【完全版】中国・成都天府国際空港早朝フライトの時間つぶし術

旅・おでかけ

― ラウンジ事情、朝食、空港の過ごし方、アクセス、アプリまで全部まとめ ―

早朝にホテル発を決めたけれど・・・

今回、私は 中国成都への往復、成都天府空港を利用します。

復路は成都天府空港から9:30発のフライト を予定しています。

基本わたしは慎重派なので
市内のホテルを 朝5時に出発する予定。順調に行けば 6時には空港着
同行者から「そんな早く着いて何するの?」と言われましたが、
渋滞回避のためにも早め出発が現実的だと考えたのです。

ただ、私自身 以前ツアーで天府空港を利用した際、早朝に“することがなくて困った” 記憶もあるので、
今回はしっかり調べ、さらに旅行サイトで質問したところ非常に詳しい回答が得られました。

この記事では、その情報を 全部まとめて“親切版” として紹介します。


1. 天府空港のラウンジ事情

まず大事な点から。

● プライオリティパスは使えない

天府空港には Priority Pass 対応のラウンジはありません。
中国の大規模空港では比較的よくあるパターンのようです。

● 航空会社ラウンジはある

しかし、

  • 中国国際航空(エアチャイナ)
  • 南方航空
  • 吉祥航空
    など各社専用のラウンジは存在します。

ただし 私が利用するのは四川航空(Sichuan Airlines)
四川航空の一般エコノミーでは、ラウンジは使えません・・・。残念ですが、ほかの場所での過ごし方を考えます。


2. 早朝6時台の天府空港、どこで時間をつぶす?

6時空港着 → 9:30発
となると約3時間。もう少しホテル発を遅らせるか悩ましいところですが。。。

結論としては、早朝でもやることはあります。

● ① チェックイン:出発2.5時間前に開始

中国ではチェックイン開始と同時に 長い行列ができる ことが多いです。
9:30発なら 7時ちょっと前にはカウンターが動き始め、すでに人が並びます。

6時着なら、

  • まずは表示板でカウンターの状態確認
  • 始まり次第並ぶ
    で時間は自然と消化できます。

● ② 保安検査 → 制限エリアへ

制限エリアのほうが 飲食店・売店が充実 していて過ごしやすいので、
早めに中に入るのが正解のようです。

● ③ 早朝でも営業している飲食店

制限エリア内の飲食店は、
麺類・ワンタンなどのローカル食堂が朝から営業
価格は空港価格ですが、

  • ワンタン
  • 牛肉麺
  • 包子セット
    などが 30元前後(約650円)〜 で食べられます。日本や欧米の空港事情から比べたら比較的安価だと思います(もちろん市中とくらべてはいけませんよ?!)

「どこも閉まっていて困る」ということはありません。

● ④ 飲食店やお土産ショップを見て回る

特にお土産ショップは早朝から営業しています。
ただし市内より高めなので、“暇つぶし” と割り切るのが良いです。


3. 早朝アクセス:市内→空港はどの手段が良い?

● ① ホテル送迎(Trip.com)

私は今回 片道4,000円台 で往復手配しました。
安くはないですが、

  • 目的地を説明しなくていい
  • 深夜でも対応
  • 迷う不安ゼロ

という安心感は大きいです。

● ② 地下鉄

Metroman アプリというものがあるのですが、調べたところ

  • 7号線(成都東駅→火車南站):始発6:15
  • 18号線(火車南站→天府空港):始発6:00台
  • 合計で約1時間強

よって 空港到着は最速でも7:20以降。
9:30のフライトにはギリギリ気味。ちょっと心配ですね?

皆さん、ご存じかもしれませんが中国の地下鉄は空港のような手荷物検査があり、行列になることがしばしば・・・。

● ③ 高鐵(高速鉄道)

成都東駅〜天府空港は 約30分
便利ですが、これも 早朝は便が限られるため、
6時着を目指すなら不向きかもしれません。また、往路も市内行きは21時台で終わってしまうようです・・・。

● 結論

早朝便なら、送迎 or 滴滴が現実的。
特に“深夜到着 → 次の日早朝出発”の旅行者は、
空港に近いホテルも選択肢になります。


4. 実は“ホテル選び見直し”もアリ(キャンセル無料期間なら)

直前だけど キャンセル料がかからない時期なら、
ホテルを見直す価値はあります。

● 空港直結ホテル

天府空港内には宿泊施設があり、
朝6時から朝食が取れるところも。

  • 云享酒店
  • 悦享酒店
    (空港公式サイト・Trip.comで検索可)

早朝の移動を避けられるので、
体力的にも安心。


5. 中国では「Google禁止」、代わりに入れるべきアプリ

中国では Google Map が不正確/そもそも動かないことも多いので、
アプリを完全に切り替える必要があります。

● ✔ 百度地図(Baidu Map)

  • 中国国内の地図は最も正確
  • 公共交通の時刻が早い
  • 滴滴の料金目安もわかる

● ✔ 高徳地図(Amap)

  • 渋滞予測が強い
  • 現地の人の利用率が高い

● ✔ 成都 Metroman

  • 地下鉄の所要時間
  • 乗換案内
  • 始発・終電チェック
  • オフライン可

18号線(空港線)の始発確認に必須。

● ✔ 大衆点評(Dianping)

これが非常に使えます。

  • 食べログ+ぐるなび+ホットペッパーの合体版
  • 空港の飲食店も評価が見られる
  • 写真・人気度・営業時間が正確
  • ローカルが行く店が分かる

天府空港早朝の食事探しにも役立ちます。


6. まとめ:天府空港の早朝は「早く着いても大丈夫」

6時着 → 9:30発でも、困るほど暇にはなりません。

● やること

  • チェックイン行列に並ぶ
  • 保安検査を早めに抜ける
  • 制限エリアで朝食
  • 土産店を見て回る
  • 大衆点評で店探し
  • のんびり搭乗口へ

● 注意点

  • プライオリティパスは使えない
  • 四川航空の一般客はラウンジ不可
  • Googleは基本使えない
  • アプリはBaidu/高徳/Metroman/Dianpingの4点セット

● 早朝便に向けて

  • 送迎は安心度が高い
  • 地下鉄・高鐵は早朝は難しい
  • キャンセル無料期間なら空港ホテルに変更も“あり”





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