【60代の腸活】「腸は第二の脳」と言われても意味がわからなかった私の話

60代になってから、「腸活」という言葉をよく聞くようになりました。
腸は第二の脳、と言われても、正直なところ意味がよくわからなかったのが本音です。
長年、便秘に悩みながら暮らしてきた一人の生活者として、
私が腸と向き合うようになったきっかけを書いてみたいと思います。

腸は第二の脳?正直、意味がわかりませんでした

「腸は第二の脳です」
この言葉、ずいぶん前から聞いていましたが、正直なところ
だから何? という感じでした。

お腹の調子と脳がどう関係するのか、実感としてわかなかったからです。
ところが、福井新聞の記事を読んで、「あ、そういうことだったのか」と腑に落ちました。


なぜ腸が「第二の脳」と呼ばれるのか

記事によると、腸には脳とは別に独立した神経のネットワークがあり、
脳と常に情報をやり取りしているそうです。

特に印象に残ったのがこの話。

  • 気分を安定させるセロトニンの多くは腸で作られている
  • 腸の状態が悪いと、気分の落ち込みや不安にも影響する
  • 逆に、ストレスが強いと腸の動きも乱れる

つまり、
腸は「消化する場所」ではなく、感情にも関係する場所だったんですね。

「第二の脳」という言葉は、比喩ではなく、かなり本気の表現だと感じました。


腸を整える=心と体の土台を整えること

これまで私は、
体調がいまひとつ → 年齢のせい
気分が晴れない → 気の持ちよう

そう片付けていました。

でも、
腸が整っていない状態で、元気や前向きさを求めるのは無理がある
そんな気がしてきました。

腸は、毎日食べたもの・生活リズム・ストレスを
正直に引き受けている場所なんですね。


「腸活」は特別なことではなかった

記事で紹介されていた腸を整える基本は、とてもシンプルでした。

  • 発酵食品や食物繊維を意識する
  • 食事や睡眠の時間を大きく乱さない
  • 軽く体を動かす

どれも「知ってはいるけれど、続けていないこと」ばかり。

腸活は、
新しい健康法を始めることではなく、生活を少し丁寧にすること
なのかもしれません。


60代からでも、腸は応えてくれる

「今さら体質は変わらない」
そう思いがちですが、腸内環境は年齢に関係なく変えられるそうです。

むしろ、
若いころの無理がきかなくなった今だからこそ、
腸を整える意味があるのではないでしょうか。


まとめ:腸を整えることは、自分を大切にすること

「腸は第二の脳」
この言葉が、ようやく自分の言葉として理解できました。

腸を整えることは、
✔ 体調管理
✔ 気分の安定
✔ 毎日を穏やかに過ごすための土台づくり

特別なことはできなくても、
自分の腸に少し気を配る生活なら、今日から始められそうです。

次は、実際に「じゃあ何をすればいいの?」を自分なりに試してみます。

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