちです。最初に話したいことの「結論」を明確にしておくことで、聞き手も「何が言いたいか」をすぐに理解しやすくなります。簡単なポイントとしては、「~だと思います」「~が大切です」といった一文で要点を伝えると良いでしょう。

例: 「私は、地域活動にもっと多くの人が参加するべきだと思います。」 → このように、最初に何を伝えたいかを示すことで、相手もすんなり話に集中できます。

2. 結論の「理由」をシンプルに説明する

「どうしてそう思うのか?」という理由をシンプルに説明するのも大事です。理由は一つか二つに絞り、わかりやすくするのがコツです。

例: 「なぜなら、地域活動が住民同士のつながりを深め、災害時にも役立つからです。」

短く、はっきりした理由を述べるだけで、話がぐっと説得力を増します。「理由」を話すときは、日常で感じていることや、ご自分の経験を交えて話すと、さらに伝わりやすくなります。

3. 具体例で話に実感を持たせる

具体例を一つ入れると、相手はイメージしやすくなります。特にご自身の経験や身近なエピソードを交えると、話に親しみが出て伝わりやすくなります。

例: 「実際、去年の台風の時、地域の皆さんと協力したことで迅速に対応できました。」

こうした具体例は、聞き手に「なるほど」と思わせる力を持っています。これも自然と「結論→理由→具体例」の流れになっていきます。

4. 短い文章で区切る習慣をつける

複雑な話ほど、文章を短く区切って話すと、相手に伝わりやすくなります。長い文で話すと息切れしやすく、聞き手も疲れてしまうことがあるので、あえてシンプルで短い文を心がけましょう。

練習法: 日常のちょっとした会話や独り言でも、3文以内に要点をまとめる習慣をつけてみましょう。例えば、「今日は買い物に行って、夕食を作ります」といった短い文を意識するだけでも、だんだん慣れてきます。

5. 自分の話を録音して「聞き手の視点」を意識する

録音して自分の話を聞いてみると、思った以上に話し方のクセや、伝わりにくい部分に気付くことがあります。「この話し方だとどう感じるだろう?」と、相手の視点で聞くようにすると、話し方を改善する良いヒントが見つかります。

練習法: スマートフォンで自分の話を録音し、「結論がはっきりしているか」「話が長くなっていないか」をチェックしてみましょう。


最後に:無理なく続けることが大切

60代から話し方を見直すことは、決して遅すぎることではありません。話し方が変わると、家族や友人、職場の人たちともより良い関係を築くことができるでしょう。「結論→理由→具体例」という流れを意識しながら、毎日の会話で少しずつ取り入れてみてください。ちょっとした練習の積み重ねが、自信と豊かなコミュニケーションを生んでくれるはずです。

わたしも、あきらめないで、練習して、少しずつでも、楽しんで、「苦手意識」を克服していきたいです。

ぜひ楽しんで、話し方のレベルアップに取り組んでみてくださいね!

案内人りく