万博に捧げる2025

迷いに迷った結果――買ってしまいました、大阪・関西万博の通期券。

県外住まいの私にとって、大阪は決して近くはない場所。
最速電車に乗っても片道3時間近くかかるし、しかもすでに単発チケットを3枚買ってしまっていた私にとって、今さら通期券って……と、何度自問自答したことでしょう。

「お金はどうするの?」という現実

もちろん、交通費も含めると、相当な出費です。
それはもう、計算すればするほど「やめておいた方が…?」という声が心の中から聞こえてきます。

でも、その分、どこかを切り詰めるつもりです。
これまでなんとなく続けていたおやつ、外食、そして洋服の衝動買い
気づけば「たいして必要じゃなかったな」という出費も多かった。

それなら、今年はこの“体験”にお金を使おうと決めました。


「来年も、同じ気力があるとは限らない」

年齢を重ねてくると、ふと考えるようになります。
「これ、来年も同じ気力でできるかな?」と。

だからこそ、“今、行けるうちに行っておこう”という気持ちが強くなりました。
今までならアイドルのライブや夏フェス、海外旅行にあてていたような予算を、今年は**“万博”に充てる**ことに。

もし足りなければ、単発のバイトでもして補えばいい。
それくらいには、本気です。


家族には「あと5回は行く」と宣言しました

「そこまでして、なぜ万博に?」と聞かれます。
答えは簡単です。

この世界観が、好きなんです。

知らない国を旅しているような感覚。
これまで特に興味のなかったグルメに、もしかしたら目覚めるかもしれない。
そして何より、「ひとりだからこそ」味わえる自由と気軽さがある。

予約も取ってない状態で会場に向かうなんて、普通なら無謀かもしれないけど、
それを許してくれるのが、ひとり旅の特権でもあります。


「行くこと」そのものが、ちょっとした冒険

通期券を手にしたことで、「何度行けるか」ではなく、
「行くことそのもの」が楽しみになりました。

毎回同じ展示を見たっていいし、逆に行くたびに新しい何かを見つけてもいい。
大阪までの道のりすら、少しずつ「自分だけのルート」になっていく気がします。

これから13回の冒険。
“もったいないお化け”との共存もしながら、
中高年の万博通い、始めます。


とりあえず、直近の予定は・・・

朝4時台に自宅を出て、普通列車と地下鉄を乗り継ぎ、東ゲートをめざします。決心したのが直前だったので予約は何もとれていません・・・。しかも計算すると6時間くらい居れればいい方・・・。

でもいいんです。ためらいためらったけれど一歩踏み出せた自分がいとおしい?!

投稿者

案内人りく

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