仕事やプロジェクトで「計画的に進めなきゃ」と思っていても、気づいたら毎回**泥縄(必要になってから慌てて準備)**で乗り切っている…そんな経験、ありませんか?実は、私もまさにその「とほほ」なタイプです・・・。
泥縄エピソード:こんなはずじゃなかった…
今やっている仕事の概要を聞かれること、関わっているイベントの趣旨や未来図を聞かれること・・・。そんなに重要なポストにいなくても、結構あるんです、そういう場面が。なのに、何も用意していない私。案の定、いざその時になると…
- 話があちこちに飛び、時間が足りなくなる。
- 必要な資料が揃っていないと言われる。
- 最後に「で、結局誰が何をやるんでしたっけ?」という質問で場が凍る。
…結構いい歳になっているし、今の仕事も初心者というわけではないのにほんとに自分が残念です。
私を変えた一冊:『コンサル1年目が学ぶこと』
そんな私を救ってくれそうなのが、山口周さんの著書**『コンサル1年目が学ぶこと』**。この本は、コンサルタントの新人が現場で直面する「どう動けばいいかわからない!」という悩みを解決する指南書です。特に私の心に刺さったのは、次の教えです:
- 「ゴール」から逆算する思考
→ 何を達成すべきか(ゴール)を明確にしてから動く。 - 「見える化」と「分解」の力
→ 情報やタスクを視覚化し、細かく分解することで抜け漏れを防ぐ。 - 「フォーマット」で仕組み化する重要性
→ どんな仕事も一度型を作れば効率化できる。
この本を読んだ後、私は「泥縄」な自分を変えるべく、「打合せシート」というシンプルなフォーマットを作り始めました。
打合せシートがもたらした変化
具体的には、こんな内容を盛り込んだシートを用意しました:
打合せシート例
- 目的:この打合せで解決したい課題や達成したいゴール。
- 例:来月のイベント内容を確定する。
- 参加者:誰が関わるべきか。
- 例:イベント企画チーム、会場担当者、デザイナー。
- 議題:話し合うトピックを優先順位ごとにリスト化。
- 例:デザイン案の確認 → 予算調整 → スケジュール確認。
- タイムライン:各議題に割り当てる時間を明確に。
- 例:全体30分、1トピック10分ずつ。
- アクションプラン:誰が何をいつまでにやるか記載。
- 例:Aさんが5日までにデザイン修正、Bさんが予算再確認。
これを使うことで、「目的がぼんやりして議論が散漫になる」「議論の優先順位が逆になる」といった課題が一気に解決。さらに、シートを使い回せるので次回以降の準備も楽になりそうです!
応用できる場面:仕事だけじゃない!
この「打合せシート」の考え方は、ビジネスだけでなく日常生活にも応用できます。例えば:
- 家族会議や旅行の計画
- 目的:次の家族旅行の行き先を決める。
- 議題:宿泊先の候補、予算、移動手段の検討。
- アクション:父が航空券を調べる、母が宿泊先をリストアップ。
- 学校や趣味のプロジェクト
- 目的:文化祭で成功させるための出し物を決める。
- 議題:出し物案のアイデア出し、予算配分、必要な準備物。
- アクション:Aさんが買い出し担当、Bさんがスケジュール作成。
一度フォーマットを作ってしまえば、どんな場面にも柔軟に対応できますよ!
泥縄を卒業しよう:まとめ
私はまだまだ準備らしい準備ができずにおたおたしている状態ですが、仕事でも日常生活でも、「準備」は全ての成功の鍵。私のように泥縄状態で失敗しがちな人こそ、『コンサル1年目が学ぶこと』のような本を参考に、まずはフォーマット化を試してみてください。最初は面倒に感じるかもしれませんが、一度仕組みを整えれば、あとは楽になる一方ですよね。
私もまだ「泥縄」から完全卒業とはいきませんが、このシートのおかげで確実に一歩前進しています。いや、しそうな気がします。同じ悩みを持つ方がいれば、ぜひ取り入れてみてください!一緒に頑張りましょう