こんにちは!60代で初めての上海一人旅に出かける私です。
前回の中国旅行では、厳格なビザの写真撮影に臨み、アリペイやウィチャットを使えるように準備万端で臨んだものの、まさかのトラブル。どちらのアプリも使えず、非常にショックでした…。今回はその経験を踏まえて、もう一度アリペイの設定をし、カード会社への連絡も済ませました。
アリペイの設定方法:60代女性の初めてでも安心のステップ
前回の旅行でアリペイを使えなかった経験を踏まえ、今回は事前にしっかりとアリペイの設定をしておきました。アリペイは中国では非常に便利な決済アプリなので、しっかりと準備しておくことをおすすめします。ここでは、アリペイの設定方法を順を追って説明します。
1. アリペイアプリをダウンロード
まず、スマホにアリペイアプリをインストールします。アプリは「App Store」や「Google Play」から無料でダウンロードできます。検索窓に「Alipay」と入力して、公式アプリをダウンロードしましょう。
2. アリペイアカウントを作成
アプリを開くと、アカウント作成画面が表示されます。初めての方は「新規登録」を選びます。中国国内の電話番号を入力する必要がある場合がありますが、外国人でも登録できるように、日本の電話番号でも設定可能です。
- 電話番号を入力
- 確認コードがSMSで届くので、それを入力
- パスワードを設定(英数字を含む強固なものを選びましょう)
これでアカウントが作成されました。
3. 身分証明書を登録
アリペイは身分証明書を登録する必要があります。これにより、アリペイの利用限度額が引き上げられるとともに、安全に使用できます。設定画面で「身分証明書」を選び、次の手順を行います。
- パスポートの写真を撮影してアップロード
- 顔認証を行う(顔をカメラに向けて指示に従ってください)
これで身分証明書登録が完了します。中国国内で使う際は、ここまで設定しておくとスムーズです。
4. クレジットカードやデビットカードを登録
アリペイの最も重要なステップは、支払い方法の設定です。クレジットカードやデビットカードを登録することで、アリペイで買い物や交通機関の支払いが可能になります。設定方法は以下の通りです。
- アリペイのメイン画面で「ウォレット」をタップ
- 「カードの追加」ボタンを選択
- カード番号、カード名義、有効期限などを入力
- セキュリティコードを入力(カード裏面に記載)
カード情報を入力したら、アリペイが送信する確認コードを入力して、カード登録は完了です。
5. セキュリティ設定を確認
アリペイは、セキュリティがしっかりしているため、指紋認証や顔認証での決済が可能です。これらの設定をしておくと、さらに安心して利用できます。
- アリペイの「設定」画面を開く
- 「セキュリティ設定」を選び、「指紋認証」や「顔認証」をオンにする
- 必要に応じて、決済時の「パスワード認証」も設定します
これでアリペイの設定は完了です。
アリペイ設定後の確認と実際の利用
アリペイの設定を終えたら、実際に上海で使う前に、テスト決済をしてみることをおすすめします。例えば、アリペイ対応のオンラインショップで少額の購入をして、無事に決済できるか確認してみましょう。
また、アリペイは支払い時にQRコードをスキャンして支払うスタイルが一般的なので、アリペイ対応の店舗でスムーズに決済できるか、事前にアプリの操作に慣れておくと安心です。
アリペイを事前に日本で試すことはできる?
