3つのホテルから、何を優先して選んだのか
迷走するホテル選び
3月のニューヨーク旅行に向けて、
私の中でいちばん時間とエネルギーを使ったのが ホテル選びでした。
最終的に、
Residence Inn by Marriott New York Manhattan/Times Square
に泊まることにしました。
ここに至るまで、実は3つのホテルを同時に予約し、
「どれを残すか」をかなり真剣に悩みました。
■ 迷った3つのホテル
私が今回、比較対象にしていたのは、次の3つです。
「迷ったのは、この3つのホテルでした」と書き、それぞれのホテルの特徴を少し紹介します。
- Element New York Times Square West(古いとの口コミ):楽天トラベルで見る
- Homewood Suites by Hilton New York(2ベッドがとれない):Expediaで見る
- 選んだResidence Inn by Marriott New York Manhattan/Times Square:Booking.comで現在の価格を見る
■ 最初に重視していた条件(そして、揺らいだ条件)
最初、私が重視していたのはこんな条件でした。
- タイムズスクエア周辺
- 地下鉄の駅から近い
- 朝食付き
- キッチン付き
いかにも「初ニューヨーク観光」らしい条件です。
でも、実際に比較を進めていく中で、
自分の中の優先順位が、少しずつ変わっていきました。
■ 途中で気づいた「本当に大事なこと」
私たちは60代以上の夫婦。
しかも6泊という、そこそこ長い滞在です。
考えれば考えるほど、
次のことが頭から離れなくなりました。
- 毎晩、ちゃんと眠れるか
- 毎日、余計なストレスを感じずに過ごせるか
- 「今日は部屋で休みたい」が許される環境か
そうなると、
- 駅近 → 絶対条件ではない
- 朝食付き → なくても何とかなる
一方で、
- 2ベッドであること
- ソファーベッドではないこと
- 部屋で気持ちを立て直せる余白があること
このあたりが、どんどん重要になってきました。
NYのホテル事情
NYのホテル事情を調べてわかったこと
(※日本の感覚で探すと、ちょっと戸惑います)
ニューヨークのホテル探しで、まず感じたのはとにかく高いということ。
立地やグレードにもよりますが、「ここでこの値段?」と思う場面が何度もありました。これは円安や物価高の影響もあり、今のNYでは“前提条件”のようです。
そして次に驚いたのが、客室のベッド構成。
日本のビジネスホテルやシティホテルでは、ツイン(ベッド2台)が比較的当たり前ですが、NYでは事情がまったく違います。
キングベッド1台が“標準”
NYのホテルでは
- キングベッド1台
- もしくは クイーンベッド1台
が圧倒的多数派です。
「2名=同じベッドで寝る」という前提で設計されている印象で、ツインルーム(ベッド2台)は希少です。
2ベッドは「ダブル×2」が主流
2台ベッドの部屋がある場合でも、
- シングル×2 ではなく
- ダブルベッド×2(Double Double)
という形がほとんど。
部屋自体も広くなるため、価格はさらに上がりがちです。
日本人には意外と切実な問題
私の場合、配偶者のいびきから避難したいという、かなり現実的な理由で「2ベッド必須」でした。
ところがNYではこの条件が一気にハードルを上げます。
- 選択肢が激減
- あっても高い
- 立地やホテルグレードを妥協せざるを得ない
という三重苦。
日本との決定的な違い
日本では
- ツイン文化が根付いている
- ビジネス用途・家族利用を想定
- 「一人一台」が自然
ですが、NYでは
- カップル・夫婦前提
- ベッドは共有
- 部屋数=収益性重視
という考え方が強いように感じました。
■ 各ホテルを、正直に見てみる
◆ Element
2ベッド・キッチン・朝食付き。
条件だけ見れば魅力的です。
ただ、
- 建物がやや古い
- フロント対応やエレベーター待ちに関する口コミ
など、「6泊だと積み重なりそうなストレス」が気になりました。
◆ Homewood Suites
ホテルとしての安心感はあります。
でも、今回押さえられた部屋は
1キングベッド+ソファーベッド。
短期ならまだしも、6泊。
「どちらかが毎晩ソファ」という状況は、
想像以上に疲れる気がしました。
◆ Residence Inn
部屋は ダブルベッド2台。
ソファーベッドなし。
派手さはありませんが、
- 長期滞在向けの設計
- 部屋で落ち着ける
- 余計な我慢をしなくていい
そう思えたのが、ここでした。
■ 最終的に、私が優先したもの
ここまでで整理すると、今回の優先順位はこうなりました。
- 2ベッドで、毎晩ちゃんと眠れること
- 6泊してもストレスが溜まりにくいこと
- 部屋が「避難場所」になること
- 立地は徒歩圏であればOK
- 朝食は、なくても対応できる
- キッチンは「あればうれしい」程度
観光効率よりも、
滞在の安定感を選んだ、という感じです。
■ 迷った時間は、無駄ではなかった
いつものことですが、今回も正直、
「こんなに悩むなら、もうどこでもいいのでは」
と思った瞬間もありました。
でも、こうして振り返ると、
迷った時間のおかげで
- 自分たちの年齢
- 体力
- 旅に求めるもの
が、はっきりしました。
■ これから同じように迷う人へ
ホテル選びは、
「評判がいい」「駅に近い」だけでは決まりません。
特に中高年の旅では、
どれだけ楽に過ごせるか
が、旅全体の満足度を左右します。
完璧なホテルはありません。
でも、「自分たちにとって納得できる理由」は、必ず見つかります。
口コミ参考はほどほどに・・・
また、口コミは大いに参考になりますが、みすぎると迷走してしまいます。私がそうでした。
なので、参考にするにしても、低評価を見て、「許容範囲」かどうかを見極めてはどうでしょうか_
ニューヨーク行き、
ようやくスタートラインに立てた気がしています。
次は、
「何を削って、何を楽しむか」
また悩みそうですが、それも含めて旅なのだと思います。


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