今の環境から、納得感を持って次の場所へ動くための手順
立ち止まった今の「現在地」を客観視する
キャリアが思いがけず途切れたり、求職期間が長引いたりすると、誰しも視界が不透明になります。 以前、私はこちらの記事(https://monaka-b.com/archives/6945 )で「得意×好き」を掛け合わせる重要性について書きました。
しかし、いざ自分がその状況に置かれると、自分の「得意」さえ見えなくなるのが現実です。 今必要なのは、熱い意欲を振り絞ることではなく、**「状況を整理するための客観的な手順」**です。
アプローチ:新しい自分を探す前に「不要なもの」を省く
無理に「やりたいこと」をひねり出そうとするのは、思考のコストが高すぎます。 それよりも、「これだけは避ける」という基準を明確にする方が、判断の精度を上げ、迷う時間を減らすことができます。
- 「嫌なこと」をデータとして扱う: 過去の経験から「自分をすり減らしたもの」をリストアップし、それを次の選択肢から機械的に除外します。
- 強みの判断を「外注」する: 自分の価値を自分で探すと、どうしても「今の自信のなさ」がバイアス(偏り)としてかかります。周囲の意見や診断ツールを「客観的なデータ」として受け取る方が効率的です。
🛠 今の自分を整理する「3ステップ・シート」
ここにある項目を、事務的に埋めてみてください。書けそうなところから、一つずつで構いません。
STEP 1:背負っている荷物を降ろす(消去法)
「やりたいこと」は不明瞭でも、過去の仕事で「二度と御免だ」と思ったことは確かなはずです。
- Q:あなたが生理的に受け付けない、強いストレスを感じる状況は何ですか? (例:満員電車、細かい数値管理、特定の人間関係など)
- 【整理のポイント】: これらを「選択肢」から削るだけで、あなたの探すべき範囲は自動的に半分に絞られます。
STEP 2:自分では気づけない「特徴」を材料にする
自分の強みは、自分では当たり前すぎて見えません。
- Q:身近な人に「私が苦労してなさそうなのに、意外と上手くやってることって何?」と聞いてみてください。
- 【整理のポイント】: 自分で探すのが難しい時は、**[客観的な診断ツール(アフィリエイトリンク)]**を活用し、自分の特性を「数値」として眺めてみてください。出た結果を「一つの材料」として、以前の記事(URL)にある「得意」の要素に当てはめてみます。
STEP 3:1ヶ月限定の「試行期間」を置く
「一生の仕事」を決めると思うから体が動かなくなります。「1ヶ月の実験」だと定義し直しましょう。
- Q:今の候補の中から一つ選び、「1ヶ月だけ触れてみる」ならどれですか?
- 【整理のポイント】: 1ヶ月やってみて「やはり違う」と思えば、それは「自分に合わないことが分かった」という一つの成果です。次の候補へ移る判断を、淡々と行いましょう。
納得感は「移動」の後に追いついてくる
「納得できる答え」を見つけてから動こうとすると、停滞が長引きます。 納得感とは、動く前に得られるものではなく、試行錯誤の結果として後から生じるものです。
【無料配布】自分整理用スプレッドシート 頭の中だけで考えるのは疲れるものです。このシートをコピーして、事務的に埋めてみてください。
- [こちら(Googleシートへのリンク)] をクリック
- 左上の「ファイル」から**「コピーを作成」**を選択
- 自分専用のシートとして入力を開始してください
※STEP 2で「材料が足りない」と感じた方は、こちらの**[診断ツール(アフィリエイトリンク)]**の結果をそのまま転記するのが一番効率的です。
シート作成と配布方法の案内

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