1. イスタンブールでの両替体験:空港での流れ
今回は、ツアーでガイドがついているので、両替はそのガイドの案内に従って行いました。空港のエントランスには数店銀行があったのですが、その日は一番端の銀行でするように連れていかれました。
朝早いので他の客はおらず、私たちのグループが順番に対応してもらうことになります。
2. いくら両替すればいい?適切な金額の目安
さて、いくら両替すべきか悩むところですが、今回はほとんど食事がついているし、自由行動はほとんどありません。なので、最小限にしておこうと思いました。お土産もそんなに買うつもりもありません。
周りの人の様子を見ていると大体一人20,000円くらいのようでしたので、私も20,000円にしておきました。
旅行者から事前にいただいた「旅のしおり」や情報には、だいたい目安として2,000円/日×日数分と記載がありました。これは、今考えると、食事の際の飲み物代くらいの価格でした。
さて、両替でトルコリラを受け取ると、なんだか紙に書いてある金額ともらった金額が合いません。
ガイドさんにその旨伝えると、「端数は書いてあるけど渡さない」というような意味のことを言っていましたが、結局、コインをくれて「実際に書いてある金額より多く渡したましたよ」と言われました。
ちょっと言っている意味がわからなかったのですが、まあ損はしなかったようです。
観光の際にどれくらい現金が必要かは人それぞれです。旅程の途中で追加の両替をしておられるご夫婦もあったので、一概にはいえないです。
3. カード vs. 現金:どちらが便利?
イスタンブールではカードが一般的に使えることが多いのですが、今回、現金がどうしても必要だったのは、食事の度の飲み物代でした。
飲み物一杯は300円から1000円程度ですが、毎回毎回となると意外とかかるな、と思いました。
また、イスタンブールのグランドバザールでは、カードではなく現金を使うようにガイドに強く注意されました。
4. 両替のポイント:手数料やレートに注意
空港での両替レートが観光地の両替所と比べてどうか、気になるところですね。一日一日為替レートが変動するので、なんともいえませんが、トルコリラよりも米ドルや日本円が歓迎されるお店もたくさんありましたし、私は正直、初日に空港で両替して以来やっていないので何とも言えません。ただ、町中に銀行のATMをよく見かけました。クレカでのキャッシングという方法もあるようですから、あまりトルコリラを多くもたなくてもいいかもしれません。
5. 少額両替のメリットとデメリット
少額を両替する場合のメリットは不要な現金を持たない、カード利用が可能な場面が多いことなどですがデメリットもあります。急な現金の出費が必要になった場合に不足する可能性です。自分の旅のスタイルに合わせて計画的に資金管理をされるとよいと思います。くれぐれも両替しすぎないように…。あらかじめ、日本で大体の経費やお土産の価格をしらべておくのがよいかもしれません。
6. 両替の際の注意点:トルコリラと日本円の管理
両替したトルコリラや日本円の管理に関する注意点について書きます。とにかくささっと出しやすいようにしましょう。私は。ちょうどお札がぴったり入るような、100均で購入した塩ビのチャック付きケースを財布として2つ用意し、一つは日本円用、一つはトルコリラ用に使いました。お財布はどうしても出し入れが時間がかかるので、斜め掛けポシェットに先ほどの札入れを、さらに合わせてA5くらいのチャック付き塩ビの小物入れに入れて、必要に応じて出し入れしていました。コインをもらうような場面はほとんどなかったです。
トルコは比較的治安がいいところですが、それでも観光客目当てのスリが多い地帯ではガイドさんも注意喚起をされました。スリ対策で体の前にカバンをかけて移動しました。
後、ガイドさんが注意されたのは「おつりがないようにお金を渡す。どうしてもおつりをもらうときにはおつりを用意してもらってからお金を渡す」ということでした。
ごまかされるというよりはたくさん旅行者がいて忘れてしまうこともあるそうです。
また、店員がたくさんいる飲食店での支払いでは、複数の人が回ってきて、何度も飲み物代を請求されることが実際ありました。
故意なのかわからないのか不明ですが、真顔で「(代金を)もらっていない」などと言われるので、どの人に渡したかこちらもきちんと覚えておくことがトラブル防止には必要です。
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