「おしゃれ」より「安らぎ」。出発2週間前の大逆転
これまで、SNS映えする「アーチャーホテル」への期待を綴ってきましたが、出発を目前に控え、私は大きな決断を下しました。
それは。
アーチャーホテルをキャンセルし、「ザ・プリンス キタノ ニューヨーク」に予約を変更しました。
理由はシンプルです。 「NYの物価高」と「部屋での過ごし方」を具体的にシミュレーションした結果、当初気にしていなかった**「部屋の広さ(平米数)」**が、今回の旅の成否を分ける致命的なポイントだと気づいたからです。
私が16平米を捨て、38平米を選んだ3つの理由
- 「部屋食」ができないストレスの回避 NYの外食は、今や1人1万円が当たり前。チップや注文の重圧を考えると「夜はデリで済ませたい」日もあります。アーチャーの16平米には食事用のテーブルがありません。38平米のデラックスプレミアなら、ソファとテーブルがあり、部屋を「自分たちの居間」として使えます。
- 「2ベッド」の絶対的安心 70代の同行者との旅。16平米にベッドがひしめく空間より、38平米のゆとりある空間で、お互いのプライバシーを守りつつ疲れを癒やすことを優先しました。
- 「和朝食」という名の保険 胃が疲れた時に、炊きたての白米とお味噌汁が保証されている日系ホテルの安心感。これは「贅沢」ではなく、旅を完走するための「健康投資」です。アーチャーホテルは朝食なし、でした。
これらの事実は、それまで一人旅中心で、「せっかくNYまで行ってホテルでまったり、なんてありえない。」と思っていた私が、足の激痛を経験し、朝食の確保でさえ外を歩く、という事実をシミュレーションした結果です。二人旅に加え、自分の体調という事実に対し、直近になって、ようやく旅の解像度があがったのでしょう
変更に伴いやるべき3つのチェックポイント
拠点がパークアベニューの「キタノ」に変わったことで、移動の常識も書き換わりました。
ビッグバス(Big Bus)の最新停留所
当初の予定と場所が異なります。迷わないように地図を更新しました。
- 最寄り:Stop #3 (Empire State Building / KoreaTown)
- 場所: 5th Ave & W 32nd St (CVS薬局の前)
- アクセス: ホテルから南西へ徒歩約10分。エンパイアステートビルを目印に進みます。
タクシー・アプリの使い分け
キタノの前はパークアベニューという幹線道路で、実はタクシーが拾いにくい場所です。
- 基本: ロビーのベルマンに依頼して止めてもらう(チップ$2-5がスマート)。
- 奥の手: 配車アプリ「Uber」や「Lyft」をロビーで呼び、到着を確認してから外に出る。
「両替中止」へのサバイバル対策
最新情報によると、現在ホテルでの両替は中止されています。
- 空港で崩す: 到着後、空港の売店(Hudson News等)で少額の買い物をして、20ドル札をお釣り(1ドル札や5ドル札)で返してもらう。
- 近隣の両替所: 万が一の際は、グランドセントラル駅近くの「CXI (Currency Exchange International)」が補給基地になります。
最後に:戦略的な「撤退」が旅を豊かにする
「NYまで行って日本食かよ」と最初は思っていました。でも、現実を見据え、自分の弱さ(胃疲れ、人混み疲れ)を認めたことで、今は「最高の拠点を確保した」という確信に変わっています。
おしゃれなNYも素敵ですが、**「戦場から帰ってこられる、38平米の静かな居間」**があることが、今の私には一番の贅沢です。
NYのホテル選びは、写真だけでなく「平米数」と「朝食の有無」をチェックするのが失敗しないコツです。特にシニア連れの旅には、日本語が通じる安心感は何物にも代えられません。 [ザ・プリンス キタノ ニューヨークの詳細はこちら]
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