マカオ旅行を計画中の皆さん、ホテル選びで迷っていませんか?半島側とコタイエリア、それぞれに魅力がありますが、どちらを選ぶべきか悩むところです。この記事では、実際に私が3泊の旅行で体験したホテル選びのポイントを詳しくご紹介します。
半島側とコタイエリア、それぞれの特徴
半島側
- 歴史と文化を楽しめる マカオ半島は、ポルトガル統治時代の名残が色濃く残るエリアです。世界遺産の「聖ポール天主堂跡」や「セナド広場」など、歴史的観光スポットが集中しています。ここらへ歩いていけるのはとてもうれしいです。
- ホテル料金が比較的安い 特に週末以外は、半島側のホテルはリーズナブルな価格で宿泊できます。2つ星ホテルでも、十分きれいでわかりやすいところにたくさんありますので、口コミなども参考にして自分の行きたいところの近くで選んでください。
- タイル路面に注意 歩道がタイル状になっていることが多く、スーツケースを引いて移動する際はデコボコに注意が必要です。
コタイエリア
- 華やかなカジノとエンターテインメント 「ザ・ヴェネチアン・マカオ」や「シティ・オブ・ドリームズ」などの大型リゾートが立ち並び、夜景も美しいエリアです。また、どんどん新しいコンセプトのホテルリゾートができてとても楽しみです。5つ星ホテルが林立し、迷うほどです。豪華さは折り紙付きです。
- 便利なアクセス 空港やフェリーターミナルから近く、観光客向けのシャトルバスも豊富です。大概のホテルがシャトルバスを運行していたり、グループのホテル間でも運行していたりします。また、LRTの駅に近いホテルも多いです。
- ホテル料金が高め 土曜など週末は特に高額になるため、予算に注意が必要です。お手軽なホテルを探したいところですが、なかなか見つからないです。
- 巨大すぎて迷子になる コタイエリアの大型リゾートホテルは冗談抜きで迷子になります。私たちはホテルエリアへの行きかたがわからず、カジノ内をうろうろし、ショッピングエリアでも右往左往し、客室に行くのにとても時間がかかりました。最終日、飛行機の時間があるので、帰るルートをあらかじめ予習したほどです。また、複数のホテルが陸橋やショッピングモールでつながっているのですが、逆にわからなくなったりもしました。迷っているうち疲れて足も痛くなり、同行者と険悪な雰囲気になったりもするので、注意しましょうね。
私の体験:1泊半島側+2泊コタイエリア
旅行中、私は半島側のホテルに1泊、コタイエリアのホテルに2泊しました。この選択には以下の理由があります:
- 料金調整 最初、コタイエリアで3泊、と考えていたのですが、初日の土曜日はホテル料金が非常に高かったため、半島側でリーズナブルなホテルを選びました。
- 荷物移動の課題 ホテルを移動する際、大きなスーツケースを持ってバスを利用しましたが、これがやや煩わしく感じました。バスは本数も多く便利ですが、地元住民の生活の足でもあるので、結構混雑しますし、かなり揺れます。4輪のスーツケースが揺れるたびに動いてしまうので、ロック機能付きのものにするか、固定するバンド等があると安全ですね。
荷物移動をスムーズにするポイント
- 1泊目のホテルのチェックアウトは12時でしたが、早めに次のホテルに移動し、チェックイン前でも荷物を預けてから観光などやりたいことを続けるとよい。大概のホテルはチェックイン前でも預かってくれます。私たちは2泊目以降のホテルでは先にレセプションでカードキーだけ発行してもらい、部屋が決まるとショートメールで番号を知らせてもらいました。荷物はポーターが事前に運んでくれていました。逆に行きたい場所によっては、チェックアウト後でも荷物は預かってもらえます。
- ホテルの場所は知っていても実際はフロントから客室まで遠かったり沿道からエントランスまでかなり遠いところも多いので(コタイエリア)、注意が必要です。私たちが泊まったホテルはとにかくメインロビーまでも道から遠く、ロビーから客室までもかなり遠かったです。
どちらに泊まるべき?選び方のポイント
- 自分がやりたいことを明確にする
- 夜景を楽しみたい → コタイエリアがとにかくきらびやかで歩いているだけでもわくわくします
- カジノを見学したい→ここ、というカジノのお目当てがないなら、コタイエリアはホテルからホテルの移動がスムーズでわかりやすいのでいろいろ見て回るのも楽しいです
- 無料のアトラクションを楽しむ→新中央ホテル(半島側)では宿泊者でなくても屋上見学ができます。コタイエリアではロンドナーホテルでの衛兵交替のパフォーマンスやパリジャンマカオ、ビッグベンの正時のパフォーマンス、ギャラクシーのフォーチュンダイヤモンド、ベネチアン内のパフォーマンスなどみどころがいっぱい。
- 歴史スポットを巡りたい → 半島側を散策して様々廻るのはゆったりと楽しむことをお勧めします。
- 地元の料理→ 比較的半島側にたくさんのローカルフードがあり、比較的安価。屋台や、週末には夜市も開催されるます。コタイエリアには官也街という、日本でいうところの中華街のようなエリアがあります。食べ歩きしたい方にはいいでしょう。
- フードコート→コタイエリアの中のホテルはどこも様々な料理店がひしめき合っています。マクドナルドやスターバックスなどもあります
- 体力や移動手段を考慮する
- コタイエリアから半島側へはバスで移動可能ですが、遅い時間の乗り換えは疲れることも。
- コタイエリアはLRTが取り巻いており、延伸も進んでいる。渋滞を気にせず移動が可能
- タクシーは便利ですが、混雑時は捕まえにくい場合があります。大きなホテルのエントランスには常駐している(早朝のフライト用に利用したが、問題なかった)。
- 予算を確認する
- 同じホテルでも曜日によって料金が大きく異なるため、事前に確認を。
- タクシーに関する注意 現金オンリーのものもあるので、必ず事前に確認すること。
バス移動時の注意点
- 地元の人の生活の足として利用されるため、混雑していることが多いです。
- 大きな荷物を持っている場合、周囲への配慮が必要。
- 発車が早いので、しっかり座る前にバスが動き出します。転倒しないよう気を付けましょう。
- 次のバス停の案内は「下一站」の次に中国語とポルトガル語での電光表示がでますが、このタイミングがちょっと微妙というか遅い場合があります・・・。アナウンスはありません。運転手に英語のバス停名を書いたメモを見せても通じず、乗り過ごしてしまったこともあります。
- バスは現金でも乗れるようですが、マカオパスが圧倒的に便利。前方乗りで、先払いです。タッチすると残りの金額がでます。一回乗ると6MOPです。
結論:どちらにも魅力がある
マカオ旅行でのホテル選びは、自分の旅行スタイルや目的に合わせて決めることが大切です。私の場合、半島側で歴史を楽しみ、コタイエリアでエンターテインメントを満喫するというプランが成功でした。ただし、荷物移動が煩わしいと感じる人は、どちらか一方のホテルに連泊するのも良い選択です。
あなたのマカオ旅行が素晴らしいものになりますように!