4日間の憧れと、3日間の現実。私が出した答え
旅の計画を立てるとき、最も頭を悩ませるのが「日程」ではないでしょうか。本当は4日間かけて、ゆったりと大連の街を歩きたい。それが本音でした。しかし、現在の職場での勤務を考えると、そこまで長く休むのはどこか周囲の目が気になり、気が引けてしまう自分もいました。
周囲との調和を大切にしながら、自分の「行きたい」も諦めない。 悩んだ末に、今回は「大連の序章」と割り切り、3日間の旅程にすることを選びました。限られた時間の中で、いかに濃密な時間を過ごすか。ここから、大人の知恵を絞った旅の手配が始まりました。
前泊か、それとも深夜便か。時間を有効に使う「仁川経由」の選択
限られた3日間をフルに活用するため、出発時間の選択にはこだわりました。
日曜日の朝9時台の便に乗るために前泊する選択肢もありましたが、それでは前夜も落ち着いて眠れない気がしたのです。土曜日の午後から動けるのであれば、いっそ羽田まで移動し、そこから仁川(インチョン)経由の深夜便を利用したほうが時間を有効に使えるのではないか——。
そう考えた瞬間、パズルのピースがピタリとはまるように、最適なフライトが見つかりました。夜中の静寂な空港で乗り継ぎを待つ時間は、一人旅だからこそ味わえる特別なプロローグ(序章)のようにも感じられます。
体力はお金で買う。行きはビジネス、帰りはエコノミーの「メリハリ」
深夜便を利用するとなると、中高年の一人旅にとって最大の課題は「体力」です。
現地に到着してすぐ動く必要がある今回、ホテルで仮眠を取る時間はありません。そこで、行きは移動中にしっかり身体を休めるため、ビジネスクラスを選択するという決断をしました。
「贅沢すぎるかしら」と一瞬ためらいましたが、調べてみると、経由便だからか驚くほど手頃な価格で見つけることができたのです。これなら、現地での時間を万全の体調で迎えるための「必要な投資」だと納得できました。
本当は往復ともにビジネスにできれば理想ですが、帰りは日中のフライトです。4時間余りの移動であればエコノミーでも十分に乗り切れると考え、帰路はしっかり節約。この「譲れないところには投資し、抑えられるところは抑える」というメリハリも、大人の一人旅だからこそできる自由で合理的な選択です。
ネット検索の不思議。ログイン状態で航空券の選択肢が変わる?
今回の航空券手配で、ひとつ興味深い経験をしました。 いつも通り自分のアカウントでログインして検索しているときは、なぜかその仁川経由の便が表示されなかったのです。諦めきれず、ブラウザを「ゲストモード(シークレットモード)」にして再度検索したところ、探していた便がすんなりと画面に現れました。
ネットの検索システムには、過去の閲覧履歴やログイン状況によって表示が変わる仕組みがあると言われています。もし、お目当ての便が見つからないときは、一度「ゲストモード」を試してみる価値はあるかもしれません。諦めずに少し視点を変えてみることで、閉ざされていた扉が開く感覚は、どこか人生の選択にも似ています。
無事にホテルと航空券の手配を終え、大連への旅はいよいよ現実のものとして動き出しました。次回は、この限られた時間の中でどのような滞在先(ホテル)を選んだのか、その基準についてお話しします。

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