「運動しないと痩せない」——これは必ずしも正しくありません。しかし、運動がダイエットにとてもポジティブな影響を与えることは確かです。
特に中高年になると代謝が落ち、若い頃と同じ食生活でも体重が増えやすくなります。そこで、効果的にダイエットをするために、「運動のタイミング」を意識してみましょう。
今回は、特に 「食後の運動」 に焦点を当てて、そのメリットについて解説します。
食事をすると、血糖値が上昇し、それを下げるためにインスリンが分泌されます。インスリンは血糖をエネルギーとして細胞に送り込む働きをしますが、余った分は脂肪として蓄積されてしまいます。
しかし、食後に運動をすることで、この脂肪の蓄積を防ぐことが可能 です。
シンプルに言うと、「食後の血糖値の上昇を抑えることで、体脂肪が増えにくくなる」ということです。
科学的にも、食後の運動が血糖値を下げることはさまざまな研究で証明されています。
運動によって筋肉の活動量が増えると、筋肉のインスリン受容体が活性化し、血中の糖分(グルコース)が効率的に筋肉に取り込まれます。
運動によって糖分がエネルギーとして使われ、筋肉内に蓄えられるため、血糖値の急上昇が抑えられます。
運動によって脂肪酸が優先的に使われることで、エネルギーとしての糖の必要量が減り、血糖値のコントロールがしやすくなります。
運動を継続することでインスリンの働きが良くなり、血糖値が安定しやすくなります。
このようなメカニズムによって、食後の運動はダイエットにとても有効 なのです。
食後の運動としておすすめなのは、
逆に、食後にダラダラと座ってしまうと、血糖値が急上昇し、脂肪が蓄積しやすくなるので注意しましょう。
「脂肪を燃やしたい!」という方には、朝イチの運動 がおすすめです。
特に、朝食を食べる前に 20分ほど歩く だけでも効果が期待できます。さらに、ビタミンB群 を朝に摂ることで脂肪燃焼がスムーズになります。
【ビタミンB群を多く含む食品】
朝一に手軽にできるものとして、わたしは「ラジオ体操」を動画で流して気づいたときにやっています。第1、第2とありますが、第1だけでも丁寧にやると結構あちこちが伸びる感覚があるし、体が温まっている感じがしますよ。第1だけなら3分ちょっと。本当にスキマ時間でできます!
これ、余談ですけど、日本の教育を小さい頃から受けてきた私たちには当たり前のことですが、外国人にとっては、日本人が 皆「ラジオ体操」が当たり前にできることはとっても不思議なことなんだそうです。外国にも似たような文化があるのでしょうか???考えてみたら、素晴らしい文化ですよね?
中高年のダイエットは、無理な食事制限ではなく、生活の中で運動をうまく取り入れることがポイント です。
✅ 食後の運動(血糖値コントロール) → 20分のウォーキングなど
✅ 朝の運動(脂肪燃焼) → 朝食前の軽い運動(ラジオ体操がおすすめ!)
この2つを意識して、健康的にダイエットを進めていきましょう!