シェア自転車って中高年でも使える?私が今調べていること、まとめました

60代で初めての上海ひとり旅。街を歩くだけでもドキドキですが、最近ちょっと気になっているのが“シェア自転車”。乗れるの?無理?…と、いま準備中の私の頭の中はそんなことでいっぱいです。

見たことはある。でも乗ったことはない

パリでもグアムでも中国成都でも見かけたシェア自転車。特に中国ではとてもたくさんのシェア自転車が歩道の脇に並んでいる様子を目の当たりにしました。歩くのがしんどくて横目で見ていたのも事実です。

しかーし。

「中高年の私に使いこなせる?」
「海外でうまく操作できる?」

──という疑問がふつふつと。

この記事は、**まだ上海に行っていない私が、旅の前に調べていることをそのまま共有する“予習ノート”**のようなものです。
もし、あなたもこれから上海へ行く予定があるなら、一緒にこの情報を参考にしてみませんか?


■ シェア自転車ってどう使うの?基本の仕組み

まず、基本的な使い方は以下の通りです:

  1. 専用アプリをスマホにダウンロード(代表的なのは「美団」や「哈啰出行」)
  2. アプリ内でクレジットカードやAlipayなどの支払い方法を登録
  3. 乗りたい自転車のQRコードをスマホでスキャン
  4. ロックが解除され、自転車に乗れる
  5. 用事が済んだら、決められたエリアに停めてロック
  6. 自動で支払いが完了、利用終了!

いわば、**「街のどこにでもあるレンタル自転車」です
1回あたりの料金も非常に安く、15分〜30分で1〜2元(約20〜40円)**とかなりリーズナブル


■ 代表的なアプリと登録方法

上海には色とりどりのシェアバイクがあります。ここでは、この街を支える人気の三つのシェアバイクブランドをご紹介します:

1. Hello Bike (哈啰单车) –空色のハローバイクはAliPayの一部なので、アプリを持っていれば、便利に使えそうです。

2. Meituan Bike (美团单车) –太陽のような黄色が特徴で、「小黄车」(小さな黄色い自転車)という愛称で呼ばれています。明るくて目立ち、巨大な美団エコシステムの一部です。

3. Qingju (青桔单车) –滴滴(DiDi)という配車サービスの大手企業傘下の洗練された緑青色のバイクです。こちらもアリペイのアプリの中に入っていました。

シェアバイクを利用するのにデポジットは必要ですか?

シェアバイクを利用するにはデポジットは入りません。QR決済ができればOK

→ やっぱり、アリペイは必須ですね・・・。

使い方について詳細な記事をみつけたので、あらためて記載させていただきます。

Q:自転車の使い方は?

A:1. アプリとバイクブランドを選ぶ:まず、乗りたいブランドのアプリをダウンロードします。例えば、哈啰出行(Hello Bike)、美団バイク(Meituan Bike)、または青桔バイク(Qingju)です。アプリは気軽に街を移動するための入り口のようです。ダウンロードが済んだら、支払い用の銀行カードをリンクさせてください。

2.バイクのロックを解除:ここが大事なところです。アプリを開き、自転車のQRコードをスキャンします。このQRコードは、「さあ、乗る準備ができたよ!」と言う秘密の合図のようなものです。自転車のロックが解除されば、自由に利用できます。

3. 支付宝(Alipay)か微信(WeChat)からアクセス:AlipayとWeChatの両方に、このバイク用のミニプログラムがあります。哈啰出行(Hello Bike)、美団バイク(Meituan)、青桔バイク(Qingju)の自転車を利用したい場合は、アリペイにアクセスするだけでOKです。アリペイは、もし中国語に自信がなくても心配いりません。最近、Alipayはページ内のテキストを翻訳してくれる機能も追加しました。また、微信は日常の連絡やスタンプだけではなく、美団バイク(Meituan)と青桔バイク(Qingju)へのアクセスも可能です。

Q:自転車の利用料金は?

A:1.通常、1回の乗車では、最初の15分は1.5元(約31円)、その後の15分ごとに1元(約20.5円)が課金されます。休日は、美团(Meituan)では最初の15分間が1.8元(約37円)になります。

2.各シェアバイクブランドは割引プランを提供しています。例えば、美团(Meituan)では7日間の無制限乗車パスをわずか6.48元(約133円)、30日間のパスを17.86元(約366円)で提供しています。

3.乗り終わったら、自転車は白い線で示された指定の公共駐輪エリアに置く必要があります。そうしなければ、プラットフォームから2元(約41円)から20元(約410円)の罰金が科されますので、ご注意ください。

Q: 自転車の利用が終わった後、どのようにロックして駐車すればいいですか?

A:上海のシェアバイクは進化し続けており、2種類のロック方法があります。ひとつは昔ながらの物理的なロックで、もうひとつは物理ロックをどこかに置き忘れてしまったような、スタイリッシュで現代的なモデルです。

ハイテクな自転車に乗る方には、便利な仕掛けがあります。それは「スプリットロック」と呼ばれるもので、従来のロックをかける必要はありません。スマートフォンをタップするだけで、自転車がロックされて料金が自動的に計算されます。

乗り終えたら後、アプリがロック画面を表示しますので、それをタップするだけで自転車がロックされ、料金が請求されます。

特に注意すべきのは、必ず指定された場所に自転車を駐輪することです。白いラインで示されたその場所は、自転車の駐車場です。このスポットを無視すると、罰金が課されますので、ご注意下さい。

Q: 問題のある自転車をアンロックしてしまった場合、どうすればいいですか?

