アドラー心理学の師・野田俊作先生に学んだ私が、投資で「人生の船頭さん」として竿さす

書棚に眠る「宝物」と、今の自分

私の狭い書棚には、大切にしまってある本があります。アドラー心理学(個人心理学)の第一人者、故・野田俊作先生の著書です。

かつて私は、野田先生から直接学び、実際にセッションをしていただくという、今思えば身に余るほど貴重な時間を過ごしました。産業カウンセラーやキャリアコンサルタントとして「対人援助」に心血を注いでいた頃の、私の原点です。

「人生の主人公は自分である」 「過去がどうであれ、未来の目的は今ここで決められる」

そんな教えを胸に刻みながらも、実生活では、いかに「外的要因」に操られてきたか。会社のメンタルチェックで「自分に裁量はない」と答え続けてきた日々が、その証拠でした。

「課題の分離」が投資を救う

トレードでなけなしの資産を溶かした時、私はアドラーの教えを忘れていました。 「相場がこう動いてほしい」「損をしたくない」という、自分ではコントロールできない「他者の課題(市場の課題)」に執着していたのです。

しかし、4月からの無職生活を目前に、私はようやく自分に**「課題の分離」**を命じることができました。

  • 相場がどう動くかは、市場の課題。
  • どこで利確し、どこで損切るか(規律を守るか)は、私の課題。

昨日、爆騰する相場の中で、私は銘柄名を伏せた主力株たちに「-3%の逆指値」を入れました。それは、市場に媚びるのではなく、「ここから先は私の領域だ」と、人生のハンドルを握り直す儀式でした。

CEOとしての「自己決定性」

かつての私は「操られて」いました。でも今は違います。 次の祝日、午前9時。私は自分自身と「今とは別の、手数料の安価な証券への移行作業を行う」という契約を結びました。

誰に強制されるわけでもない、自分で決めたスケジュール。 アドラー心理学でいう「自己決定性」を、一歩ずつ、実戦(トレードと事務作業)を通じてリハビリしている最中です。

野田先生にいただいた教えは、今も未完成で、うまくできないことばかりです。でも、書棚の宝物を時折手に取りながら、私は「人生のCEO」として、自分の足で歩き始めようとしています。


[ポイント1:野田先生の著書の紹介] 「私が人生のどん底で、何度も読み返した一冊です。投資のテクニック本を100冊読むより、この一冊で『心の規律』を整える方が、結果的に資産を守ることに繋がると確信しています。」 → Amazon:野田俊作先生の著書

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