税金のカード払いは損?手数料とポイントを天秤にかけてわかった「50代からの賢い納税」

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春は、固定資産税や自動車税の納税時期ですね。

毎年わかっているとはいえ、一時の支出は苦しく感じるものです(全期を支払う場合)。

税金をクレジットカードで払えばポイントが貯まる?

たまたま、インターネットのサイトをみていたら、クレジットカードで税金をしはらうことができるとかいてありました。ポイントもたまるのでしょうか?

結論。ポイントもたまります。

しかし、ここで問題がでてきました。手数料です。
「税金をクレジットカードで払えばポイントが貯まる」と聞いて試してみようとした矢先、意外と高い「決済手数料」に手が止まってしまったことはありませんか?
「ポイントのために手数料を払うなんて、本末転倒ではないか」 「結局、コンビニで現金払いをするのが一番安心なのではないか」
私自身もそう思い、長年あやふやにしてきました。しかし、パソコンで調べて数字を整理したところ、驚くほど明確な「損得の境界線」が見えてきました。今回は、50代・60代が知っておきたい、納得感のある納税の選択についてお伝えします。

還元率「0.8%」が運命の分かれ目


結論から申し上げますと、カードで払うべきか現金で払うべきかは、「カードの還元率」が「手数料率(約0.8%)」を上回るかどうかだけで決まります。
還元率0.5%以下のカード: コンビニ等での「現金払い」が正解です。
還元率1.0%以上のカード: 「カード払い」の方がお得になります。


私が最近所持し、ポイント(マイル)をためようとしているJALプラチナカード(アメックス)を例に、具体的な数字を見てみましょう。

手数料とマイルを天秤にかけてみる


今回は、自動車税と固定資産税(土地と建物)の支払いを想定して計算しました。
【シミュレーションの前提】
自動車税など: 約45,000円
固定資産税A: 約115,000円
固定資産税B: 約21,000円
合計:約18万円
これに対する手数料は、合計で 約1,500円弱 です。 一方、得られるマイルは 1,800マイル超(還元率1.0%の場合)。
ここで「1,500円の現金を払って、1,800マイルを買う」と考えます。

JALマイルは、将来の旅行などで航空券に交換すれば、1マイル=2円〜5円の価値になります。

つまり、1,500円を払って3,600円〜9,000円相当の価値を受け取っていることになるのです。
これなら、手数料を払ってでもカードで決済する価値が十分にあると納得できました。

注意したい「カード会社の隠れたルール」




ただし、一点だけ注意が必要です。カード会社によっては、「税金の支払い時だけポイント還元率を下げる」というルールを設けている場合があります。
「いつもは1%貯まるのに、税金の時だけ0.2%に下がっていた」というケースでは、手数料の方が高くなり、損をしてしまいます。ご自身のカードの公式サイトで「税金 支払い ポイント付与率」を一度確認しておくことが、失敗しないための唯一のコツです。

小さな「納得」を積み重ねる



「細かいことをいい加減にしてしまうから、お金が貯まらない」と、自分を責める必要はありません。大切なのは、気づいた時に一度だけ立ち止まって、数字で全体像を把握することです。
一度計算してしまえば、来年からは迷う必要がなくなります。 税金の支払いを、ただの「出費」で終わらせるか。それとも、未来の楽しみ(旅)への「投資」に変えるか。
こうした小さな経済的選択の積み重ねが、精神的なゆとりと、自立した暮らしを支えてくれるはずです。

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