実は、アリペイは日本でも事前に使うことができるんです!特に、旅行前に「どんな感じで決済ができるのか」を体験しておくと、現地での不安も減ります。以下に、日本でアリペイを試す方法を紹介します。
1. 日本国内でのアリペイ利用可能店を確認
アリペイは日本国内でも、対応している店舗や施設が増えてきています。大都市の一部の商業施設や観光地、さらには一部の飲食店やカフェでもアリペイを利用できます。アリペイの公式サイトやアプリ内で、対応店舗を確認することができます。
日本国内で試せる店舗であれば、アリペイのQRコード決済を体験してみることができます。事前に実際に決済してみることで、アプリの使い方や操作感に慣れることができます。
2. アリペイの日本語対応オンラインショップで購入
アリペイは日本のオンラインショップでも利用できる場合があります。日本国内の一部のECサイトでは、アリペイでの支払いが可能です。例えば、中国の商品を扱っている通販サイトや、一部のアジア系の商品を販売するサイトでは、アリペイ決済を導入しています。
アリペイでの購入を試すことで、実際の支払い方法を体験し、現地での使用時に安心感が得られます。
3. アリペイの「海外専用」機能を確認
アリペイの一部機能は「海外専用」で、事前に日本国内で利用できる機能もあります。例えば、アリペイ内で「海外旅行向けの便利な情報」や「利用店舗マップ」などのサービスを確認できます。これを使って、上海で利用できる場所を事前に把握しておくと便利です。
4. 中国語の習得が不安な場合
アリペイは基本的に中国語または日本語(設定次第)で利用可能ですが、旅行前にアプリを日本語に設定しておけば、インターフェースも理解しやすくなります。アリペイの言語設定は簡単に変更できるので、旅行前に日本語にしておくと、上海に到着した後もスムーズに利用できます。
アリペイを日本で使える場所(例)
1. 大型ショッピングモール
- 銀座の松坂屋(東京):松坂屋銀座店など、銀座エリアのショッピングモールでアリペイ対応の店舗が増えてきています。
- 渋谷ヒカリエ(東京):一部の店舗でアリペイを使った決済が可能です。
2. 飲食店
- スターバックス(日本国内の一部店舗):アリペイに対応しているスターバックスもあります。特に都市部では、アリペイの決済オプションを選べる店舗があります。
- 餃子の王将(全国):餃子の王将など、アリペイを導入しているチェーンの飲食店もあります。
3. 観光地・観光施設
- 浅草寺周辺の土産店(東京):浅草の観光地周辺の店舗では、外国人観光客向けにアリペイが使える場所があります。お土産屋さんなどで、QRコード決済を利用できます。
- 京都の清水寺周辺:京都観光の定番エリアでは、観光地向けにアリペイを受け付けている店舗が増えてきています。
4. コンビニ
- ローソン(全国):ローソンの一部店舗では、アリペイを使って支払いが可能です。これも都市部や観光地周辺で特に多く見られます。
5. オンラインショップ
- AliExpress(アリエクスプレス):中国の商品を扱う海外通販サイトで、アリペイを使用して購入することができます。特にアジア系の商品を購入する際に便利です。
- 楽天市場:一部の商品や店舗でアリペイが導入されています。これを利用して、日本国内でもアリペイでの支払いを体験できます。
6. 空港の免税店
- 成田空港、羽田空港(東京):空港内の免税店や土産物店では、アリペイが導入されていることがあります。これらの空港では外国からの旅行者向けに、アリペイを使える店舗が増えています。
クレジットカード会社にセキュリティ緩和をお願いする方法
前回、アリペイとウィチャットを使おうとしたものの、どちらも「使えません」の一言。中国では、決済アプリが非常に重要なため、これが使えないと、交通機関やお店で困ることが多いと感じました。今回はその失敗を繰り返さないために、再度アリペイを設定し、カード会社にも事前にセキュリティの緩和をお願いしました。
私が所有しているクレジットカードの会社では、チャットでの相談が可能だったので、「中国でアリペイを使いたいので、セキュリティがかからないようにしてほしい」とメッセージを送りました。すると、オペレーターから「電話で対応させていただきます」と返事があり、指定された番号に電話をかけました。
電話では、担当者から個人情報を確認された後、セキュリティ緩和に関する手続きを進めてもらえました。渡航期間、使用予定の金額、現地での連絡先なども聞かれましたが、想定も含め回答して大丈夫です。
不正利用のリスクと注意点
もちろん、セキュリティを緩和することには不安もあります。過去に国内でカードの不正利用に遭ったことがあるため、そのリスクを考えると少し心配です。しかし、今回は一人旅で、もし決済ができなければ本当に困ってしまいます。前回は同行者のカードで事足りたので大丈夫でしたが、今回は自分で何とかしなければなりません。
そのため、できる準備はしておきたかったのです。特にアリペイやウィチャットが使えないと、上海では本当に困る場面が多いので、心配な点もありますが、最終的には自分のためにしっかりと準備を整えました。
まとめ
今、上海に向けて着々と準備を進めていますが、最も心配なのは「アリペイとクレカの連携がうまくいくか」という点です。正直なところ、うまく使えるかどうか不安もありますが、必要な準備をしっかり整えたので、安心して旅を楽しめることを期待しています。
今回の旅行では、私自身の「挑戦」として、アリペイやウィチャットを使うという点が大きなテーマです。もし、同じように不安に思っている方がいれば、この準備過程を参考にしていただけたら嬉しいです。
次回のブログでは、上海での実際の体験をご紹介できることを楽しみにしています
