✈️シリーズ第3回:乗り継ぎは“旅の山場” ― シドニーで冷や汗をかいた話

ひとり旅

旅のスリルは観光地だけにあらず。
今回は、帰国便で経験したシドニーでの乗り継ぎドタバタ劇から学んだことをお伝えします。


■自分で航空券を手配するときの落とし穴

スカイスキャナーなどで航空券を探していると、「乗り継ぎ1時間30分」などの表示がよくあります。
一見、コンパクトで効率的に思えるのですが――ここに落とし穴が。

乗り継ぎ空港が広い・複雑・国内線と国際線が別ターミナルだと、
「1時間30分」なんてまったく余裕がないのです。まさにわたしがそうでした・・・・。


■シドニーでの現実

今回の帰国便、私はメルボルン→シドニー→羽田というルートでした。
メルボルンからの国内線でシドニーのターミナル3に到着後、国際線ターミナル(ターミナル1)へバスで移動
そこから再チェックイン、セキュリティチェック、出国審査…。

これに関しては事前に十分予習をしていましたし、何なら行きに逆ルートを経験済みだったのですが・・・。

行きは時間に余裕があったためそんなに心配はいらずスムーズに案内板に沿って進めばよかったのです。

問題は帰りでした。

乗り継ぎ時間は2時間程度あったのですが、まず、国内線から国際線へのトランジットの入り口がわかりません。看板は出ているので、それを頼りに行きます。どうもここだろう、という場所にカンタス空港のカウンターがあったので係の方にたどたどしい英語で聞きました。「私はターミナル1に行きたいです」すると、横のゲートを指し示します。どうやらそのゲートからバスに乗るようです。

しばらく待機しているとゲートが開き誘導されました。地上へのスロープを降りるとバス乗り場が出てきて一安心。

しかし。なかなかバスは発車しません。

どういうタイミングで発車するのかわからず、アナウンスもなく・・・。時計を見て、血の気が引きました。
「これ、間に合うの?!」自分ではどうしようもないので、「まにあう、だいじょうぶ、だいじょうぶ・・・」と心でとなえているのみでした。

何とか発車した時は国際線の搭乗時刻に10分もなかったと思います

それから、国際線ターミナルにつき、急いで電光掲示板で搭乗する飛行機のゲートを確認。

その前に保安検査と出国審査が待っています。保安検査ではリュックを開けられ、中の水を没収されました。。。。

この日はそこまで混雑していなかったので何とか審査もスムーズに通過できました。eゲートというものです。出国のスタンプもなし、係員に言えば押してくれたかもしれませんが入国の時も押さなかったし今回はあきらめました。

おっと。大事なことを忘れていました。スーツケースの件です。

メルボルンで国内線に乗る際、羽田まで行くことを確認され、2つのタグをつけられました。それでも心配で、係の方に翻訳機能を使い「シドニーで荷物をピックアップしなくていいですか?」と念押しし、「NO」と、ちょっと失笑気味に言われましたが、ここは大事なことなのでがまんがまん。

なので、シドニー国際線では荷物の預け入れの手間は不要だったのです。

ゲートにたどり着き、搭乗開始になったのは、5分後くらいでしょうか・・・

カンタス空港のラウンジがつかえた「はず」ですが、遠くて、しかも時間もなかったので、今回は使えませんでした。飲食したいわけではなかったですが、見学しそこなったという感じです。

せっかく帰りの便はビジネスクラスにアップグレード当選していたのに、
優雅にラウンジでシャンパンを…なんて夢のまた夢。
ゲートに直行、心臓バクバク。
間に合ったのが奇跡のような、冷や汗ものの乗り継ぎでした。


■ここから学んだこと

🕐 1. 乗り継ぎ時間は「最低3時間」が安心

どんなに航空会社が「最低乗り継ぎ時間1時間半でOK」と表示していても、
実際には2時間半〜3時間ある便を選ぶのが安全です。

特に中高年の旅では、

  • 移動スピードが若い頃より落ちる
  • トイレや案内確認などに時間がかかる
  • 突発的な遅延やゲート変更に備えたい
    などを考慮すると、**“余裕こそ安心”**です。

🧭 2. 乗り継ぎ空港の構造を事前にチェック

Googleマップで「Sydney Airport Terminal Map」と検索すると、
ターミナル間移動のルート(バス or 徒歩 or 無料シャトル)が見られます。
YouTubeにも「ターミナル移動実録」動画があるので、見ておくと当日の動きがスムーズです。


🍷 3. ビジネスクラスやラウンジ利用を予定しているなら「乗り継ぎ余裕」が命

「ビジネスにしたのに、ラウンジに寄れなかった」――これは本当にもったいない。
ビジネスの快適さはフライト中だけでなく、**搭乗前の“静かな時間”**にもあります。
ラウンジで食事やシャワー、ゆっくり本を読む時間。
この“余白”が旅の記憶をぐっと豊かにしてくれます。


■まとめ:乗り継ぎ時間=安心の保険料

  • 航空券検索時は「移動・入国審査・再チェックイン」を頭に入れる
  • 短い乗り継ぎは安く見えるけれど、代償は大きい
  • “3時間の余裕”は、焦らない旅への投資

🛫 余談:焦っても、なんとかなる

今回も結局、間に合いました。
でも、ゲートで息を切らしながら「これが最後の搭乗客です」と言われたときのあの冷や汗…。
旅慣れているようで、まだまだ修行中です。

次に海外へ行くときは、
「乗り継ぎの時間も旅の一部」として、
余裕を楽しむくらいの気持ちで臨みたいと思います。


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