進みたい自分と、引き戻される心
現在、私は5枚目の紹介状を手に、次の就職場所を探しています。いろいろ考えて、無職を回避するために動いているのです。 前を向かなければいけない。新しい道を見つけなければいけない。 そう分かっているのに、ふとした瞬間に心は過去へと引き戻されます。
「なぜ、私だけが外されたのか?」 「あの時、あんな風に言わなければ、結果は違ったのだろうか?」
求職活動をしているのに、頭の中では終わりのない「答え合わせ」が止まらないのです。
2. 残った人たちと選ばれなかった私
今の結果が決まったのは複数人での面接でした。数年間の私の至らなさの積み重ね・・・これも想像です。開示はありません。結局、このレースに残ったのは私の目からみて「当たり障りのない人」や「表面だけでも言うことを聞く人」でした。
意志を持ち、自分なりに誠実に仕事に向き合ってきたつもりでした。でも、その「意志」こそが、今のこの場所にとっては「逆らった」と映り、遠ざけられる決定打になったのかもしれません。
一人取り残されたような感覚の中で、私は馬鹿みたいに「自分の至らなさ」をリストアップしては、傷口を広げるような答え合わせを繰り返してしまいます。
「行ったり来たり」するのが、人間だから
家族は「もう忘れろ」と言ってくれます。私も、できることならそうしたい。 でも、退職までのあと数か月。毎日のように顔を合わせる相手、街角で再会するかもしれない不安。逃げ場のない現実の中で、「忘れろ」という言葉は、時に無理難題のように響きます。
前を向いて歩き出したはずなのに、気づけば過去の暴言や理不尽な場面を思い出して立ち止まる。 この「行ったり来たり」の状態は、決してあなたが弱いからではありません。 あなたがそれだけ、その場所に「命」を懸けて向き合ってきた、誠実さの裏返しなのです。
答え合わせのペンを、一度置いてみる
もし今、あなたも夜中に一人で「自分の何がいけなかったのか」を考えてしまっているなら、こう考えてみてほしいのです。
そのテストの採点基準を作ったのは、あなたを傷つけた「あの人たち」です。 不当な基準でつけられた点数で、あなたの人生の価値を決めさせてはいけない。
「当たり障りのない人」になれなかった自分を責める必要はありません。それは、あなたが最後まで**「自分の魂を売らなかった」という誇り**でもあるはずです。
結び:心が追いつかないまま、一歩だけ
納得感なんて、すぐには得られなくていい。 過去を完全に断ち切れなくても、答えが出ないまま迷っていても、それでも今日、あなたはハローワークへ行き、紹介状を手に取りました。
心が追いついていなくても、足は一歩、前へ出ている。 その事実だけで、今は十分すぎるほど立派です。
今日はもう、自分を責める答え合わせはやめましょう。 温かいお茶でも飲んで、ただ「今日をやり過ごした自分」を静かに褒めてあげませんか。

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