小松菜の切りくずを窓辺で再生させて再び葉っぱを収穫したいと思います。

 まず、買ってきた小松菜を根元から4cmのところをざっくり と切り落とします 。

 葉っぱの部分はいつものように 炒め物やごまあえにしていただきました。 切った根元がちょうど入るくらいの大きさの 容器を用意します。私は空のお豆腐のパック があったのでこれを利用しました。切った小松菜の根元を並べて入れます。 そこへ根元が浸るくらいのお水を入れたら 準備完了です 。

3日後に変化が・・・。

 

 キッチンの窓辺に置いて毎日お水を取り替えながら様子を見守ります。

 3日後に、 中央にあった小さい葉っぱが出てこようとして 茎がちょっと広がってきました。

  8日後葉っぱが出てきました周りの茎は 徐々に枯れて取れていきます。

 根っこはまだ入ってくる様子はありません。 こうして毎日お水を変えて 可愛い葉っぱが育ってくると 癒されますしだんだん愛おしくなってき ます。

  9日後の4月1日 葉っぱがざわざわしてきます。生命力の凄さを 感じますよね。

根っこが見えたら植え替えを

  根っこが出たのでそろそろ植え替えをし たいと思います。

  用意をしたのはトマト缶サイズの缶詰容器 と215mlサイズのプラカップ2個、それと ハイドロボール、ペットボトルです。あと、これからは、液体肥料で育てるので 規定の量に薄めた液肥も用意します。私は 微粉ハイポネックスを使っています。

では作業をしていきたいと思います。3株分の作業をします。

 まず プラカップの底に穴を開けていきます。 キリを使って開けます。キリは先端 をライターなどで熱してからにすればうまくいきます。ダイソーで 500円ぐらいで売っている半田こてを使っても穴が開けられます。 側面の下の方にも数カ所穴を開けておき ます

 もう一つのプラカップは加工を変えてみ ました。底の部分から側面にかけて 縦に切り込みを入れてみますどちらも成長 に差はありませんでした。

 ハイドロボールが小粒タイプなので プラカップの底に適当な大きさにカットし た水切りネットを引いてみました、これは なくても大丈夫です。 ここにハイドロボールを入れていきます 。

ある程度入れたら小松菜を1株ずつ入れます。外側の茎はまだしっかりついていたの でそのままにしました。根っこを切らないように注意をしながら プラカップに入れたら再びハイドロボール を入れます。

 竹串で優しくつついてあげるとしっかり 固定しやすいです。ハイドロボールへ植え付けができたら 空き缶にセットをしていきます

  最後に液肥を注ぎます。 入れた量は適当なんですけれども プラカップが1/4 程度浸かっていれば良いと思います 。 残り1株はペットボトルで育ててみます。 はじめにペットボトルの上部をカッターで 切断します。ペットボトルをカッターで切断する時は 一気に刃を入れようとはしないで少しずつ 線を引くような感じでですねなんとかなぞっていくと 徐々にカッターの刃が入って 切断ができます。最後は無理をしないでハサミで切っていき ます。

 切断をした上部の方の切り口にはテープを 巻き付けます。私はダイソーのマスキング テープを使っています。そこへまた水切りネットの切れ端を引いて ハイドロボールを入れていきます。

小松菜も入れて植えていきます、ペットボトルの下の部分に液体肥料を入れ て上部をセットします、ペットボトルの方も植え付け完了です。

ただこのままですと日に当たって緑の藻が 発生してしまうのでカバーをつけたいと 思います。

用意をしたのは牛乳パックです 上の部分を開いて内側に 折りたたんでいきます。 この中へペットボトルを入れて 完成です。 液肥を継ぎ足しながら 成長を見守ります 。缶詰の方はキッチンの窓辺に置きました 缶なので水温が上がりにくい場所が良いと思います。

  ペットボトルの方はリビングの南向きの 窓際におきました。

10日後には葉っぱが伸びて

  それから10日後葉っぱが増えて伸びてい ます。 キッチンでも育っている小松菜と並べてみ ました 缶詰上の子たちもペットボトルほどでは ありませんけれども大きくなっています 。

  ペットボトルの方はカバーから出すと 根っこの様子も観察できて 楽しいです。

再生栽培開始から28日後

  再生栽培開始から28日後収穫をしてみることにしました。

  一度に全て刈り取らないで外側の葉っぱ から切り取っていきます。

 中央の小さな 葉っぱは残しておくと大きくなってまた そこから増えていきます。

  続いて 缶詰の方を収穫します、

  元の量には程遠いんですけれども3株とも成長しました。 ハムと一緒に炒め物にしたら 美味しかったです。

花を咲かせて・・・

 それから8日後、無事収穫して安心していたらいつのまにか気温 が上がったので、虫が寄ってきて花を咲かせて種を残そうと いう 植物の反応が見られました。缶詰の方も 虫が集まっています。   

 そうこうして2回目の収穫ができるものもありました。葉っぱの色が濃くて硬めですけれども食べ られそうです。全部 合わせると結構量がありますこちらも 美味しくいただきました

 再生開始から52日後の5月中旬、残していた缶詰の茎が伸びて小さいお花も咲いてい ます。

  茎を切ってしまった方は白く枯れてきて しまいました 。伸びていた茎も切って 夕飯のおかずに添えました。

ここで 終了です。

植物の生命力を感じますね。

あとは、しばらく グリーンとして楽しませていただきました。

まとめ

うまくいっても行かなくても生命力の感じられる楽しさを味わいました。再生栽培をしていなくても捨てるものなので、失敗してもそんなに苦ではないし、グリーンとして楽しむこともできる。

途中で水が腐ってしまうという失敗もありますので、臨機応変に楽しみましょう