失業保険(基本手当)とは
失業保険は、働く意思と能力がありながら離職した場合に、生活を支えるために支給される制度です。
中高年女性でも、条件を満たせば受給できます。
受給資格の基本
失業保険(基本手当)を受け取るためには、以下の条件を満たす必要があります。
- ハローワークで求職申し込みをしている
- すぐに働ける状態である(就職する意思・能力がある)
- 雇用保険の加入期間が一定要件を満たす
加入期間の目安
- 会社都合退職:離職前1年間に通算して6か月以上雇用保険加入
- 自己都合退職:離職前2年間に通算して12か月以上雇用保険加入
※上記を満たさない場合、受給資格は発生しません。
いつからもらえる?
支給にはステップがあります。
- 離職票を受け取る
- ハローワークで求職申し込み
- 雇用保険受給説明会に出席
- 7日間の待機(基本)
- 給付制限の有無(退職理由による)
※働いている間は給付されません。
※離職票が届く前でも、ハローワークで事前相談や求職申込みは可能です。
※給付制限とは、自己都合退職の場合に支給開始前に一定期間待つ必要がある制度です。
2025年以降の変更により、自己都合退職でも原則1か月(30日)の給付制限期間が設定されます。
会社都合退職の場合はこの給付制限がありません。
いくらもらえる?計算方法と実例
基本手当の金額は「賃金日額 × 給付率 × 給付日数」で決まります。
賃金日額の計算
過去6か月の給与総額 ÷ 180日 = 賃金日額
給付率の目安
- 30歳未満:50〜80%
- 30〜59歳:45〜80%
- 60歳以上:45〜80%(上限あり)
※給付率は退職理由や賃金日額によって変わります。
給付日数の目安
- 会社都合退職(年齢・加入期間に応じて90〜150日)
- 自己都合退職(90〜120日)
■ 実例シミュレーション
例)賃金日額 4,400円として計算
A:会社都合(120日)
4,400 × 120 = 約528,000円
B:自己都合(90日)
4,400 × 90 = 約396,000円
65歳以上の場合の補足
65歳を超えて退職した場合、基本手当ではなく「高年齢求職者給付金」が適用されることがあります。
- 被保険者期間に応じて30日分または50日分が支給
- 支給条件・計算方法は基本手当と異なる
何回でももらえるの?再受給の仕組み
- 過去に受給したことがあっても、新たに加入期間を満たしていれば再受給可能です
- 年齢制限はなく、中高年でも受給できます
離職票前にできること
- ハローワークで事前相談
- 求職申し込み
- 受給手続きスケジュールの確認
これにより、初回認定までの手続きがスムーズになります。
まとめ
- 中高年女性でも条件を満たせば失業保険を受給できる
- 会社都合退職なら早めの支給、自己都合退職は給付制限あり
- 65歳以上は高年齢求職者給付金が対象
- 過去に受給していても、加入期間を満たせば再受給可能


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