A: 壊れた自転車に乗ってしまっても、慌てる必要はありません。支付宝(Alipay)の哈啰出行(Hello Bike)ミニプログラムを例にすると、QRコードでスキャンして壊れた自転車をアンロックしたアプリを開きます。アプリには「修理」セクションがあります。それを数回タップするだけで問題を報告できます。これによって次の利用者もスムーズに乗ることができます。

「修理」セクションに移動したら、故障している部分の写真を撮ってアプリを通じて送信します。これにより次の利用者が助かるだけでなく、自分のトラブルに関する料金も免除されます。問題を報告した後は、その自転車をきちんとロックしてください。そして、別の自転車をスキャンして、アンロックします。

もし、自分では解決できない問題に直面した場合、例えばアプリで「利用中」とか表示しているのに自転車がまだアンロックされていないという場合、心配しないでください。アプリ内のカスタマーサービスセクションに行き、遭遇している問題を選択してください。そうすれば、問題がすぐに解決され、不便を被った分の料金も請求されません。

現地であわてないように準備するとよいこと

中国のアプリはアップデートで画面が変わることもあるので、現地で焦らないためにもスクリーンショットで操作手順をメモしておくのがよさそうです。


■ 実際の交通事情は?初心者にやさしいの?

旅行者のブログや動画を拝見する限り、そこまで難しそうではないですが、もちろん注意すべき点はあります。

Q:他に注意すべきことは?

A:-交通法規を守る:すべての信号、標識、および規則に従ってください。これには赤信号で停止すること、歩行者に道を譲ること、一方通行の道路では正しい方向に走行することが含まれます。

指定レーンを走る:可能な限り、自転車専用レーンやサイクリストのために指定されたエリアを走行してください。歩道は主に歩行者用のため、歩道での走行は避けてください。

目立つようにする:明るい色や反射素材の衣類を着用し、特に薄暗い条件下では目立つようにしてください。

歩行者に注意する:特に混雑した場所や横断歩道に近づく際は、歩行者に気を配ってください。常に歩行者に譲り、通過する際には十分なスペースを確保してください。

-自転車のベルを使う:方向転換や停止の合図として、自転車のベルを使用します。

周囲に注意を払う:アスファルトの窪みや道路の障害物、車両などの危険に目を光らせます。乗車中にスマートフォンを使用するなど気を散らす行動は避けてください。

安全な距離を保つ:他のサイクリストや車両から安全な距離を保ちます。交通の中を縫うように走るのは避け、十分なスペースを確保してください。

予測可能な行動を取る:まっすぐに走り、急な動きや急な方向転換を避けます。これにより、他の道路利用者が自分の行動を予測しやすくなり、衝突のリスクが減ります。

開くドアに注意する:駐車中の車の近くを走る際は、突然ドアが開くことがあるので注意してください。事故を避けるために、自分と駐車中の車の間に十分なスペースを確保してください。


■ 中高年でもできる?ハードルを下げて考えてみる

「海外アプリを使って、自転車で街を走る」──
最初はちょっとドキドキしますよね。でも、

  • 現地の若者やお年寄りも日常的に使っている
  • 価格が安くて、気軽に「ちょっと試してみる」が可能
  • アプリは基本英語対応で、翻訳アプリと併用すれば対応できそう

ということを知って、
「これは“現地の空気に触れる手段”としても面白いのでは?」と思えてきました。


実際に使うかどうかはさておき、選択肢を増やしておくだけで旅の自由度はぐっと上がるはず。


■ 最後に:「チャレンジの一歩」を一緒に

シェアバイクを調べながら思ったのは、
「何歳からでも“初めて”のことにワクワクしていいんだな」ということ。

海外に行くことも、アプリを使うことも、知らない街を走ってみることも──
全部が“最初の一歩”。
中高年でも、好奇心とちょっとの勇気があれば、新しい経験はできる。

私も、旅先で実際に使ってみたら、また記事にしたいと思います。
まずは“予習”としてこの記事が、あなたの一歩の背中をそっと押すものになればうれしいです。

おまけ

参考にさせていただいた記事はこちらです。

このサイトにはたくさんの写真が掲載されていますが、それをみるかぎり、「ライトがついてる?ついてないよね」と思いました。海外ではありませんが、以前宮古島に観光で行った際、レンタサイクルで真っ暗な道を無灯火でヨロヨロ走っている二人連れを見たことがあります。とても危ないし、本人たちも不安だったのではないでしょうか・・・。

今はわかりませんが、昔、中国に行った際、結構街なかが暗かった覚えがあります。きっと、皆様視力がいいのではないでしょうか・・・。

中高年の私は、辺りが暗いと見えにくいです。その点も考慮して

  • レンタサイクルを利用するのは日中だけにして暗くなったら乗らない
  • 万が一に備えてライトを準備する
  • 明るい街並みを走るようにする  …などに気を付けたいと思います。