一時期、ハマった、「タイプロ」・・・タイムレスのメンバーが新しい仲間を探すためのオーディションの様子を動画サイトで配信していました。毎日解説動画を追ったり、審査の結果に一喜一憂したり、と楽しく?過ごしていた私。
メンバーにならなかった候補生も他のグループのメンバーとしてデビューする方もおられ、また、今更?ではあるのものの、当時の課題曲のパフォーマンスをプロのダンサーが見て解説していたりと、まだまだ影響は大きいのです。
その中で「この候補生、ジャズの要素を取り入れた体の使い方ができているね」とプロの方が語っている場面があったので、気になって調べてみました。
ジャズダンスは多様なジャンルの動き(クラシックバレエ、モダン、ストリートなど)を取り入れた、表現力の高いダンスです。
具体的には:
などが特徴的なのだとか。
ですので「ジャズの要素を取り入れている」とは、「ただ振り付けを真似しているのではなく、ジャズらしい体の使い方や表現ができている」という意味のようです。
これはもう少し身体的な部分の評価です。
たとえば:
などが含まれます。
私、実は、超体が硬いのですが、週一回、ダンスにかよっています。ほとんど、ストレス発散と、これ以上体が硬くならないため、さらにあわよくば、少しでも体が柔らかくなって欲しいから・・・。
そのジャンルは、ずばり「ジャズダンス」
1時間半のレッスンで、とにかく「柔軟の時間が長い」。小一時間、体の部位を柔らかくしているのではないでしょうか。。。。
どうも、調べてみると、これは“体の使い方”を可能にするための大事な基礎トレーニングなのだそうです。つまり、“ジャズダンスの素地”を作っているということになるようです。
ジャズでも、特に胸を使う動きが重要。これはジャズダンスやヒップホップなどでよく言われる表現で、主に以下のような意味です:
この「胸を使う」という感覚は、実際にはアイソレーションや体幹の可動性・柔軟性がとても重要です。つまり、体が硬くても練習で十分に習得可能なスキルなのです。
もしかすると、今後こんな視点も加えると楽しくなるかもしれません:
前屈は、なかなかできるようになれないので、悔しいのですが、「胸」を使えるように意識しています。
これは、以下のような動き・意図を含んでいると思います:
つまり、「前屈」というよりも「背骨と胸を正しく動かして結果的に前屈になる」という、ジャズらしいアプローチです。1ミリでも前に行く意識が大事だよ、と先生に言われ、気持ちだけでも、と毎回頑張っています。
最近は、暑くなってきて、仕事でも、寝るときでもエアコンが離せなくなってきましたが、あっという間に体が硬くなるのが分かりますね。胸を前に出すストレッチをしようとしても、逆に引っ張られる感覚が出てきてしまうのは、こんな原因があるようです。
問題 | 小さな工夫 |
---|---|
胸が前に出ない | 壁の前に立って、胸だけを前に突き出す練習(1cmでもOK) |
肩が固い | バスタオルを丸めて肩甲骨の下に敷いて仰向けに寝る(胸を開く) |
前屈で膝裏が突っ張る | 座って膝を曲げて前屈。突っ張らない範囲で胸から前にスライド |
大切なのは、「柔軟=深く曲がること」ではなく、「正しい方向に動いていること」。曲がらなくても、方向性が正しければ柔軟性は必ずついてきます。
柔軟性は、「ある日突然劇的に柔らかくなる」のではなく、「昨日より1ミリ進んだかもしれない」を積み重ねる世界です。
たとえば:
こうした小さな実感は、実は上達の兆しです。
1日1分だけでOKな習慣として:
「胸を前に出して5秒キープ」→「背中を丸めて5秒」
これをゆっくり3回、呼吸を止めずにやるだけでも違います。
椅子に座っていてもできますし、身体の連動を感じる練習にもなります。
レッスンの合間、「背中を広げましょう」というフレーズもよく耳にします。
これは、簡単に言うと、「肩甲骨が内側に寄る」のではなく、左右に開いて広がり、背中の面積が大きく感じられる状態のことを言います。
これはただ力を抜くのではなく、
があるのが理想です。
これを毎日2セットやるだけでも、「背中が広がる感覚」を脳と身体にインプットできます。
など、イメージ言語で言われることが多いですが、どれも「肩甲骨の可動」「肋骨の動き」を意識させるものです。
意識する部位 | 目的・感覚 |
---|---|
肩甲骨の位置 | 上がらず、横に開く・下げる |
背中側の肋骨 | 呼吸で膨らませる |
脇〜背中のライン | “広がる面積”としての意識を持つ |
体の柔軟性が高まると代謝も良くなり、ダイエット効果も期待できるのだとか・・・。体重減少、というより、デトックスのイメージでしょうか。
年だから、と諦めず、チャレンジすると今まで使わなかったところの筋肉を感じられたり、じぶんを知ることができますね。
・・・今日はあまりに眠くてジムをサボってしまいましたが、また頑張ります。