抜歯からちょうど140日。ここに至るまでの経緯については以前の記事に書きました。
長い道のりを経て、ついにインプラントの**ボルト(人工歯根)**を骨に埋め込む手術を受けました。
治療時間はおよそ1時間弱。麻酔のおかげで痛みはほとんどなく、思ったよりあっけない印象です。
ただ、麻酔の効果は長く続き、10時間ほど経っても顔の半分がまだ少ししびれたまま。食事はできるし、味覚も問題ないです。
きっと、麻酔がなければかなり痛かったのでしょう。
インプラントとは?
「インプラント」という言葉はよく耳にしますが、実際の意味を正確に知っている人は意外と少ないかもしれません。わたしも良くわかっていませんでした。
歯科でいうインプラントとは、あごの骨にチタン製のボルトを埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。
歯を失った部分の「根っこ」から再建するため、見た目も噛み心地も天然歯に近いのが特徴です。
最近ではテレビCMやネット広告でもよく見かけるようになりました。
それだけ一般的になってきたということでしょう。
とはいえ、費用はまだまだ高額です。
1本あたり30万〜50万円前後が平均的な目安といわれているようです(医院によって大きな差があります)。
わたしの通う医院は比較的良心的価格だそうですが、医師自身が仮歯を作ったりレントゲンを撮ったり、と人件費と時間が削減されるからのようです。ただし、あくまで自由診療のため、事前に確認しておくことが大切です。特に複数本となると相当な金額になることは間違いありません。
他の治療法との違い
インプラントを選ばない場合の選択肢としては、ブリッジと**差し歯(クラウン)**があります。
ブリッジ
失った歯の両隣を削り、橋のように人工歯をかける方法です。
見た目は自然ですが、健康な歯を削る必要があり、支える歯に負担がかかるというデメリットがあります。
長く使うと支えとなる歯まで弱ってしまうこともあります。
差し歯
歯の根が残っている場合に、その根を土台に人工の歯をかぶせる治療です。
見た目は自然ですが、根元が弱くなったり炎症が起きると再治療が必要になることがあります。
インプラントの条件
インプラントも誰にでもできるわけではありません。
骨の厚みや硬さが十分でないと手術できないことがあります。
わたしはCTで骨の状態を確認してもらい、ぎりぎりOKとの判断を得て今回の手術に至りました。
しかし、実はわたしも最終的にこの治療でOKと言われているわけではないのです。
「骨がだいぶ柔らかいね」と植えた後で言われているのです。もし、ボルトがきちんと支える役目を果たさないと判断されたら他の方法に切り替えられるようです。こればっかりは、人によって違うから、ダメなら潔く、ということだとか・・・。
治療費のこと、もっと聞いておけばよかった
費用は治療を検討するうえで最も気になる部分です。
わたしも以前、同じ医院で歯を全面的に治療したときはほとんど自由診療で、お会計のたびに冷や冷やしていました。
「あといくらかかるんでしょうか」と思い切って聞いたこともあります。
クレジットカードが使えず、現金でどのくらい持って行けばいいのかも不安でした。
後で聞いたら、後払い対応も可能とのことでしたが、当時は毎回万単位の支払いでパニック状態。こうした経験から、治療前に概算や支払い方法をきちんと確認することの重要性を痛感しました。
白状しますと、わたし、以前の高額治療が結構「こたえた」というこの経験もあり、歯が欠けても、定期検診の案内を受けても足が遠のいていたのです・・・。
でも、今回はすんでのところで大事には至りまっせんでしたが、もう少し遅かったら骨が腐っていったらしい。。。危ないところだった。先送りにすればするほど、厄介になるということです。
医療費と、健康への向き合い方
今回数年ぶりに通った治療では、医院の方針も少し変わっていました。
保険診療と自由診療を分けて説明してくれ、8万円以上の自由診療にはクレジットカード使用可と書かれていました。
以前は現金のみだったので、時代とともに変わってきたのかもしれません。
それでも、「お金がなくて治療できない」「せっかく名医が近くにいても通えない」という現実もあります。
健康でいることが一番ですが、もし病気になったときは、信頼できる医師を探すこと、そして予防を怠らないことが大切だと、改めて感じました。
まとめ
- インプラントは「歯の根っこから再建する治療法」で、天然歯に近い噛み心地が得られる
- ブリッジ・差し歯にもメリットとデメリットがある
- 治療費や支払い方法は、事前にきちんと確認することが安心につながる
- 健康は何より大切。病気になったときの備えと予防も忘れずに
インプラントは長期的な治療になりますが、体験談として少しでも参考になればと思います。


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