フェーズ1で「捨てないと先に進めなかったもの」

── 株で月30万円を目指す前に、まず手放したこと

はじめに

株で成果を出したいと思ったとき、多くの人は「何を学ぶか」「何を足すか」を考えます。
ですが、実際に最初につまずいたのは、知識不足ではありませんでした。

判断材料が多すぎたのです。

フェーズ1は、何かを積み上げる期間ではありません。
「これ以上は抱えきれない」と判断し、使わないものを決める期間でした。

フェーズ1で捨てたもの① 他人のトレード情報

SNSやブログには、毎日たくさんの銘柄情報や売買報告が流れています。
以前は、それらを見ては「自分も同じようにできるはずだ」と思っていました。

フェーズ1では、これを一旦すべて遮断しました。
正直に言うと、怖さはありました。
何も参考にしなければ、判断できなくなるのではないかと思ったからです。

ですが、他人の判断に触れないことで、
「自分はなぜ入ったのか」「なぜ出たのか」を説明できない取引が、はっきり見えるようになりました。

フェーズ1で捨てたもの② 「今日は取れそう」という感覚

過去にうまくいった経験があると、
「今日はいける気がする」という感覚を信用したくなります。

フェーズ1では、この感覚を判断材料から外しました。
その結果、トレードは一気につまらなくなりました。

ワクワクもしませんし、当たる予感もしません。
ただ、条件が揃ったかどうかだけを見る作業になります。

この「つまらなさ」は、後になって必要だったと分かりました。

フェーズ1で捨てたもの③ 複数の売買パターン

押し目、ブレイク、逆張り。
以前は、状況に応じて使い分けているつもりでした。

ですが、振り返ると、
負けた理由も勝った理由も曖昧なままでした。

フェーズ1では、売買パターンを一つに絞りました。
それ以外は、良し悪しを判断する前に「今は使わない」と決めました。

選択肢が減ると、迷いも減ります。
これは技術というより、環境づくりに近い判断でした。

フェーズ1で捨てたもの④ 日単位の利益目標

「今日は1万円」
「今週は取り返す」

こうした目標は、すべて手放しました。

代わりに見るようにしたのは、
・ルール通りだったか
・損切りが遅れていないか
それだけです。

利益は結果であって、操作できるものではありません。
フェーズ1では、操作できないものを追わないと決めました。

フェーズ1で捨てたもの⑤ トレード回数を増やすこと

時間があると、何かしなければならない気がしてきます。
以前は、その落ち着かなさが売買回数を増やしていました。

フェーズ1では、
「やらない判断も記録する」
ことにしました。

何もしない日が続くと、不安になります。
ですが、その不安が出てくる時点で、まだ余計なものを抱えていると分かります。

捨てるという判断の正体

これらを捨てたとき、
「まだ工夫の余地がある」という逃げ道も同時になくなりました。

知識が足りない、経験が浅い。
そう思うことで先送りにしていた現実を、正面から見ることになります。

捨てるというより、
「今の自分には扱えない」と認める作業に近かったと思います。

フェーズ1は成果が出ない期間です

フェーズ1では、
目に見える成果はほとんどありません。

上達している実感も乏しく、
むしろ自分の未熟さばかりが目につきます。

それでも、この期間を曖昧に通過した人は、
あとで必ず同じ場所に戻ってきます。

フェーズ1は、
先に進むための準備というより、
戻らないための確認作業なのだと思います。

フェーズ1では、
利益よりも
ルール
記録
判断の言語化
を優先します。

全体像や前提条件は、以下の固定記事にまとめています。
▶︎株で月30万円を目指す現実的ロードマップ(フェーズ設計)

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