プライド0円、割り切り400万。古巣の面接で私が放った「合格への一言」


古巣に改めて応募するということ

「以前ここでおられましたが、人間関係のトラブルや苦情対応、雑務もいとわず続けられますか?」

扉を開けると、そこには3名の面接官。かつての「古巣」での面接は、再就職を志す私にとって、これ以上ないほど現実の厳しさを突きつけられる場となりました。

中心に座る面接官が一方的に語る、過去の人間関係のトラブル事例。そして執拗なまでの「確認事項」。その空気の中で私が選んだのは、過去の自分を誇示することではなく、**「徹底して今の組織に染まる」**という戦略でした。

「経験に慢心しない」という、古巣への最強の回答

今回の面接で、私が最も意識して伝えた言葉があります。

「私は以前こちらでお世話になりましたが、その経験に慢心することなく、今の方の指示をきちんとうかがって対応させていただきます」

古巣に戻る際、組織が最も警戒するのは「昔のやり方に固執する扱いづらい経験者」です。 経験があるからこそ、あえてそれを横に置き、「今のルールに従う新人の心算(つもり)」を宣言する。この一言を放った瞬間、面接官たちの表情から「警戒」が消え、「安心」へと変わったのを感じました。

プライドは0円。400万の基盤を掴むための「割り切り」

「採用後、半年間は年休がないが大丈夫か」「家族の介護などで急な欠勤はないか」。 次々と釘を刺される厳しい条件。かつての自分なら、どこか「自分を安売りしている」ような感覚に陥っていたかもしれません。

けれど、今の私の基準は明快です。 ここで我を通せば、収益は0円。 役割を割り切って引き受ければ、年間400万円という現実的な基盤と、安定した身分が手に入る。

雑務やお茶出し、苦情対応。それらすべてを「400万円の対価がある戦略的タスク」と捉えれば、これほど効率の良い仕事はありません。感情を切り離し、求められる役割を完璧に演じる。それこそが、酸いも甘いも噛み分けてきた大人のプロ意識です。

沈黙を選び、相手に「勝たせる」余裕

今日の面接官は、驚くほど饒舌でした。受験者に語らせるよりも、自分たちの不安をぶつけ、ルールを叩き込む。そんな「せっかち」で「指示的」な空気。 私はあえて余計な主張をせず、「はい」「やらせていただきます」と、相手の欲しい言葉を最短距離で投げ返しました。

「自分」を出す必要はありません。相手を安心させ、信頼を勝ち取り、目的の椅子を手に入れる。 不器用だと思われても構わない。この静かな覚悟こそが、再就職という新しい扉をこじ開ける最後の鍵になると確信しています。

感情を切り離し、役割に徹する。そんな『プロの割り切り』を身につけると、仕事のストレスは驚くほど激減します。私がマインドセットの参考にした、視点を変えてくれる一冊がこちらです。 Amazon:『反応しない練習

また、採用後の『半年間休みなし』というハードなスタートを切るために、今のうちに『疲れを溜めない体づくり』をしておくことも、大切な採用準備の一つです。 [Amazon:リカバリーウェアや、質の高い睡眠をサポートするアイマスク]

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