北陸から万博へ|60代ひとり、電車予約から乗車までのトラブルと成功体験

こんにちは。万博が楽しくて予約全滅でも通期パスで通っている60代女性です。今回は9月1日に実際に行ってきた体験をもとに「交通編」「かけ込み入場がはじまった中での万博の過ごし方」をご紹介します。

今回はまず「交通編」についてまとめました。

1. 今回の行程

今回は福井から米原経由で万博へ向かいました。普段は湖西線を使っています。

具体的には

①自宅から自家用車でJR北陸新幹線の駅である「越前たけふ駅」へ向かう。

②駅の後方の無料駐車場に駐車する   

③北陸新幹線で敦賀まで乗車する    

④特急サンダーバードで大阪まで乗車(③④はウェスターで予約。チケットレスにするので発券の手間いらず)

⑤大阪環状線で「弁天町」まで行き、中央線に乗り換え 

⑥中央線で「夢洲駅」に到着後、東ゲートから入場

というルートです。6:45越前たけふ発「つるぎ1号」ですと、最終的に9時過ぎには夢洲駅に到着できます。

ですが、今回は時間がかかり、乗り換えも増えますが、米原経由の方が割引切符が適用されるため、価格は抑えられ流のでやってみました。私も久しぶりに挑戦しました。

具体的な経路は次のとおりです。

①自宅の、もより第3セクター「ハピライン福井」の駅まで車で移動し、先着順の駐車場に駐車 ②ハピライン福井で敦賀まで普通列車で移動③JR敦賀駅でネット予約した切符を発券④敦賀からJR特急「しらさぎ」で米原まで乗車⑤米原から京都まで新幹線で移動⑥京都から在来線で大阪へ⑦大阪から大阪環状線で弁天町へ⑧弁天町から中央線で夢洲駅に到着

この行程ですと、まず新幹線を予約してから、新幹線の予約状況確認、詳細画面に移り、「EX旅先予約」を予約するのです。そうすることで、特急「しらさぎ」が500円で乗車できます(特急券+指定券+乗車券で!)。京都から新快速などをつかうので、大阪までの特急券も節約できるのです。

2. 回数行くならやらない手はない、節約術

 さて、新幹線や特急の接続をあらかじめ乗り換えアプリでしらべて乗車する列車を決め、予約画面にいきます。この具体的なやり方は私が過去のブログ記事に詳しく書きました。

しかし、以前一度やったとはいえ、正直けっこうてまどりました。根本的に北陸から米原経由で関西へ行くというのはイレギュラーな動きなので「乗り換えアプリ」でうまくでてこないのです。

試しに「ジョルダン」というサイトで検索してみます。経由駅を詳細に4か所いれましたが、無料版だからか、進めていかずだめでした。続いて「Navitime」。このサイトでは経由駅が3か所までいれることができます。こちらは「しらさぎ」までは案内してくれますが、その後の行程は普通のみしか出てこず、4時間8分かかって5250円です。このように特別な切符を表示するシステムはないようです。私も鉄道系youtuberの動画を偶然見なければ出会えなかったでしょう。

私が今回利用した行程では乗り換え5回で、敦賀までは1,140円、敦賀からは「しらさぎ」500円、東海道新幹線米原~京都は1720円(EX早得1自由席)、京都から夢洲は840円+380円の計4610円でした。こんなに乗り換えても到着時刻は9:40過ぎでした。

一方いつも使っていたルート、越前たけふから新幹線とサンダーバードを利用すると乗り換え3回で6250円です。到着は9:09です。

両方を比較すると、乗り換えは増えますが片道で1640円も節約できるのです!!時間も30分くらいしか変わらないので回数を重ねるごとに差額が広がっていくのです・・・・。帰りは新幹線が2520円かかりましたが、それでも840円節約することができます(この新幹線の部分は時間帯や曜日によって価格に変動があるようです)。

3.いざ予約へ

 さて。前回の予約方法を思い出しながら該当ページにアクセスしましたが、久しぶりの予約で画面操作がわからず、過去記事を何度も読み返して手順を確認しました。

また、このときはきづかなかったのですが、以前やっていなかったこと、つまり「新幹線をチケットレスにする」のを画面遷移に従い無意識にやっていたので、敦賀駅の発券でどぎまぎすることになりました。

具体的に「チケットレス」にするためには、「EX-IC」カードを予め発行してもらうことが必要です。これも以前の記事に書きました。WESTERのチケットレスはイコカに紐付けしていますが、今回のやり方ではEX-ICを選択するのです。WESTERとの違いはいちいち選択する画面がでないのに、こちらは一回一回確認してくるのです。

