スマホで読み取り、レジの時間短く
総合小売業のイオンリテール(千葉市)は、2024年7月に開業したショッピングセンター(SC)「そよら福井開発」(福井市西開発3)の核店舗となる「イオンスタイル福井開発」に、専用スマートフォンを使った独自の会計システム「レジゴー」を導入しています。
この「レジゴー」はレジでの待ち時間を短縮できるなどの利点があるようです。
レジゴーが使えるのは「イオンスタイル福井開発」1階の食品売り場。
買い物客が備え付けの専用スマートフォンなどで、買い物をしながら自分で商品のバーコードを読み取ると画面に商品名や価格、合計金額がその都度表示され、専用レジで会計ができます。
このシステムによって、レジでの待ち時間も削減され、買い物の途中でも合計金額が確認できたり、買い忘れを防止できたり、と人気のようです。
なお、支払い方法は電子マネー、クレジット決済だけではなく現金も選べるので便利です。
この店舗では専用スマホを56台を用意しており、個人のスマホにアプリをダウンロードしても使えるとのこと。
レジゴーとは…
イオンリテールは2020年3月から各地でレジゴーの導入を進めているようです。
【レジゴーの仕組み】
- 店舗入口付近で専用スマートフォンを貸し出す
- 商品のバーコードをスキャンする
- 専用レジで会計する
- 専用レジのゲートにスマートフォンをかざして会計完了
【レジゴーのメリット】
- レジ打ちの待ち時間がなくなる
- スマホ画面で購入商品を確認できるため、買い物忘れを防ぐことができる
- スマホを持っていない人でも、個人情報を登録することなく利用できる
【レジゴーの決済方法】クレジットカード、電子マネー「WAON、 現金。
【レジゴーの今後の展望】
- 顧客の購買履歴を分析して、仕入れやプロモーションを最適化
- レジゴー連用レジの入り口にゲートとカメラを設置し、AIでカゴの中身を見てスキャンした情報と結合する
- モバイルコマースやBOPISと融合して、オムニチャネル体験を構築する
オムニチャンネルとは…
オムニは「あらゆる、すべての」といった意味を持ち、ここで言う「チャネル」は、実店舗やECサイト、アプリ、カタログなど、顧客が商品やサービスの購買までに利用する販売経路を指します。
『デジタルマーケティングの教科書』を著した信州大学大学院准教授 牧田幸裕氏は、オムニチャネルを「企業が消費者と接するリアル店舗やECチャネルを統合し、チャネルをまたがった購買を可能にし、どのチャネルでも消費者に最適な購買体験を提供すること」だと定義しています。
まとめ
たまたま、目にした動画を元に流通の新しいシステムについて深堀してみました。
この「そよら福井開発」というお店が2024年7月13日にオープンする時、「ついにわが県がイオン空白県ではなくなった」と大いに話題になりました。この店舗の開店により、全国のイオン空白県はなくなったわけです。
1977年から2003年まであったショッピングセンター「ピア」の核テナントとして「ジャスコ」(現イオンリテール)がありましたが、閉店してしまい、以来、イオンの看板が県内に掲げられるのは21年ぶりとなりました。
私の行動範囲は、ちょっとこの店舗から離れているため、まだ行ったことはありませんが、だんだん世の中は進化しているので、ちょっと見学してこようかなと思っています。
おまけ
ところで、この店舗の愛称「そよら」って、なんだろう、と思っていたら、関西空港から大阪への帰り道の電車の窓から、同じ名前のお店を見つけました。全国にイオングループで6店舗この「そよら」を使っているようです。そよら、の意味は
そら、寄って、楽しんでって
ということだそうです。