中国旅行を計画する際、多くの方が気にするのが「現地での支払い手段」ではないでしょうか。かくいう私もとても心配でした。中国では、**アリペイ(Alipay)やウィチャットペイ(WeChat Pay)**が主流で、現金よりもこれらのモバイル決済が重宝されていると聞いていましたが、さて実際はどうだったでしょうか。今回の旅行では、これらのモバイル決済を試したものの、少々トラブルもありましたのでその体験をまとめます。
今回用意したのは以下の通りです:
登録したカードは以下の2種類:
現地で使う機会がなかったため、具体的な使用感を確認することができませんでした。ただ、登録自体はスムーズに行えました。今後利用する予定がある方は、事前に少額チャージで動作確認をするのがおすすめです。
アリペイでは、実際に2回ほど試してみたものの、エラーが発生して二種類のカードとも利用できませんでした。
同行者の方は問題なく使用できたため、原因として以下が考えられます:
中国以外の国(日本を含む)では、アリペイやウィチャットペイを使用できる場合がありますが、利用可能かどうかは加盟店次第です。
特にアリペイの場合、「Tour Pass」機能は中国でのみ有効であることが公式に明記されています。国内で試す場合は以下を確認してください:
次回試す際には、以下の手順を試してみる予定です:
今回、私はタクシーを2回利用しました。流しのタクシーを停めて乗りました。いずれも支払いは同行者がやっています。
1回目は、市内中心部。同行者が、アリペイが使えるかどうか聞くと出されたQRコードはウイチャットのものでした。同行者はウイチャットが使えないので現金が使えるかどうか確認するとOKとのこと。乗り込んで行先を告げると、運転手は「近いのになあ・・・」というニュアンスのことを言っていましたが、乗せていってくれそうでした。降りるときもちゃんと細かいところまで現金のおつりをもらいました。
2回目は郊外。同じく現金が使えるか聞くと「とんでもない」というような反応をされたので、アリペイが使えるかどうか聞くとQRコードをだしてきてくれました。この時分かったのですが、アリペイとウイチャットは一枚のカードの表裏にそれぞれ表示してあったようでした。
このように運転手によって持っている現金がなかったりするので、一概にはいえませんが、いずれのタクシーもクレジットカードは使えない、と言われています。
成都大熊猫繁殖研究基地では、
○ 売店ではクレジットカード使用可能
○ マクドナルド(麦当劳)では、クレジットカード使用可能
○外のフードコートでは現金可能
といったところです。
また、園内のシャトルバスは予約なしでも現地の乗り場で一日券(乗り降り自由)が購入できます。現金も使えますが、「お釣りがない」と言われますので、細かい紙幣を用意する必要があります。同行者は、近くの自販機でアイスクリームを買って紙幣をこまかくした、と言っていました。
中国ではモバイル決済が普及しており、アリペイやウィチャットペイが非常に便利です。トラブルもありましたが、事前準備をしっかりしておけば、旅行中の決済ストレスを減らすことができます。
私は今回、紐づけしたクレジットカードの関係か、アリペイの決済に失敗しましたが、今後も国内外で試してみて、その利便性を実感したいと思います。