【猛省】「株で月収30万」という幻想を捨てます。

—- 私が30万円の講座を経て、ようやく気づいた「庶民の生存戦略」 —-

株で30万円稼ぐということ

4月から無職になる。 その焦りから、先日私は「株で月収30万円稼ぐ」という、今思えば恥ずかしいほど地に足のついていない宣言をしてしまいました。

かつて30万円という決して安くない受講料を払い、プロのインジケーターも手に入れていたのに生かし切れていなかったこともあり、

「これまでは仕事もしていたし、どこかいい加減だった、だけど、これからは株を本気でやる。これさえあれば、自分もあの日収何十万と稼ぐ人たちの波に乗れるはずだ」

と信じ込んでいたのです。

しかし、戦略的に自分の状況を分析し直した今、その考えがいかに危険であったかを痛感しています。

隠されていた「原資」という残酷な壁

投資やトレードの講座や広告では「今日の利益は○○万円(日収)!」とか「コンスタントに収入を得て豊かな暮らしを」というような成功例は強調されますが、「それを稼ぐためにいくらの原資を使っているか」という核心部分は、どこか曖昧にされがちです。

突きつけられる「数字」の壁

月収20万円(年間240万円)を目標とした場合、税引き後の手残りを考慮すると、必要な運用資産は以下のようになります(税率約20%を考慮)。

  • 配当利回り 3% の場合: 必要資産 約1億円
  • 配当利回り 5% の場合: 必要資産 約6,000万円

仮に運用資金を500万円とした場合、月30万円を稼ぐには「月利6%」が必要です。 世界最高の投資家ウォーレン・バフェットの平均年利ですら年利20%(月利1.5%程度)の世界で、初心者がその4倍の利益を出し続ける――。これが、どれほど無謀なギャンブルであるか、ようやく冷静に理解できました。

インスタで見かける華やかな日収は、巨大な原資があるからこそ成し遂げられる「結果」であって、私のように原資の少ない者が同じ熱量で追いかけていい「目標」ではなかったのです。

私が犯した「最大の過ち」

私の最大の過ちは、30万円の受講料を「月収化へのチケット」だと思い込んだことです。 本来、学んだ技術やインジケーターは、一攫千金を狙うための魔法ではありません。**「いかに大怪我を避け、資金を1%でも多く守り抜くか」**という、極めて地味で精密な「防御の道具」であるべきでした。

「稼がなきゃいけない」という焦りは、この精密な道具を狂わせます。焦ってロットを上げ、ルールを破り、数ヶ月で原資を溶かす――。そんな未来が、今のままでは確実に見えていました。

4月からの新・生存戦略

これからは、見栄もプライドも捨てます。

  • 「金額」ではなく「残存」にこだわる: 月30万という呪縛を捨て、まずは「資金を減らさないこと」を成功の定義にします。
  • 身の丈に合った運用: 仮に500万円あるなら、全額を危険なトレードに晒さず、守りの資産と切り離して「生き残ること」を最優先にします。
  • 誠実な記録: ブログでは、成功者のインスタのような派手な収益ではなく、「いかにルールを守り、いかに冷静に損切ったか」という泥臭いプロセスを記録していきます。

「伸びない記事」かもしれません。講座の関係者からは冷ややかな目で見られるかもしれません。 でも、これが私のリアルであり、30万円を払ってようやく辿り着いた、本当の意味での「投資のスタートライン」です。

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