予定を書き出して気づいた、ニューヨーク旅行で本当に必要だったこと

条件は変わっていないのに、迷いが消えなかった

ホテル選びを見直すことになったとき、
最初に思ったのは「条件は何も変わっていない」ということでした。

人数も日程も同じ。
キッチンがあれば便利だし、朝食付きは助かる。
この考え自体は、今も変わっていません。

それでも、
予約を入れたあとに感じていた違和感が、
出発が近づくにつれて、はっきりしてきました。

予定を一度、全部書き出してみた

意外なほど「白紙の日」が多かった

今回のニューヨーク旅行の日程を、
一日ずつ紙に書き出してみました。

・到着日は夜遅く、すぐ休む
・翌日は特に予定なし
・自由の女神は午前中
・夜のミュージカルは1日だけ
・それ以外は、すべて白紙

書いてみて、少し驚きました。
「結構動くつもり」で考えていたのに、
実際には、予定が入っている日はほんのわずかでした。

3月のニューヨークという前提

寒さと体力は、机上では判断できない

3月のニューヨークは、まだ寒い時期です。
屋外を長時間歩く前提で予定を詰めるのは、
あまり現実的ではありません。

さらに、足の状態も万全とは言えません。
出発までに回復しているつもりでも、
現地でどう感じるかは、その日になってみないと分かりません。

この条件で、
「毎日外に出て、移動して、観光する」
という前提は、少し無理があるように思えてきました。

便利さよりも、回復を優先したくなった

キッチンと朝食は「必須」ではなかった

最初に重視していた
キッチン付き、朝食付きという条件は、
長期滞在では確かに便利です。

ただ、それは
「毎日出かけて、戻ってきて、また動く」
という旅の形を想定していたからでした。

予定を見直してみると、
今回の旅は、そういう形ではなさそうだと分かってきました。

・外に出ない日があってもいい
・午後は早めに戻る日があってもいい
・何もしない時間があってもいい

そう考えたとき、
必要だったのは「便利さ」よりも
きちんと休めることでした。

優先順位は、静かに入れ替わっていた

削ったのではなく、並び替えただけ

キッチンや朝食を「いらない」と思ったわけではありません。
ただ、優先順位の上位からは外れました。

代わりに上に来たのは、

・夜に落ち着いて眠れる
・寒い日に無理をしなくていい
・白紙の日でも、気持ちが焦らない

こうした条件でした。

何かを切り捨てたというより、
並び替えをした、という感覚に近いです。

最初の候補に入らなかったホテルが、見えてきた理由

条件外だったのではなく、視界に入っていなかった

最終的に選ぶことになったホテルは、
最初に掲げていた条件だけを見ると、
候補に入りにくい存在でした。

キッチンはなく、朝食も付いていません。
だから、初期の段階では検討対象にすらなっていませんでした。

ただ、
旅の形を現実的に考え直したとき、
不思議と、そのホテルが自然に浮かんできました。

条件を満たしていなかったのではなく、
自分の条件が、あとから言語化された
そんな感覚でした。

迷いが消えたのは、情報が増えたからではない

決めきれなかったのは、旅のイメージが曖昧だったから

ホテル情報やガイドブックが足りなかったわけではありません。
むしろ、情報は十分すぎるほどありました。

それでも迷っていたのは、
「どんな旅にしたいか」が、
具体的な生活感として描けていなかったからだと思います。

予定を書き、季節を考え、体調を想定する。
この作業をしたことで、
ようやく判断が一本につながりました。

決め直したことは、後退ではない

出発前に立ち止まれたのは、むしろ良かった

一度決めたことを見直すのは、
少し勇気がいります。

でも、
出発前のこの段階で立ち止まれたことは、
悪いことではなかったと思っています。

無理を前提にしない。
白紙の日を許す。
回復できる拠点を用意する。

この判断ができたことで、
ようやく「行ける気がする」旅になりました。

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