■「年齢」じゃなく「準備」で安心を手に入れる旅へ
中国旅行で不安になりがちなのが「言葉」「移動」「支払い」。その中でも、**「道に迷わないこと」「乗り物にちゃんと乗れて目的地につくこと」**は特に大事。タクシーが捕まらない時間帯、地下鉄の複雑な乗換え、スマホの地図が命綱になる場面が多々ありました。
私は以前の中国旅行ではGoogleマップが使えなかったけれど、中国独自の地図を使って無事、おすすめミルクティーのお店にたどり着けた経験があります。今回はその経験を活かし、百度地図と高徳地図の両方を事前にインストールして出発。結果は――
「高徳地図(Amap)一択」でした!
その理由や使い勝手を、実体験を交えてご紹介します。
■地図アプリ:結論、「高徳地図」一択!
出発前に「百度地図」と「高徳地図」の2つをインストールしておきましたが、実際に使ってみて明らかだったのは……
高徳地図(Amap)一択!
その理由はこちら:
- 公共交通機関のルートが明確に表示される(バス・地下鉄含む)
- 始発・終電時間の表示がある
- Googleマップ感覚で使えるUI設計
- **地点登録が簡単!**お気に入りの場所をすぐ保存可能・・・この機能が本当に便利でした
一方、百度地図は目的地の地点登録をしたくても位置情報の権限許可などが頻繁に求められ、少し操作が面倒に感じました。
☞ 【豆知識】高徳地図は、中国最大手の配車アプリ「DiDi」との連携もスムーズらしい・・・。
■実際に助かった!こんな場面
・地下鉄に乗るとき、どの出口から出るとスムーズかが高徳地図にバッチリ表示
・地下鉄の路線で、「○○行き」というところまできちんと表示してくれる・・・私が利用した時は、ほとんどの駅が上下線とも同じホームですが、一か所だけ、上りと下りでホームが違う駅がありました。事前に把握しておくと迷わずストレスフリーです。
・口コミで見つけたレストランや滞在ホテルを地点登録しておいたので、毎回検索する手間が不要・・・方向音痴ですぐ道に迷う私にはとても便利でした!
“なんとなく”ではなく、具体的な使い方を想定して準備しておくことが重要です。
地点登録は日本にいてもできたので、空港からホテルへのアクセスを事前に調べてメモしたり、他の公共交通機関との比較もできました。・・・これってあたりまえでしょ?って思うかもしれませんが、「日本でGoogleマップを開いても中国の詳細はでてこない」のです。その点、日本にいても高徳地図などはきちんと詳細がわかるので、予習できて大変便利でした。
■まとめ:アプリは”現地で困らないための必須アイテム”
旅行中は一分一秒が貴重。そんなとき、「使えるアプリを事前に入れておく」ことが、自由で安心な旅を支えてくれます。
高徳地図をはじめとした中国向けアプリは、難しそうに見えて、実はシンプル&直感的。年齢に関係なく使えます。
「迷うのも楽しみのひとつ」という考え方もありますが、だいたいの地理感覚をつかんでおくことは異国では必須だと思います。できる予習はしておいてあとはフリーにすれば安心して「散策」ができますね