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【中高年初心者向け】私の失敗だらけの株トレード体験談と、利益を積み上げるためのリアルなルールづくり

こんにちは。
私は去年から本格的?に株の中期トレードを始めた、ごく普通の中高年初心者です。これから資産形成を考えたい皆さんのために、私自身のリアルな失敗談と、そこから学んだこと、そして今取り組んでいる「損を最小限にしながら着実に利益を積み上げるためのルール」についてお話しします。


0.ずいぶん前に株には手を出していた…それがあだに

白状しますと、ずいぶん前、私がまだ常勤の仕事をしていた際に株を少し買っていました。その時は完全に「ブランド名」で株を選んでいました。一例が「オリエンタルランド(4861)」です。株主優待や配当が目当てで、売買は「怖くて」できませんでした。何もしないで何年も保有しているうちに株価が上昇し、途中、株式分割もして5倍くらいの保有株、利益も、額面上は、私的には「大金持ち」になったような気分になりました。しかし。その後、2年ほど前からどんどんどんどん下落してしまい、今はとても残念な結果に・・・。当時の私は「投資」ではなく投機、もっと言えば射幸心に近かったと自戒しています・・・。

1.欲張りすぎて混乱、銘柄を絞れず目移りしまくり

 さて、昨年になりようやく?「投資」を始めました。きっかけは有料の講座を受講したこと。長期保有株の扱いもわからず、また、新規で売り買いもしてみたい当初の私は、いろんな銘柄に手を出してしまう悪いクセがありました。多い時は10銘柄近くを一度に保有し、「あれも良さそう、これも良さそう」と目移りしてしまい、結局どれが本命なのか自分でもわからなくなる状態に。…実はその状態は今も続いております・・・。

結果、管理が追いつかず、分析や売り時の判断も甘くなりました。
そのまま放置してしまい、含み損を抱えて「いつか上がるだろう」と塩漬け状態に。これが一番の痛手です。


2.便利なツールも使いこなせず、チャンスを逃す苦い経験

 講習で教わったトレーディングツールの「スクリーナー機能」は、銘柄を絞り込むのにとても役立つものでした。3、4の条件を予め設定しておき、それに当てはまる株の中から「強い買い」とマークされるものを、予算に合わせて買ったりしていました。
しかし最近になって、ツールの画面が変わり、保存していた条件が消えてしまい、ツールが使えなくなってしまったのです。

復旧を試みましたが、設定条件をメモしていなかったので以前のようにスクリーニングできず、今は新規株の選び方がとても曖昧になってしまっています。
ツールを活用する重要性は感じているのに、使いこなせなければ意味がないと痛感しています。

再度有料講座に入ってお習いするという選択もありますが、価格が正直高くて断念・・・。


3.「損切り」ができない…講習でくどいほど言われたのに

 有料の講習では「損切りは必須、5%下落で必ず売る」などのルールをとにかく強調されました。
けれども、実際には損切りがなかなかうまくいかず、失敗連続でした。あまりに損切設定額を高くしすぎて売りが約定し、そのあとすぐに反発して利益をつかみ損ねたり、逆に含み損の株を握り続けてしまうことが何度もありました。

やはり多いのが、買うときは数字を意識するくせに、下落するととたんに「いつか上がるはず」「また戻るかも」という根拠のない感情に負けてしまい、どんどん含み損が膨らむ悪循環に陥ることです。
この感情のコントロールこそ、勝つために一番難しいポイントだと実感しています。「ダメならさっさと手を引き、次に行く」ということをやっていかないと中期保有では難しいですね。


4.ルール作りで少しずつ改善。今は「大きく損しない」を最優先に

 今は、これまでほとんど利益を生んでこなかった1年間を大きく反省し、「大きく損しない」ことを最優先に、損切りは一律5%ルールを徹底し、銘柄数も絞って集中管理していきたいと思っています。
利益は大きくは狙えないけれど、少しずつ積み上げて、まず月に10万を目標にしています(できれば、ですが)。

このように「自分のルール」を決めて守ることが、安定した利益に繋がると感じています。

 株の他でも、いろいろな無料講座を視聴すると「まず目標を決める」「その目標に到達するために今日何をすべきか明確にする」ということをくどいほど教えています。

 例えば、「なぜ株をやりたいのか」→「株で余剰資金を作り豊かな生活がしたい」→「豊かとは具体的にどれくらいか」というように漠然とした考えをより鮮明、詳細、明確にしていくのです。

 私の場合は旅行が好きなので「世界一周がしたい」「ファーストクラスというものに一度でいいから乗ってみたい」というような子供じみた夢(妄想?)を設定しました。しかし、たとえ妄想でも、そのためにどうするか、ということを現実に戻って考えていく、その実現のためのスモールステップの考え方というものは何にでも当てはまるものなのです。

 さて。株に話を戻しましょう。利益ということでいえば、具体的には、例えば100万円から10万円の利益を生むには10パーセントの上昇が必要ですよね?それにはどうしたらいいか、1日いくら必要か、などとドンドン割り返していく、ということです。これが本当に苦手なんですが(仕事なら当たり前のルーティンですけど・・・)、今一度基本に立ち返りたいと思います

以前、目を皿のようにしてメモした動画視聴のノートを探してもう一度見返そうと思います


5.有料講座の落とし穴と、賢い選び方

 株や投資に関する有料講座は受講しましたが、正直「これだけやれば勝てる!」という魔法の方法はありません。
また、講座を受けるとその途中や終了後、FXや自動売買ツール、外国株などの追加商品を次々勧められ、つい目移りしてしまうのも初心者の弱さです。

選ぶ際には、

  • 講師の実績や評判をしっかり調べること
  • 自分の投資スタイルに合う内容か見極めること
  • 受講後のフォローや質問対応があるか確認すること

がポイントです。

そして、一度受けたらすべてに手を出さず、「まずは基本をしっかり身に付ける」ことに集中しましょう。


6.証券会社の選び方とツールの使いこなし方

 証券会社は複数登録していると安心ですが、取引手数料や提供ツールの使いやすさは会社ごとに違います。
自分がよく使うツールが無料で使えるか、銘柄スクリーニング機能があるかを試してみて、使いやすいところをメインに使うのがおすすめです。NISAやiDecoをされる方はあちこちではできないので会社選びは慎重に。

私の場合、先ほど書いたように、ツールの設定が変わってしまいに、途中で設定を消してしまうというハプニングもありました。

有料版を思い切って契約することに躊躇った結果かもしれません。「課金すべきところは課金する」という見極めも大事ですね。

こんなダメダメな状態の私ですが。
諦めずに公式サイトのマニュアルや動画で学び直し、少しずつ使いこなせるようになりたいです(今の段階ではまだ復旧させていないのです・・・)


7.まとめ:初心者の私が伝えたいこと

  • 目移りして銘柄を増やしすぎない
  • 損切りルールは必ず決めて守る
  • ツールは使いこなせるまで何度も挑戦する
  • 有料講座は基本を押さえたものを選び、焦って色々手を出さない
  • 自分の投資スタイルとリスク許容度に合った目標設定をする

これらを守れば、私のような「ダメダメ投資家」でも少しずつ利益が積み上がり、安心して資産形成に取り組めそうです。


長文お読みいただきありがとうございました。



案内人りく