後で、いざ乗車する際にどのカードで紐つけしたかわからなくなるのを防ぐために手元に該当するカードを置いて予約することをお勧めします。

4.案の定、発券に手間取る

  今回は、敦賀駅での乗り換え時間が、鉄道会社が異なることもあり、とても不安でした。

 小走りにJRコンコースに向かい、みどりの券売機をめざします。幸い、繁忙期でもなく、平日だったためか誰もいません。

私は、「JRおでかけネット」で見てスクショした画面を頼りに画面を操作しました。

すると。「違う!」

画面がHPとは異なります。

なんとか、文字を読んで、書いてある内容が同じなところのボタンを押します。

予め調べておいた注意事項では「電話番号の4桁」と「予約番号」がいるとのこと。これはメモしておきました。

ただ、クレジットカードを入力していたので、「支払いを済ませたか」「支払いがまだ」かよく分からなくなり、どっちのボタンを押すのか混乱してしまいました。

画面のボタン、「支払い済み」とやったらうまくいかなかったので、「これから支払う」ボタンを押しました。

そこから、クレジットカードを挿入したらうまくいったらしいのですが、私は紐つけしていたEX ICカードを入れたため「番号が見つかりません」というようなエラーメッセージが出てしまいました。

・・・時間がないのにパニックです。。。。

幸い、券売機のすぐ隣に有人のみどりの窓口があったので、駆け込み「発券できない」ことを告げて発券したもらいました。

帰りの発券も不安でしたので一緒にやってしまいました。行列ができていたら時間的にアウトだったかもしれません・・・。そういえば、前回はこの発券が不安で予定の1時間前に敦賀駅に行ったのだった・・・。

中高年の方や慣れていない方は、混雑リスクを考えて早めに窓口に行くのがおすすめです。

この時は前回と違い、特急の分しか発券できませんでした。駅員の方も私のネット予約の状況を知らなかったから明確な理由はおっしゃいませんでしたが、私はネットの段階でチケットレスに紐つけしたのですね。そのためのただEXICカードですから・・・。


5.改札ゲートもなかなか関門・・・

以前、第3セクターからJRの乗り換えの時に改札がなく、京都でトラブったことから、今回は最寄駅から敦賀は券売機で切符を買いました。特急乗車のために発券で立ち寄ったみどりの窓口では「どうやってここまで来ましたか?」と聞かれたので、その切符を見せたら、回収されました。

実は、この敦賀駅にはJRとハピラインの乗り換えの際の検札、改札がなく、問題になっています。

本当に悪いことですが、あなた私のように改札のない無人駅から旅が始まる人は、敦賀駅から初めて電車に乗るフリも、帰り敦賀駅で電車は終わるフリもできてしまうのです。

いうまでもありませんが、これは立派な犯罪ですから、絶対にやめてくださいね!

さて、特急への乗車は切符を重ねて改札機に通します。

問題は新幹線への乗り換えでした。

結論から言えば、米原では、

まず改札に乗車券と特急券を通した後、EX-ICカードでタッチすると、乗車券と特急券は回収され、新幹線乗車利用券が出てきます。

この手順を間違えると、赤いランプがついて、係員が急行してきます。

新幹線から在来線に乗り換えるときは、今度はいこかで払いたいので、EX-ICカードだけタッチしても「ブッブー」。またまた係員の急行・・・。

EX-ICカードとICOCAを重ねてタッチ

が正解です。


6.帰宅時の注意点

帰りは、今回、疲れていたこともあり、予定を繰り上げて乗車しました。新幹線は基本、列車が異なっても乗れます。自由席だからでしょう。

しかし、特急は変更しないといけません・。

しかも、新幹線から降りて在来線に乗り換える際、事前に発券しておいた券を差し込み、タッチもする

これもちゃんとやらずにタッチを先にやるとブッブー・・・・。

これまでどうだったのかよく覚えていませんが、「しらさぎ」と東海道新幹線の乗り継ぎ関係は悪くなったように感じます。ハピラインも同様です。「後5分早く着いたら乗り継ぎできるのに・・・」って感じの微妙に間に合わない、あるいは時間が空く感じです。。。今回は、奇跡的に特急が沿線の事故か何かの影響で遅延していたため新幹線から乗り継ぎできましたが、そうでなければ、新幹線にせっかく早く乗っても、1時間近く米原で特急を待つことになっていました。

こんな時のために、携帯電話の乗り換えアプリは必須ですね・・・。

本当は米原のみどりの窓口かネットで特急の時間変更をしなければなりませんでしたが、滑り込みで乗ったためそれができませんでした。空いている席にとりあえず座り、検札に来た車掌に「早い電車に乗り換えたのです」と言って、敦賀駅で朝発券したままの後続車の切符をみせたら、たまたまですが、途中停車駅もない米原敦賀間だったためか「わかりました。そのまま乗っていてください」と言われました。ブッキングやトラブルの心配はないので、許してもらえましたが、本来はちゃんと変更手続きが必要です。この手続きをネットやアプリでサクサクできないと鉄道の時間変更など、乗りこなすことは難しいですね。


まとめ

今回の体験から学んだこと:

  1. 予約・発券は久しぶりだと戸惑うので、事前の復習が大切
  2. ICカード操作や乗り換えルールを確認しておくと安心
  3. 中高年でも、体力・時間・混雑状況に合わせて臨機応変に計画すれば、トラブルを最小限に楽しめる

次回は、万博本体の館めぐりやグルメ体験についても詳しく紹介予定です。