──「なんとなく投資」をやめた人から順に残っていく
はじめに
株で稼ぎたい、と思う人は多いです。
けれど「月いくら必要なのか」「そのために何をするのか」を、具体的な数字で説明できる人は多くありません。
これまで株を続けてきた人ほど、
・忙しい合間に
・余裕のある範囲で
・深く設計せず
売買してきた、というケースも少なくないと思います。
一方で、時間の使い方や働き方が変わると、
「このままでいいのか」を考えざるを得ない局面が訪れます。
この記事では、あえて架空の設定で
「株で月30万円」を目指すためのロードマップを示します。
成功談ではありません。
精神論でもありません。
数字と行動だけを並べていきます。
月30万円という数字を分解する
月30万円は、年換算で360万円です。
配当ではなく、短期売買による利益を想定します。
この金額は、生活を大きく変えるほどではありません。
ただ、「判断を誤らずに済む」「次の選択肢を狭めない」ための現実的なラインだと感じる人は多いはずです。
1回あたりの目標利益
月20営業日と仮定すると、
1日あたりの目標は1万5,000円です。
さらに安全側に倒し、
・週5万円
・1回のトレードで1万〜2万円
を目標に設定します。
毎日必ず取る前提ではありません。
取れる場面だけ参加する想定です。
必要な元手の目安
1回のリスクを資金の1〜2%に抑えると仮定します。
・元手300万円
・1回の損切りは3万〜6万円
・利確は損失の1.5〜2倍
この条件で考えると、月30万円は
「非現実ではないが、簡単でもない」水準になります。
フェーズ1:最初の3か月は「増やさない」
この期間の目標は、利益ではありません。
やること
・売買ルールを1つに絞る
・エントリー条件を文章で説明できるようにする
・損切りを必ず実行する
・1回ごとに記録を残す
やらないこと
・話題になっている銘柄に飛びつく
・理由を説明できない売買
・「今日は勝てそう」という感覚トレード
この3か月で資金が減っても構いません。
ここで減らせない人は、後で必ず大きく失います。
フェーズ2:4〜6か月目で月5〜10万円
この段階で、初めて「月次目標」を持ちます。
数値目標
・月5万〜10万円
・勝率より再現性を重視
・月トータルでマイナスにならないこと
見るべき指標
・勝った理由ではなく、負けた理由
・ルール外トレードの回数
・損切りが遅れた回数
ここで注意したいのは、
「たまたま勝った月」を成功と勘違いしないことです。
フェーズ3:7〜12か月目で月15〜20万円
このあたりから、最大の敵は相場ではなくなります。
起こりがちな変化
・ロットを上げたくなる
・連勝後に雑になる
・負けを取り返そうとする
対応策
・ロットは段階的にしか上げない
・負けた日はトレードを止める
・記録を見返す時間を固定する
月15万円を安定して出せるなら、
月30万円は延長線上に入ります。
フェーズ4:月30万円を「狙う」のではなく「許可する」
ここで初めて、月30万円が視野に入ります。
条件
・月15〜20万円を3か月連続で達成
・ルール違反がほぼゼロ
・トレードを休める余裕がある
この状態で、
・ロットを微調整
・チャンスの回数を厳選
すると、結果として30万円に届く月が出てきます。
このロードマップで一番重要なこと
株で月30万円を目指すうえで、最も重要なのは
生活を賭けないことです。
焦った資金は、
・損切りできない
・待てない
・考えられない
この状態で勝てるほど、相場は甘くありません。
おわりに
月30万円は、夢でも奇跡でもありません。
ただし、
・なんとなく
・テキトーに
・そのうち
では、永遠に届かない数字です。
もし今、
「時間だけはある」
「このままでは同じことを繰り返す」
そう感じているなら、このロードマップは机上の空論ではありません。
株で残る人は、
だいたいその「地味」を引き受けた人です。

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