積み重なる紹介状と、隠せない疲労
4月から無職になることがわかり、求職中の中高年です。
現在、私は5枚目の紹介状を手にしています。すでに4件の書類を書き上げ、提出を終えました。ハローワークへ通い、慣れない書類を必死に作成する日々。正直に言えば、心身ともに「息切れ」を感じています。
全力で走っているからこそ、ふとした瞬間に足が止まりそうになる。求職活動とは、それほどまでにエネルギーを削る作業なのだと痛感しています。
窓口の言葉に、心が揺れる時
先日、紹介状をお願いした際、窓口でこう確認されました。 「他にも受けておられますよね? 自己管理、できますか?」
その事務的な問いかけに、私は思わず心が萎えてしまうのを感じました。 「複数応募するのは、欲張りなのだろうか?」「自分勝手だと思われているのか?」……。
世の中では新卒の「複数内定」が当たり前に語られ、テレビCMでは「あなたが企業を選ぶ時代」とキラキラした広告が流れています。その華やかな世界と、窓口で受ける「管理」という言葉のギャップに、神経を逆なでされるような思いがすることもあります。
「複数応募」は、自分を守るための誠実な戦略
しかし、ここで冷静に、戦略的な視点を取り戻してみようと思います。 窓口の「管理できますか」という言葉は、あくまで彼らの事務処理上のリスク管理に過ぎません。私たちの人生の価値や、再就職への真剣さを測る物差しではないのです。
中高年の求職活動において、複数応募は決して「欲張り」ではありません。
- リスクの分散: 一件ずつ結果を待つ時間は、私たちにはありません。
- 機会の最大化: 納得できる場所を見つけるために種をまくのは、自分への誠実さです。
それは自分自身の人生に責任を持とうとする、極めて合理的でプロフェッショナルな「防衛策」なのです。
息切れしそうなあなたへのエール
もし今、私と同じように「もう動けない」と息切れを感じているなら、まずは以下のことを自分に許してあげてください。
- 「疲れた」と認めること: 4枚もの書類を書き上げたあなたは、すでに十分すぎるほど戦っています。
- 「ノイズ」を遮断すること: テレビCMやネットの広告、ハロワのマイページ。それらは今のあなたには必要のない「雑音」です。今日はスマホを置いて、静かな時間を過ごしてもいいのです。
- 「5枚目」を保留にすること: 焦って書いた書類には、焦燥感が滲みます。納得感を持って動けるようになるまで、数日休んだところでチャンスは逃げません。
最後に:納得感は「自分のペース」の先にある
私たちは、ハローワークの数字や、誰かが作った広告のターゲットではありません。 それぞれに歩んできた道があり、守りたい生活がある一人の人間です。
誰かの言葉に萎える必要はありません。あなたは今、自分の足で必死に新しい道を探しています。その姿は、間違いなく尊いものです。
今日は少し荷物を降ろして、温かいものでも飲みませんか。 納得のいく答えは、きっと、少し呼吸を整えた先に見えてくるはずです。

コメント