イスタンブールに到着して、免税店にはわき目も降らず?指定されたお店の前を目指したので、ガイドさんとは空港で一番乗りで無事に合流できました。「これで準備OK!」と思ったのも束の間、なんだか他のツアー参加者がなかなか現れません。事前に何人参加するか正確に確認していなかったのですが、ガイドさんから「合計9名」と教えてもらったので、「すぐにみんな揃うだろう」と思っていました。でも実際は全然違ったんです!

ガイドさんと合流はスムーズ。でも、参加者は?

空港では、早朝で人がまばらなこともあり、ガイドさんが向こうから私に声をかけてくれたので簡単に合流できたのは一安心。でもここから長いウエイトがはじまりました。

同じ便に乗っていた一組のご夫婦が現れたのはそれから30分はたったでしょうか。「これでツアーの準備万端!」…と思いきや、他の参加者が全然現れない。???

ガイドさんも「少しお待ちください」と言うけれど、なかなか全員が揃わないまま空港で待つ時間が続きました。

実はジクソーパズルのようなツアーの仕組み

 結局、全員が揃ったのは、約3時間後でした。

 後でわかったのですが、このツアーは私たち全員が同じ便で集まるわけではなく、日本各地からバラバラにイスタンブールを目指して集まるスケジュールだったんです。

9名というのは、この日の午前中に関西国際空港と羽田空港からの飛行機で乗ってやってくる方々の合計だったのです。

ちなみにその日の途中からこんな感じで、参加者が一度に集まるわけがなかったんです。

さらに面白いのは、空港だけじゃなくて、途中で観光中に、他のバンが追いかけてきてバスに合流したり、ホテルで別の人たちと合流するという感じで、少しずつメンバーが揃っていったこと。私たちのバスを追いかけて合流したのは、なんと**「ドーハ」など2か所を経由**してイスタンブール入りしたご夫婦!ツアー自体は私たちのバスだけでなく、他に2台のバスもあり、全体で動きながら時々入れ替わりがあるという、なんとも複雑な仕組みでした。最終的には、私たちのバスは13名の参加者でほとんどの日程を過ごすことになったのですが、まるでジクソーパズルのピースが少しずつはまっておいくような感覚でした。

ガイドさんの奮闘ぶりに驚き

さらに驚いたのは、ガイドさんの働きぶりです。どうやら現地では、コロナ以降、日本人の観光客が増え始め、しかし、離職したりそもそも日本語ガイドをめざさなかったりでガイドさんが足りていないらしく、私たちのガイドさんは一か月近く、毎日早朝から夜遅くまで出っぱなしとのこと!

日本滞在歴もあるユニークな経歴を持つ30年超えのベテランガイド氏に連れられ、楽しい旅になりそうです。

さて、どうだった?

空港でなかなか全員が揃わず、思った以上に複雑なツアーの仕組みで少し戸惑うこともありましたが、「いつの間にか増えてる?」という感じもユニークな経験でした。特に、ドーハ経由でやってきたご夫婦の話なんかは、旅の途中で盛り上がる話題になりました。

私が参加したツアーはこちら