🐾 ペンギンパレードへの道中で出会った動物たち ― 番外編

ひとり旅

メルボルンからフェアリーペンギンのパレードへ向かう途中、思いがけず立ち寄った小さな動物園(私設?)でのひととき。希望者のみの有料プログラムでしたが、私は参加しました。30オーストラリアドルでした。
ここで出会った生き物たちは、旅の中で忘れられない体験となりました。


🌿 野生と人間の距離

園内にはコアラがたくさんいて、木の上でのんびり過ごす姿は、自然との共生を感じさせてくれます。
メルボルン市内の動物園ではコアラを抱くことは禁止されていますが、ここではふれあいタイムとして体験可能。
かつてケアンズで体験した記憶を思い出しつつ、今は生体保護や権利を擁護する規制が厳しくなったことを思い、複雑な気持ちにもなりました。もちろん、追加料金を払ってやるわけで、その財源が彼らのえさや施設の運営に費やされるのですが・・・。


🦘 アルビノの白いカンガルー

一番目を引いたのは白いカンガルーでした。私は初めてしました。最初、そういう品種がいるのかな?とおもってみていましたが、帰って調べてみたらどうやら違うことがわかりました。
これは品種ではなくアルビノ(突然変異)で、自然界では目立ちすぎて生きづらいとのこと。
この園内では自由に触れられるエリアに放牧されていましたが、観光客がスナップ写真を撮ろうと近づきすぎたり、立たせたりして時折カンガルーがびっくりして逃げる様子もあり、少し不憫に思いました。


😈 タスマニア・デビルとの遭遇

さらに印象的だったのが、初めて目にしたタスマニア・デビル
小柄ながら力強い牙と独特の鳴き声で、夜行性の習性を持つこの生き物の野性味あふれる姿に圧倒されます。
名前のインパクトも大きく、旅の思い出として強く心に残りました。調べれば「デビル」のゆえんは「腐肉」を骨まで食べるからとのこと。自然界のサイクルの一環とはいえ実に不思議なしくみですね。

日本には、現在(2025年10月)多摩動物園に姉妹が2頭飼育されているとのこと。本国のオーストラリアではタスマニアデビルが顔面腫瘍を引き起こし一時は絶滅の危機に瀕していたとのことでした。この病気は**「デビル顔面腫瘍性疾患」(DFTD)と呼ばれ、タスマニアデビル同士の顔のかみつき行動によって伝染する伝染性の癌**らしい。腫瘍は顔や首にでき、進行すると餌が食べられなくなり、**致死率はほぼ100%**で、個体数減少の主な原因となっています。このことにより、保護センターで各個体が隔離されていたりするようです。日本に送られたのも種の保存の一環とのこと。このツアーで、しかも、動物園に立ち寄らなかったら知りえない情報でした。


🐾 触れ合いの喜びと複雑な感情

動物園でのふれあい体験は、楽しい反面、動物たちの立場に思いを馳せる時間でもありました。
ペンギンパレードでは自然保護のため撮影も禁止でガードマンが厳しく人々をエスコートしていますが、ここでは直接触れられる。
“触れ合い”の中で、楽しさと同時に責任を感じる――そんな体験ができるのも旅ならではです。

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