・・・それでもWeChat が必要になる時が来るとは…?
上海で実はウイチャット有効活用しました。
私は、以前、中国旅行をした際、アリペイもウイチャットも支払い手段として使えず意気消沈しておりました、ただ、今回の上海旅行では考えられる万全の準備をしたおかげか、無事アリペイを使うことができ、実際、電子決済は全てアリペイで通しました。
ウイチャットも日本でパスポートと紐付けしておきましたが、今回は誰かと一緒に渡航しているわけではないし、現地のミニプログラムを購入する予定もないし、あまり使わないなあ、と思っていたのです。まあ、お守り替わりかな、くらいの気持ちです。
それはホテルで起こった。
ウイチャットの必要性を感じる場面はあっさり訪れました。
それはホテルのチェックイン時でした。
私は旅行サイトの個人手配でホテルを選んでおり、おぼつかない英語で翻訳機の力を借りながらチェックインを申し出ました。
フロントの女性はとてもフレンドリーな若い方で、英語も聞き取りやすかったので助かりました。
そして、手続きの後、「ウイチャット入れているか?」と聞いてきました。
私はアプリを入れて、一応設定はしていましたが、細かい操作方法などはよく分からなかったので、身振り手振りでそれを伝えると、彼女は私のスマホを操作して
「ホテルをフォローするように」と言い、実際、私の携帯で操作をしてくれました。確かQRコードを読み込んでちょうどLINEの友達登録のようなことをしてくれたのです。
そして、チャット上で日本語で私が読めるように翻訳した文章を送ってくれました。
内容は「ホテルへの歓迎の言葉と、WiFiのパスワード」でした。
そう言えば、ホテルのフロントとのやりとりはウイチャットでやる、と何かの記事で書いてあったような気がします。世界中から旅行者が集まる観光都市のホテルらしいやり方ですね。
その後のフロントへの問い合わせも、何も難しいことを考えることなく、日本語で送信して日本語で返信をもらう、というやりとりができました。
「シャンプーの残りが少ないので補充してください」
「それは何号室か」
「○○○です」
「今あなたは部屋にいるか」・・・こんな感じです。
余計なものは入れない?保険を掛ける?
このほかにも、動物園のチケットなどを購入する際、ウイチャットのミニプログラムというメニューから利用できるらしいですし、私のように会話がおぼつかなくてもチャットツールとして利用できることがわかりました。
パスポートの番号を入れたり、個人情報を登録したりと、抵抗のある方もおられるかもしれませんが、私はどちらかと言えばいろいろな用意をしておきたい方なので、結果として準備しておいてよかったです。