前回のダイエットのきっかけはこれだった
今回の通院で、春頃から始めたダイエットについて聞かれ、そういえば、と思い出した。
きっかけは、冬に受けた足のできものの切除手術だった。
この冬、昔からずっとあった足のできものを切除する手術を受けた。一泊だけだったが、久々の入院もした。
足への麻酔は結構きつく、手術後の足底の痛みで、退院後も歩くのに気を使った。
病院食というものも久々に食べた。基本寝ているだけだったので、おなかもあまり空かず、空いても間食はがまんした。
そんな経験から、私は気持ちが一気に「健康モード」に切り替わった。せっかく手術で体の不調を一つ取り除いたのだから、これを機に長年の不摂生と向き合い、健康的な体を手に入れようと決意した。
これが、前回のダイエットを始めたきっかけだった。
生命維持するための食事
普段の食生活では、おなかいっぱい食べ、間食も当たり前。そうしないと満足できないと思っていた。しかし、入院中の質素な食生活を経験し、意外にも「これだけの量で十分なんだ」と気づかされた。
退院後も、この感覚を忘れずにいれば、無理なくダイエットできるのではないか。
そう思い、私はダイエットを始めたのだった。
一時的な成功とリバウンド
決意してからは順調で、結構短期間で7キロ近くの減量に成功した。運動はふだん緩くジムに通っているくらいで、主に食事を改善した。食事内容を見直し、糖質を抑え、野菜を多めに摂るように心がけた。タンパク質はヨーグルトから主にとり、便秘気味にならないよう、整腸剤の助けも借りた。体重はみるみるうちに減っていった。
だが、順調だったのは最初だけだった。
気づけばリバウンド…
仕事の忙しさやストレスを理由に、あとは、明確な目標「いつまでに〇キロ」というものもなかったからか、体重計にのらなくなったからか、いつの間にか間食が増え、食事も不規則に。気づけば元の不摂生な生活に戻ってしまい、減量した体重も2〜3キロ戻ってしまった。
今回の通院で看護師さんに「ダイエットはどうやって?」「きっかけは?」と聞かれて、改めて自分の現状に気づかされた。
そういえば、今回のダイエットも中途半端になっていた。入院中に感じた「こんな少しでいいんだ」という初心を、すっかり忘れていたのだ。
もう一度、初心に戻り、健康的な生活習慣を身につける。
これが、今の私の目標だ。


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