休日の朝、地元で開催された「コーヒーフェス」に行ってきました。今年で3回目を数えるそうです。普段からコーヒーが好きな私ですが、このイベントに行くのは初めてでした。
このコーヒーフェスには、コーヒー店だけでなく地元のクラフトやフードを楽しめるブースも多く集まり、さまざまな魅力を満喫できる場所となっていました。
以前、バザールや夜市がちょっと苦手、という記事を書きましたが、このようなフェスは好きです。ほんのちょっとの差なんですけどね。
アオゾラと緑の芝生、さわやかな風・・・。見慣れた街中に賑わいが作られるのは楽しいではありませんか。
会場に到着したのは開場直後で、まだ人も少なかったため、ブランチをここでいただくことに。まず最初に向かったのは、地元で評判のカレー店のブースです。このお店は、普段ランチタイムには行列ができるほど人気ですが、今回のイベントが初出店とのこと。これは逃すわけにはいきません!さっそくキーマカレーを注文しました。スパイスの香りが食欲をそそり、一口食べるとしっかりした辛味とコクが広がり、朝から元気が湧いてくるようでした。意外な「朝カレー」という組み合わせでしたが、このあとのコーヒーがさぞおいしいことでしょう。
さてさて、本日の主役のコーヒーブースはすでにどれも行列ができる賑わいぶり。どれにしようかな?迷いますね。会場案内図を見ながら、20店舗以上も並ぶコーヒー店のブースを見て回ることに。地元のカフェだけでなく、県外からの出店もあり、どのお店も独自のコーヒーを提供しているため、どこで試そうか迷ってしまうほどでした。コーヒーチケットを購入するといろいろなお店のコーヒーをテイスティングできるようになっているようですが、私は迷った末、お目当ての、普段からお世話になっている地元の珈琲店のブースに進みました。ここは自宅の近くにあり、いつもおいしい豆を同じ価格でて提供してくださるお店なんです。マスター曰く「値段に左右されずに豆を選んでいただきたいから」とのこと。たぶん、利益度外視のものもあるのでしょう・・・。
今日の出店は、マスターのお嬢様2人でした。お話を聞くと、このイベントのために特別な産地の豆を仕入れ、普段とは異なる焙煎度合いで仕上げているとのこと。
3種類ありましたが、私はニカラグアを選びました。
ハンドドリップで丁寧に淹れたコーヒーは、フルーティーな香りと豊かな酸味が印象的で、期待通りの深い味わいで大満足でした。年末年始の特別なタイミングではお店でも提供されるようですから、今から楽しみです。
コーヒーだけでなく、会場には地元のアーティストや職人によるクラフト品のブースも並び、陶器のマグカップやハンドメイドアクセサリーなど、コーヒー関連の雑貨がたくさん揃っていました。
また、大手カプセルコーヒーの販売促進ブースもあり、つい足をとめてしまいました。
自宅では時間のある休日は豆から挽いてコーヒーを楽しみますが、普段はもっぱらカプセルコーヒーをいただきます。うちにあるものとは違ったマシンでコーヒーを飲んでみました。ずっと暑い日が続いた今年もやっと温かい飲み物が恋しい頃合いになりました。
結局、フェア期間中の特別価格という文言に惹かれ、マシンの無料レンタル、カプセルのサブスクを契約しました。今までのマシンもそのままに、追加というわけです。これがまた毎朝のコーヒータイムをより特別にしてくれそうです。フードブースには、地元の食材を使った創作料理やスイーツも豊富で、どれも見た目から美味しそう。
さらに、音楽ライブやワークショップも開催されており、来場者がそれぞれの楽しみ方で満喫できるイベントとなっていました。特にワークショップでは、コーヒーの淹れ方講座や地元産の食材を使った料理教室があり、専門のスタッフが丁寧に教えてくれるため、コーヒー初心者でも安心して参加できました。こうしたアクティビティは、家族や友人と一緒に楽しめるので、さらに思い出深い体験ができたと思います。
いろいろもっと見て歩きたかったのですが、午後の予定があったので、キッチンカーで提供されるジビエのブリトーとソーセージをテイクアウトして家路に向かいました。
今回のコーヒーフェスでは、地元のカフェやクラフト、そしてフードの魅力を再発見することができました。地域でこうしたイベントが開催されることで、地元の飲食業やアーティストたちの活動がより身近に感じられ、直接応援する機会になるのも嬉しいですね。次回もぜひ参加して、地元の魅力をさらに堪能したいと思います。