迷っている人へ
「暑いし混むし、高いし……万博って本当に行く価値があるのかな?」
そんなふうに迷っている方、多いと思います。実は私も最初はそうでした。私は60代、一人旅が好きで、家族はいますが、自分のペースで出かけるのが日常です。万博は大好きですが、広くて、人気パビリオンは長時間並ぶし、真夏の暑さも半端ない……正直、腰が引ける瞬間もあります。
それでも、行ってみて気づいたことがあります。
万博の楽しさは“他人の情報”ではなく、自分自身で決められるということ。
行くかどうかは自分で決めればいい。そのうえで、少しでも興味があるなら、一歩踏み出してほしいのです。
会期も残り2か月を切り、公式HPでも「駆け込み入場はおすすめしません」と呼びかけています。また、日程を決めようとしても、すでに9時台の入場は満員状態・・・。
でも、大丈夫?!です。
無理に朝から夜まで詰め込まなくても、ゆったり自分のペースで楽しむ方法はいくらでもあります。
世界中の展示やイベント、未来技術の体験、大阪ならではのグルメ……すべてを一度に体験できなくても大丈夫。
一歩踏み出して、“世紀の祭典”を一緒に楽しむ感覚を味わってみませんか。
最小限の準備で安心して楽しむ
万博会場は広く、迷いやすい場所もあります。ですので、最低限の準備は必須です。
公式HPなどで情報は発信されていますので、容易に入手することができます。地図を読むのが苦手という方もおられるかもしれませんが、本当にざっくりは見ておかれた方が絶対いいです(かくいう私は方向音痴で地図も読めないダメダメ中高年です・・・)
- 地図はざっくり頭に入れる(みておくだけでもOK)
- 大屋根リングの内側=海外パビリオンとシグネチャーパビリオン
- 周辺=日本館、地方館、企業館、イベントスペース・アリーナなど
- 森が中央にあるので、東から西(その逆)へ移動するときは迷いやすい
- ゲート選びは必須
- 東ゲートか西ゲートか、事前に決めておくと効率的…交通手段で決まるといっても過言ではありませんね
- 一日に詰め込みすぎない
- 一館だけ楽しむくらいの気持ち+軽くグルメ(それこそ全世界のものがあります)+イベントホール訪問でも十分たのしめます
「地図を見たら安心」「目的を一つに絞れば疲れない」
これだけで、主体的に自分の楽しみ方をコントロールできます。
自分で決める楽しみ方
「どこに行くか」「何を優先するか」は、他人のおすすめではなく、自分で決めましょう。
- 海外パビリオンは全部回らなくてもOK
- 「ここだけ」と決めて楽しむ例:
- コモンズ館:さまざまな国の文化や活動に触れられる(AからFまでありますよ)
- インドネシア館:とにかく陽気なスタッフと明るい展示
- ネパール館:秘宝展示とグルメ両方が楽しめる
- 大阪ヘルス:展示はほぼ、予約なしで見学できます。最新技術もここに集結しています
- 企業パビリオンやイベントホールで、思いがけない発見を楽しむ…産学協働の研究発表なども行われていますので「へぇ~」の連続です
- グルメ施設で休憩と味覚の満足を得る…世界の料理、ビール、大阪(関西)の有名店などなどグルメ好きじゃなくても引き込まれること間違いなし
「他人のおすすめ」ではなく、自分が楽しめる場所を選ぶ
それが“主体性ある万博の楽しみ方”です。
行動した人だけが味わえる価値
「一日で全部回れなかった」「シグネチャーは当たらなかった」
そんな経験もありますが、それでも十分楽しいのが万博です。
- スタッフの笑顔に癒やされる
- 展示の中で新しい発見がある
- グルメでほっと一息、体力回復
「価値は他人情報じゃなく、自分の体験で決める」
これが一番の満足につながります。
まとめ:あきらめずに一歩踏み出そう
迷っているなら、少しでも興味があるなら、行ってみてほしい。
一歩踏み出すことで、他人の情報では得られない、自分だけの楽しさに出会えます。
通期パスを持つ私も、毎回「今日も新しい発見はあるかな」とワクワクしながら出かけています。
無理に全部を回らなくても、主体的に選んだ楽しみ方で十分満足できる。
それが、60代の一人旅でも安心して楽しめる万博の魅力です。