― 予約全滅でも楽しむには ―


1. 北陸方面からの格安切符で移動

今回は福井から米原経由で向かいました。普段は湖西線利用ですが、米原経由の方が割引切符の適用があるため選択。

発券には少し手間取りましたが、過去記事「北陸から大阪万博へ|お得な切符の買い方と注意点」を確認していたので安心でした。
👉 切符の発券方法やエクスプレス予約で迷いやすい点は、こちらに詳しくまとめています。


2. 入場までの様子(10時予約)

最近は早い時間帯の入場予約が全く取れず、JR切符も取りにくくなってきています。前日の情報すら古く感じるほど。確実に「駆け込み入場」が増えている印象です。

私は 「パビリオンにこだわらない」ことを大切にしています
始発のダッシュや開門すぐの競争に巻き込まれるよりも、目に入るものを楽しみ、人との出会いや会話を大切にする方が、気持ちよく一日を過ごせると感じます。

この日は10時入場予定でしたが、荷物検査に時間がかかり実際は10:40入場。
すぐに当日予約に挑戦しましたが、ずっと操作しているうちになんと、スマホは「高温アラート!」で一時使用不可に・・・。幸か不幸かなんの予約も予定も入っていなかったのでQRコードを示す必要はなかったですが、やはり、紙の印刷はマストだな、と思い知らされました。
👉 スマホだけに頼らず予備を用意するのが安心です。


3. 午前の館めぐり

 今回は予約が全く取れておらず、また、当日予約もこれまでの経験から全然ヒットしないので、「入場したら行列にならパビリオンを決めておく」方法にし、トイレなどちゃんと済ませてゆっくりとまっすぐに向かいました。それは、形がとても綺麗で以前から気になっていた「トルクメスタン」です。

 行列は結構できていましたが、ざっと見て2時間弱、と言った感じでしょうか。ここは行列の案内はありませんでしたので、最後尾に並びました。こんなふうに、スタッフがお世話をしない?パビリオンもあるんですね。

 大体90分くらい並んで入れました。中は、とても大きなスクリーンの映像や絨毯などの工芸品がとても綺麗でした。ただ、VIP対応か貸切か何かで、レストランやテラスにはいけませんでした。中は急かされることもなく自分のペースで展示を見ることができました。


4. 西ゲート界隈で昼食&偶然のイベント体験

大阪の味はハズレがない。

一つのパビリオンを観ただけで、一時過ぎたので、西ゲート近くのフードコートで昼食することにしました。このエリアは普段閑散としているのですが、この日は大盛況。ただし、席を見つけて座ることができました。悩んだ末、大阪の焼き肉のお店がやっておられる「牛肉のカレー」を頼みました。以前、ここで、キムチカルビ丼を食べてとても美味しかったので、再来です。値段は1000円前後で、万博にしてはリーズナブルです。味も美味しかったですよ。量もたくさんありました。ドリンクを併せて頼むと380円で「ハイボール」が飲めるので一緒に注文。こういうところは嬉しいですね。

さてさて。次はどこへ行きましょうか・・・。

パビリオンに並ぶ気分じゃなかったので「フューチャーライフジーン」へ向かいました。西ゲートの先の先です。「未来の都市」などがあるエリアです。「フューチャーライフエクスペリエンス」では、いろいろな催しがやっていて、以前はAIおみくじやAIロボットとの会話も楽しめました。結局、かなり遠くまで歩くことにしたわけです。

偶然開催されていたイベントに参加し、約2時間休憩を兼ねて楽しみました。

ちょうど、途中のエリアで「防災フェア」をやっていたので覗くことにしました。この日は「防災の日」だったのです。ここでは非常食や「171」体験、クイズラリー、阪神淡路大震災の際のビデオ公開、家屋倒壊模擬体験など様々な展示がされていました。屋内施設ではシンポジウムも行われていて、過去の災害時の報道アーカイブの活かし方や災害報道のあり方など普段聞けない内容についてのパネルディスカッションが開催されていました。約30年前の阪神淡路大震災は関西の方にとって大変重い記憶です。たくさんの方が視聴され、関心の高さが伺えました。結局ここには2時間ほどいましたね。


👉 座って観られるイベントは体力温存に最適。午後も元気に3館巡ることができました。


5. 午後の移動とフード・展示体験

座っていたことで十分休養できたのか、また行列に挑む気力が湧いてきて、そこから、「マレーシア 」と「ベトナム」に並んで入りました。どちらもアジアで馴染みのある国。装飾も素敵でした。レストランも激混み、まではいっていなかったので、何か食べようか、と思ったのですが、昼食のカレーが結構ずしん、ときていて、結局ちゅうもんせず。

・・・私は、食べ歩きには向かないようです・・・。

その後は西ゲートゾーンの「宴」をのぞいたり、関西パビリオン近くのイベント広場にいたり。数回通っているうちにこの辺りが自分にとって居心地の良い場所になったようです。

これといって食べ物の目当てがない場合は、グランドフードコートやサスティナブルフードコート大阪のれんめぐり〜食と祭 EXPO〜が、お勧めです。お目当てがある場合は、無駄に歩き過ぎないよう、地図で、、場所を確認したほうがいいですね。

お腹は減ってないけど、デザート的なものが欲しかった私は、リングサイドマーケットプレイス西あたりで見つけた「トルコ料理」のお店で「トルコアイス」を注文しました。

あの、人をおちょくったような?パフォーマンスもしてもらい(疲れておられたのか、淡々と・・・)、買いました。ここは全然混んでいないです。

気のせいかもわかりませんがトルコ料理のお店があちこちにたくさんあります。最近のSNSの投稿を見ると既にディスカウントされているものもあるようですので、チャレンジするのはあり、かもです。

その後は、大阪ヘルスケア館を通りかかり、フードコートを除き、隣の「予約なし」レーンに全く行列がなかったので入りました。

なんと、運よく「人間洗濯機」のパフォーマンス中で、念願の展示を見ることができました。

  • 東ゲート近くのフードコートで休憩。軽めにトルコアイスだけ購入(並ばず買えて快適)。
  • 大阪ヘルスケア館 → 待ち時間ゼロで入場。「人間洗濯機」のデモを見学できてラッキー。

6. 夜のイルミネーションと帰路

東ゲート付近の大屋根リングで夜景イルミネーションを鑑賞。幻想的で、昼とは違う楽しみがありました。

ただし足の疲れがピークに。予定より1時間早めに駅へ向かい、便を繰り上げて帰宅。
👉 足の疲れ対策には「中高年におすすめのウォーキングシューズ」が役立ちます。クッション性と軽さを重視すると快適です。


7. 中高年向けの楽しみ方ポイント

  • パビリオンは入れたところを楽しむ → 予約全滅でも十分に満足可能。
  • グルメは周辺施設を活用 → 西ゲートや東ゲートのフードコートは穴場。
  • 偶然の出会いを楽しむ → イベントブースやデモに立ち寄ると新しい発見がある。
  • 体力管理を最優先に → eムーバー利用、座れる休憩スペース、履き慣れた靴が必須。
  • 北陸からの交通手段 → 割引切符や発券方法を事前に整理しておくと安心。

まとめ

今回の体験から分かったことは、

「制度や混雑に振り回されず、体力・興味に合わせて臨機応変に楽しむ」

これが中高年にも一番合った過ごし方でした。

予約全滅でも、目に入る展示・偶然のイベント・人との出会いを楽しめば、十分に満足できる一日になります。

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