平日でも大混雑!それでも楽しめる大阪万博の歩き方(60代体験記)
こんにちは。
遠方からでも「万博の魅力」に惹かれて、通期パスを購入した60代です。仕事もあるので、実際に行けるのは月に2回ほど。私の場合、定休日の関係で月曜に行くことが多いのですが……最近は平日でもとにかく混んでいます。
入場者数が毎日のように発表されていますが、どんどん混雑度?が増しているような気がしています。
待機列などで見ていると「せっかくだから」「涼しくなったから」と初めて来られた方が多い印象。特に高齢者の団体の方をよく見かけます。私の周囲でも「○○会でバス旅行がてら行く」という話を耳にするようになりました。
7日前予約で奇跡的にシグネチャーパビリオンへ
実は今日、日帰りで行ってきました。今回は運良く10時入場枠が確保でき、しかも7日前の時点でシグネチャーパビリオンの予約が取れたのです。これはとても早い段階で来場を決めたからだと思います
私って、結構ぐず?で、一週間前に思い立って予約をみたりするんですよね・・。せめて7日前抽選に参加できるくらいには先の計画を立てることを強くお勧めいたします
ポイントは「第5希望まで入力できる予約画面で、あえて一つのパビリオンに絞った」こと。諦めかけていたので、とても嬉しい体験になりました。
シグネチャーでは、一人ずつ端末(音声ガイドのような機器)が貸与され、音声は「骨伝導イヤフォン」で聞く仕組みでした。ちょうど、骨伝導のイヤフォンを試してみたかったので超ラッキー。これが予想以上に快適で、思わず「自分でも買いたい」と感じたほど。身近な最新技術に思いがけず触れられるのも万博の楽しみですね。
まだまだあります。最新技術に触れられる「タイ」「カナダ」パビリオン
混雑は大変ですが、並んだ先には「遊び心のある最先端」が待っています。例えばタイパビリオンの奥にあったAIフォト。顔や動きを取り込んで合成してくれるサービスで、思い出作りにぴったり。実はインドネシアやほかの国でも似た展示があり、「各国それぞれのアプローチ」で楽しめるのが面白いところです。合成できた写真はQRコードを読み込んでいくしくみなので、データとして後で見返せるのもSDGs的によいですね。
またカナダ館のAR体験も印象的でした。タブレットのようなものをわたされて、対象にかざすと不思議。いろいろな光景が現れます。実際に自分がその世界に入り込んだように感じられて、技術の進歩を実感できます。
こちらのふたつのパビリオンはいずれも「自分のペースで見学できること」
長くいたい人も、そうでない人もせかされることなく、楽しめます。
せかされるとつらい展示・・・
前に一度、行列にならんではいったのはいいですが、最後尾になったっことからゆっくり展示を見ていたら先頭の人はもう見終えて、係員に次々展示の部屋をせかされたパビリオンがありました。
来場グループごとの管理になっていて端末の設定を変えないといけないようです。もう入ることはないだろうし、自己診断のようなことをする機械の前で質問に答えている途中でせかされたので、ちょっとトラブルになってしまいました(最後まで見たい、と私が主張したのです)。
運営の事情もあるでしょうが、せっかく作りこんである展示の数かずを自分のペースでみられないと正直がっかりしますね・・・。
混雑の中で楽しむコツ
今日の成果は、行列に並んで2館、予約で1館の計3館。当日予約はほとんど取れませんでしたが、夜19時以降ならポツポツ空きが出ていました。ただし、遠方組にとっては帰りの電車がネック。私も泣く泣く予約をキャンセルしました。
周囲を見渡すと、19時前後には多くの方が退場している様子。電車もかなり混みます。宿泊できる方は夜の時間帯を狙うと良さそうですが、日帰りの方は昼間に並ぶ覚悟をしつつ、予約を組み合わせるのが現実的です。私もこの日は、人ごみにつかれてしまい、このまま居続けても疲れるだけだな、と判断し早めに切り上げました。
まだ行っていない方へ
「混んでいるから…」と迷っている方も多いと思います。ですが、実際に行ってみると、最新技術に触れられる感動や、予約が奇跡的に取れる嬉しさなど、現地でしか味わえない体験が待っています。特にシニア世代の方には、団体旅行だけでなく、個人でじっくり体験する楽しみをぜひ知ってほしいです。
混雑は確かに大変ですが、それを含めて「今しか味わえない万博体験」。ぜひ一度足を運んでみてください。そして、ぜひ、ご自分の「感覚」を信じて、みたいもの、食べたいものをゆっくり休み休み体験されることをお勧めいたします。そして、疲れたら決して無理をせず、休憩をいれてくださいね。