1. いよいよ新メンバー発表まで1週間

ついに、Timelesz Projectが新メンバー決定の発表をするまでにあと1週間を切りました。私は、現在視聴できる最後の動画をつい最近観終わりました。感情が込み上げてきて、少しウルウルしている自分がいます。ここまできたオーディション、ずっとYouTubeという、ちょっと特別な場所で繰り広げられていましたが、いよいよ地上波でニュースとして放送されたことで、これまでの「特別な場所」が一気に「誰でも見られるもの」になった感覚です。

2. 「自分だけの楽しみ」が手を離れる感覚

YouTubeという、まだ閉じた空間での楽しみは、勝手に「自分たちだけの特別な空間」という錯覚を持っていました。それが、今や多くの人々の目に触れ、特別ではなくなった。誰でも見られるとは言え、あの時は「自分たちだけが知っている」特別感で楽しんでいたような気がしています。その楽しみが広がっていく感覚、それは、うれしいというよりは、手から離れていくような寂しさを感じさせました。

3. 最初の「共有したい」気持ちと今の違和感

 オーディションが進む過程では、毎回わくわくして視聴しており、「この気持ち、誰かとシェアしたい!」と思って、定期的に公式から出てくる動画の「派生動画チャンネル」も観てシェアしていたのに、今こうして大きなメディアに取り上げられることで、自分の楽しみがさらにたくさんの人と共有されることに、何とも言えない不思議な違和感を覚え始めました。「独占願望」のようなものでしょうか・・・。それほど、夢中になっていたんだな、と我ながらあきれる気持ちでもあります・・・。それでもやっぱり、いわゆる世間がさらに興味を持ってくれるのは嬉しですし、複雑な気持ちですね。

4. 「結果よりも過程」に心を奪われた

 正直、新メンバーの発表の瞬間を「待ち遠しくて仕方がない」と感じているかといえば、そうでもありません。というのも、私にとって最も面白かったのはオーディションの過程そのものであり、その魅力に引き込まれて視聴を続けてきたからです。

候補生たちの成長や、まるでドラマのような展開に深く感動し、夢中になりました。最終的に新メンバーが決定しても、それまでの過程のほうが心に強く残っており、しばらくはその余韻のほうが勝るように思います。

5. 新体制への不安と「カラの巣症候群」

グループの新体制が始まるということは、もちろん素晴らしいことです。しかし、その一方で、心のどこかに「その後、自分はいったいどうなるんだろう?」という漠然とした不安が拭えません。長く見続けたオーディションの終焉を迎えることで、まるで「カラの巣症候群」のような空虚感が押し寄せてくるのではないかという懸念もあります。

このプロジェクトに深く没入し、候補生たちの成長を見届けてきたからこそ、終わりが近づくにつれて感じる戸惑いもひとしおです。

6. 「既存グループによる仲間探し」の特殊性と期待

さて、冷静に考えてみると、新メンバーの加入によってグループはさらなる成長を遂げていくことでしょう。それ自体は素晴らしいことですが、改めて俯瞰すると、既存メンバーが新しい仲間を探し、そして共に再始動するという、極めて特殊な状況であることに気づきます。このプロセス自体がすでに激動であり、まさに新たな時代の幕開けを象徴しているように感じます。

30代に差し掛かる既存メンバーが新たなアイドル道を突き進む姿は、これまで数多くのアイドルグループを見てきた私にとっても、これまでにない非常にユニークなエンターテインメントです。アイドルとしての成長を、年齢を重ねながらも続けていくその姿は、まさにこれからのエンタメの新しい形を提示しているのではないでしょうか。どんな進化を遂げていくのか想像するだけで、ますます期待が膨らんでいきます。

7. 現実味を増す候補生たちの世界

 最新のオーディション動画「タイムレス project」を観た際、ある決定的なシーンに衝撃を受けました。事務所の大先輩であり、日本のスーパースターとも言える木村拓哉氏が登場した瞬間、まるでこのプロジェクトの出口が目前に迫っていることを暗示するかのような演出に息を呑みました。

これまでも数々の先輩たちが登場してきましたが、今回のシーンには、これまでとは異なる重みとリアリティがありました。「いよいよ本当に始まるんだな」という感覚が、これほどまでに鮮明に胸に迫ったことはありません。まるで霧の中にぼんやりと存在していた夢が、現実の世界へと引き寄せられたような感覚。2.5次元から3次元へとシフトするような、圧倒的なリアリティを突きつけられた瞬間でした。

さらに、それを決定づけるように描かれたのが、木村拓哉氏が差し入れたお弁当を候補生や既存メンバーが囲むシーンでした。芸能界において「差し入れ」は日常的な光景かもしれませんが、彼らにとっては特別な意味を持つものでした。その生々しさが、彼らが本当に芸能界というフィールドに足を踏み入れたことを強く実感させたのです。

これまで「画面の中の存在」だった候補生たちが、これから本当に歌番組やドラマに出演し、名だたる芸能人たちと肩を並べることになる——その未来が、ぐっと手の届く距離に感じられました。このプロジェクトは単なる夢物語ではなく、すでにアイドル人生の本格的なスタートが目前なのだという現実を、ひしひしと突きつけられたのです。

視聴するわたしたちに、「ついてこい」「アクセルを吹かせ」——そんなメッセージが、画面越しに伝わってくるような圧巻の展開でした。

8. 未来への不安と期待

 新メンバー加入はゴールではなく、むしろ新たなスタート地点です。

長きにわたる青春群像劇が幕を下ろすことに、言いようのない寂しさを感じる一方で、その先に広がる新たな展開を見届けたいという思いもあります。終わりを迎えることによる喪失感と、新たな道を歩み出す彼らを応援したい気持ちが入り混じり、複雑な感情が渦巻いています。しかし、こんなにも心を揺さぶられる時間を与えてくれた関係者の皆さんには、心からの感謝を伝えたいです。

これから始まる物語が、どのように進んでいくのか——その一歩一歩を、これからも見守り続けたいと思います。