また行きたいと思わせてくれる街
私はどちらかというと1つのところを気に入るというよりは様々なところを見てみたいと思って旅の行き先を決めるタイプ。とはいえ、これまでの海外旅行では、台湾、グアム、韓国など、何度か訪れた場所はありますが、まさかマカオを再度訪れるとは思いませんでした。さて、なぜ今回はマカオを選んだのでしょうか?私が感じた魅力と、どこが良かったのかをまとめてみます。
1. 同行者に見せたかったマカオの魅力
今回は特別に同行者に見せたい場所がいくつかありました。まず、マカオの独特な雰囲気。カジノの煌びやかさや、旧市街の歴史的な風情。これらを一緒に楽しみたかったから、再訪を決めました。日本にもテーマパークはあり、非日常感を味わうために私たち家族も行きますが、マカオはスケールが違いました。私が「この景色を他の人にも見せたい」と思ったのはこれまでの人生でも数少ないことでした。
2. カジノの楽しさ、そして見せたいという思い
マカオと言えば、カジノですよね。今回はカジノでの体験をそれなりに楽しみました。やり方はいまだによくわかりませんが、とにかくマカオのカジノは敷居が低いという印象を受けました。日本で言ったら、パチンコ店のスロットルのようなものも設置してあり、運が良ければ小さな楽しみも!同行者にもその魅力を感じてもらいたくて、賑やかなカジノの雰囲気を一緒に楽しみました。本当はカジノ台で体験するのが本筋でしょうが、それはさすがにルールなどをキチンとおぼえてからにしたいです。簡単なゲームもあるようですから、体験としては楽しいかもですね。ただし、ドブらないように、十分金銭感覚には気をつけましょう・・・。
3. 食べ物のリベンジ
前回のマカオ旅行で食べ損ねたもの、または物足りなかった料理を今回はリベンジ!前回は、ホテルで自販機のカップ麺を食べる、など、歩き疲れて食がおろそかになってしまいました。それで、今回は特に、ポルトガル料理や屋台の食べ物はチャレンジしようと思っていました。
動画で予習して地元の人におすすめを聞いて地図に保存しておいたり、夜市で食べ歩きしたり、食の楽しみも大きなポイントでした。食って本当に好みですから一概には言えませんが、現地の方が食べておられるお店に入るだけでも楽しい体験ですね。
4. 世界遺産を巡って、新たな発見
今回のマカオ旅行では、前回行けなかった「マカオの世界遺産」にも足を運びました。聖ポール天主堂跡やセナド広場はマストですが、それ以外に、最初は大して関心のなかった「鄭家屋敷」などがとてもすばらしかったことや聖ヨセフ聖堂が荘厳だったことなど、現地の生活の一部となっている街並みを散策しながら歴史を感じることができました。今回これらの世界遺産に行く気になったのは、やはり動画を予習していったからで、旅行がより深いものになりました。また、ガイドブックには結構きちんとそれらの定番スポットの情報や回り方が載っていたりするので、あらかじめざっと目を通していくと効率もよかったです。
5. 街の様子を客観的に観察できた
再訪したことで、以前の旅行では見逃していた街の風景を客観的に観察することができました。マカオの街並みは、モダンなカジノリゾートと、古き良き街並みが共存しており、その融合がとてもユニークでした。特に、路地裏のカフェや地元のマーケットなど、観光地とはまた違ったマカオの一面を見ることができました。
6. ローカルの生活を少し垣間見た
マカオのローカルな生活にも触れたくて、観光地を少し外れた場所を歩いてみました。地元の人々の生活風景や、街の中で見かける小さな店舗、手作りのグッズなど、観光地にはないリアルなマカオを感じることができました。こういったローカルな魅力を発見できたのも、再訪ならではの楽しみでした。ちょうど週末だったこともあり、夜市を垣間見ることもできたし、市場に行くことも出来ました。大体の土地勘ができていたので、バスで迷ってしまってもあわてることなく、ホテルにたどりつけたのも再訪のメリットです。
そして、この町は高齢者がたくさん目につきました。マカオの高齢化率は増加しているとのことで、小さいエリアですから旅行者でも居住区とエンタメ区の両方を垣間見ることができ、日本のシニアカーなども普通に見かけました。
7. ホテルの進化とLRTの便利さ
2回目の訪問で気づいたことの一つは、ホテルの進化です。以前泊まったホテルも素敵だったけれど、今回はあえて定番の施設と動画で紹介されていたホテルに泊まりました。マカオのホテルは本当に素晴らしいところが多く、リゾート気分を存分に味わえました。また、星だけにこだわらず口コミなども参考にしました。
また、マカオのLRT(ライトレール)は、前回乗った時には少し手間取った部分もありましたが、今回はそれをスムーズに体験できました。新線が出来ていてさらに便利になっていますし、どのホテルと駅が近いかなどもどんどんわかってきました。グーグルマップには反映していないので、実際行ってみてその便利さがわかり、観光客としては嬉しいポイントです。
8. 経路変更と悩みの多さ
実は、マカオに行く際に悩んだことがいくつかありました。特に、復路の経路。往路は経由便にしましたが、今回、復路は直行便に変更しました。経由地での滞在時間の問題です。
その往路もあと3時間ほど遅い時間でも日本に帰れるのですが、そこは空港からとおい田舎住みのデメリット。やはり空港から帰宅までの時間を考えると、もっと滞在時間を増やしたい気持ちは断ち切りました。そんなに海外旅行に行っていない私でも飛行機のディレイ(遅延)は何回も経験しており、そのために最終電車が間に合わなかったということもありました。今回も帰りの便の乗り継ぎ時間や鉄道での移動を考えると、贅沢は言えなかった…。そう考えると、現地での滞在時間はとっても貴重ですし、何をしたいかきちんと考えていった方がいいですね。
9. まとめ—私が感じたマカオの魅力とは?
結局、マカオのどこが良かったのか。私が感じた魅力は、やっぱり「新旧が融合した街並み」と「エンタメ性」の高さです。カジノやリゾートホテルの豪華さ、歴史的な街並み、そして食文化。これらを一度に楽しめるのは、マカオならではの魅力だと思います。
あえていうなら、豪華な5つ星ホテルはもういいかな・・・。ホテルステイを楽しみたいわけじゃない、とやっとわかりましたから。スイートルームは第一印象は「わー!!」って感動しますが、実際、寝るだけに戻る感じでしたし・・・・。そう言った意味ではマカオのコタイ地区に手ごろなホテルがあったらいいなあ・・・。どなたかおしえていただけないかしら・・・。
これからマカオに行こうとしている皆さん、どんな旅をしたいですか?どこでリラックスし、どんな体験をしたいのか、考えてみてくださいね。私のように再訪を決める人も、きっと次の訪問では違った発見が待っているはずです。