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eスポーツ体験会準備の舞台裏~©SEGAゲームソフト使用の申請手続きで青ざめた体験~

eスポーツ体験会の準備をしていますが、著作権手続きの壁にぶつかり顔面殴打されました。 今回は©SEGAのゲームソフトでそれはおこりました。

 この会社に限らないとは思いますが、厳しいガイドラインを守る必要があり、きちんとした申請が必須です。しかし、実際に申請手続きに取り組んだ私には、想像を超えるハプニングが待っていました……。この記事では、そのスリリングな体験談を交えながら、許可申請の注意点についてお伝えします。


念入りに準備したつもりが、3日前にまさかの事態

eスポーツ体験会を計画していた私は、念入りに準備を進め、©SEGAのゲーム使用許可申請も済ませた「はず」でした。体験会が迫り、申請を依頼していた方にといあわせてみると、「まだ、許諾の返事をもらっていない」との回答。

 嫌な予感がしました。開催まで一週間を切っています。とにかく、わたしはカスタマーセンター問い合わせをしてみました。すると、オペレーターの方がいろいろしらべてくださり、その回答に驚愕せざるを得ませんでした。

「そんな申請は見当たりませんよ」

一瞬、頭が真っ白になりました。これまで積み上げてきた準備が無駄になるかもしれない状況です。なぜ申請が通っていないのか全く分からず、とにかく確認してもらうしかありません。

休日の会食中に緊急連絡……「前々から問い合わせていたことにして」

 カスタマーセンターからの回答待ちの状態でわたしはプライベートで用事があり平日休暇をとっていました。タスクも終わり、ほっとして仲間と休日の会食を楽しんでいると、同僚から緊急の電話がかかってきました。友人たちとの食事を楽しむはずの時間が一転、緊迫したやり取りに……。

同僚からのメッセージは「とにかく早急に再申請するしかないそうです。前々から問い合わせていたことにしてほしいと。ただし、間に合うかどうかは分からないと言っていました…」とのこと。心臓がバクバクするなか、私は会食の場にいた友人に「申し訳ないけど、急いで職場に戻らないといけない」とお願いし、車を飛ばしてもらうことになりました。名物の特大ソフトクリームは断念せざるを得ませんでした。何とかカスタマーセンターが開設している時間帯に職場に戻り、言われたフォームから申請を再送信して©SEGAに「今再申請したから、うけつけてほしい」と懇願しました。

 仲介してくれた人にも連絡して何とかそちらでも再申請してくれたようでした。

 結果。どこで滞留していたのかはわかりませんでしたが、申請受理の連絡を受けるこ都ができたのでした…。

なぜゲーム会社は著作権管理に厳しいのか?

 今回の体験で身に染みたのは、ゲーム会社の著作権管理に対する厳しさです。

 会社側としてはブランド保護や品質保証などの理由から、使用ガイドラインが定められており、これを遵守しなければイベントは成立しません。

ここからは、少し調べた結果をまとめてみました。

  1. ブランド保護と品質保証
    ©SEGAなどのゲーム会社は、製品やキャラクターのイメージを守り、ファンが一貫した体験を得られるようにしています。許可のないイベントやコンテンツで誤解を生まないよう、使用許可の厳格な管理がされています。
  2. 法的保護と不正利用の防止
    正当な許可なしにゲームやキャラクターが使われると、不正利用が広がる恐れがあります。こうしたリスクを防ぐため、ゲーム会社は著作権の申請手続きをしっかりと行っています。実際私たちも体験会ということではありますが、「モード」の規制があったりロゴの表記を細かく言われたりと注意事項がたくさん書いてありました。

許可申請の注意点とポイント

 許可申請とイベント準備は平行に進めていくものではあるのですが、そこには危険がいっぱいだと身をもって知りました。以下のポイントを押さえることで、手続きのトラブルを防ぐことができるかもわかりません。

  1. 公式サイトのガイドラインを事前にチェック
    ©SEGAの公式サイトには著作権に関する利用規約や問い合わせの方法が掲載されています。まずはこれらを熟読し、許可申請の方法やルールを正確に理解しておくことが重要です。
  2. 申請の進捗はしっかり確認
    私のように「申請が通っているはず」と思い込み、3日前に問い合わせて驚愕することがないよう、申請後も進捗確認を怠らないことをおすすめします。特に、開催日が近づいている場合は、定期的に確認しておくと安心です。
  3. ガイドライン通りの利用
    使用許可が下りた場合でも、ゲームタイトルやキャラクターロゴの表記方法、スクリーンショットの利用範囲など、細かなガイドラインに沿って正確に使用しなければなりません。

結果的に学んだこと

 今回の一件は、ゲームの著作権管理の重要性を身をもって学んだ貴重な経験でした。手続きには少し手間がかかりますが、許可を得た上で準備を進めれば、安心してイベントを開催できます。著作権を遵守することが、参加者にとっても安心で信頼される体験会を提供する第一歩だと実感しました。

 体験会を無事に迎えられたのも、友人や同僚、そしてカスタマーサポートのサポートのおかげです。eスポーツ体験会を開催する皆さんには、早めの申請と進捗確認をおすすめします。

案内人りく