またコレステロールが高いか……
健康診断の結果を見て、そっと引き出しの奥にしまったことはありませんか? 40代、50代と年齢を重ねると、脂質異常は「いつものこと」になりがちです。痛くも痒くもないからこそ、私たちはつい「薬は飲みたくない」「まだ大丈夫」と現実を先延ばしにしてしまいます。
しかし、その「見ないふり」は本当に自分だけの問題でしょうか。 長年、コレステロール300超えを放置していた私が、ある出来事をきっかけに「服薬」と「食事改善」を決意した理由をお話しします。
脳梗塞は、倒れた本人だけの話ではなかった
私が「薬を飲みたくない」という意地を捨てたのは、知人が脳梗塞で倒れた現実を目の当たりにしたからです。
衝撃を受けたのは、その後に続く「家族の大変さ」でした。 救急搬送、入院、リハビリの付き添い、仕事の調整、膨大な手続き……。日常が、突然別物になります。家族は心配と疲れの中で、じわじわと消耗していくのです。
脂質異常は「痛くない病気」ですが、血管は着実に傷ついています。 向き合うことは、自分の体を守るだけでなく、「大切な人の人生を、自分の病気で壊さない」ための責任なのだと、初めて腑に落ちました。
「健康そうで危ない習慣」にハマっていませんか?
振り返ると、私は「健康に気をつけているつもり」で、実は数値を悪化させる習慣にハマっていました。
- ヨーグルトの食べ過ぎ: 便秘解消のためにと、主食のような量に。
- 大豆不足: 以前より豆腐や納豆を食べる回数が減っていた。
- 嗜好品の常習: 「たまに」のつもりの菓子パンやアイスが、実は毎日。
- フレンチプレスのコーヒー: 金属フィルターでの抽出は、コレステロールを上げる成分を通しやすいという盲点。
特にコーヒーの淹れ方は盲点でした。もし私と同じように数値を気にされているなら、まずは道具をペーパーフィルターに変えるだけでも、血管への負担を減らす「設計」になります。
・V60用ペーパーフィルター 私はこれを機に、コーヒーをペーパーフィルター式に変えました。特別なことではなく「道具を変えるだけ」でリスクが減るなら、これほど簡単な投資はありません。
・ハリオ V60 透過ドリッパー※ペーパーフィルターで淹れることで、カフェストール(コレステロールを上げる成分)をカットできます。
迷わないための「食事固定術」
治療において一番の敵は「迷うこと」です。私は考えなくても済むように、食事をシンプルに固定しました。
- 朝: 豆腐100g + 納豆(たんぱく質を固定)
- 昼: ゆで卵1個 + 豆腐100g + 大量の野菜・きのこ
- 夜: 魚(サバ缶など)・大豆・鶏肉のローテーション
「何を食べるか」を仕組み化してしまえば、根性に頼らずに続けられます。
忙しい時でも「これさえあれば」というストックを作っておくと、菓子パンの誘惑に勝てます。私が活用している脂質異常対策の味方はこちらです。
数字を見る勇気が、日常を守る
脂質異常症は、医学的には「病気」です。 薬を飲むことは負けではありません。血管を守り、大切な人と過ごす時間を守るための「賢い道具」を使うだけのことです。
もし、あなたも健診結果を見たくなくて放置しているなら、まずは受診だけしてください。 数字から逃げずに立ち向かう側に立ったとき、本当の意味で安心が手に入ります。 私も3月の目標に向けて、この「仕組み」を続けていきます。


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