行き先を調べる時間は、旅の楽しみのひとつ
海外旅行の準備で、街の雰囲気や交通事情を調べる時間は楽しいものです。
私もニューヨーク旅行を前に、ホテルや地下鉄についてあれこれ調べていました。
その中で、ひとつ気になったことがあります。
ニューヨークの地下鉄は、エレベーターが「当たり前」にあるわけではない
という事実です。
若い頃の旅行では、正直ここまで意識したことはありませんでした。
しかし、足の怪我を経験してから、
「階段の上り下りそのものがリスクになる」
という感覚を強く持つようになりました。
「駅近ホテル」でも安心できないという現実
ホテル選びではつい、
「地下鉄駅から徒歩〇分」
という条件を重視しがちです。
ところが、ニューヨークでは
駅が近くても、その駅にエレベーターがない
というケースが少なくありません。
- 改札まで階段のみ
- ホームまでさらに階段
- エスカレーターもない
という駅も、実際に存在します。
つまり、
「駅近=移動が楽」とは言い切れない
ということです。
スーツケース+地下鉄階段の怖さ
特に不安を感じたのは、空港の行き帰りです。
- 大きなスーツケース
- 人の流れが速い地下鉄
- 手すりのない階段
- 段差が高く、照明が暗い場所もある
この状況で階段を上り下りするのは、
想像以上に神経を使います。
「もし足を取られたら」
「後ろから人が来たら」
そう考えると、
転落の不安が常につきまとうのです。
中高年のNY旅行で知っておきたい地下鉄事情
エレベーターは一部の駅のみ
ニューヨークの地下鉄は歴史が古く、
エレベーターは後付けの設備です。
すべての駅に設置されているわけではありません。
同じ駅でも路線によって使えないことがある
エレベーターがあっても、
「この路線のホームにはつながっていない」
という場合があります。
故障・工事中の可能性もある
設置されていても、
当日使えないことも珍しくありません。

公式サイトで「エレベーターのある駅」を調べられる
こうした事情を知り、
私は事前にエレベーターの有無を調べることにしました。
ニューヨーク地下鉄では、
公式に「アクセシビリティ(バリアフリー)マップ」が公開されています。
主な公式サイトおよび関連情報は以下の通りです。
ニューヨーク市交通局 (MTA)
地下鉄、バス、鉄道のアクセシビリティ情報を提供しています。
- アクセシブルな駅のリストと地図: MTA Accessible Stationsのページでは、エレベーターやスロープが設置されている駅のリストや、地域ごとのアクセシビリティ地図(PDF形式)が提供されています。
- エレベーターとエスカレーターのリアルタイム運行状況: 移動前に施設の稼働状況を確認できるページがあります。
ニューヨーク市運輸局 (NYC DOT)
街路や歩道に関するアクセシビリティ情報を提供しています。
- アクセシビリティ情報: Accessibility – NYC DOTのページで、横断歩道やスロープなどの公共交通インフラに関する情報を確認できます。
といった点を、あらかじめ確認できます。
※ただし
「ある=必ず使える」ではないため、
最終的には余裕を持った計画が必要です。
移動手段は「分けて考える」という選択
地下鉄は便利ですが、
すべてを地下鉄で移動しようとしないことも大切だと感じました。
- 空港 ⇄ ホテルは、無理をせず、タクシーや送迎を利用
- 観光は地下鉄だけでなくバスも視野に入れる
- 地下鉄はあらかじめ下調べをしてできればエレベータなどのあるところを利用する
これは贅沢ではなく、
安全と安心への投資だと思います。
年齢を重ねたからこそ、見えてくる旅の注意点
足の怪我がなければ、
こうした不安には気づかなかったかもしれません。
でも今は、
- 無理をしない…疲れていたり、暗かったりすると思わぬ事故を招きやすい
- 危険を想像できる…夜道などガイドブックには「歩ける距離」と書いてあっても過信しない
- 事前に回避策を考えられる…タクシーなど使えるものは使う
それもまた、
旅の経験値なのだと感じています。
まとめ|NY旅行では「駅の構造」まで調べておきたい
ニューヨーク旅行を計画する中高年の方へ。
- 「駅近」だけでホテルを選ばない
- 地下鉄駅にエレベーターがあるか確認する
- スーツケース移動は無理をしない
- 空港アクセスは特に慎重に
こうした視点は、
これから海外旅行を続けるうえで、
きっと役に立つはずです。


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