家族に「NISAは将来の可能性。絶対に触っちゃダメ!」と伝えた記事を前回書きました。
しかし、自分のM証券の口座を「まじまじと」見て、凍りつきました。
「あれ……S証券に移そうと思ってたのに、これってすんなりできるの?」
M証券に不満があるわけではありません。むしろ、これからお話しするように、貯まっていたポイントの手厚さには感謝しかありません。
ただ、私の確認不足で、NISAの「残酷なルール」に引っかかってしまったのです。
今回は、乗り換えを考えている人が陥りがちな「罠」と、私を救ってくれた「逆転の1.4万円」について、実体験をそのままお話しします。
NISAを死守するはずが・・・
「NISAは将来の可能性。絶対に解約しちゃダメ!」 そう家族に熱弁をふるっていた私。
しかし、ふと自分の既存M証券の口座をまじまじと見て、凍りつきました。
「あれ……S証券に移そうと思ってたのに、これってどうやるの?」
2026年の成長投資枠は2,400,000円満額、つみたて投資枠はすでに使っている・・・。
これは、はたしてすんなりS証券に移行できるのでしょうか??
NISA乗り換えの残酷なルール
実はNISA口座には、ある厳しいルールがあります。 それは、**「その年に一度でも枠(つみたて投資枠・成長投資枠)を使うと、その年はもう他の証券会社へ変更できない」**ということ。
私の口座を確認すると、「つみたて投資枠」で1月分がしっかり買い付けられていました。 乗り換えるなら昨年末までに手続きを終えておくか、1月の買付を止めておくべきだったのです。
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」は、いわば同じ「NISAという名前の一戸建て」の中にある2つの部屋のようなものです。
どちらか一方の部屋(枠)でも使ってしまったら、その年はその家(証券会社)に住み続けなければならず、家全体(NISA口座)をまるごと引っ越すことはできない……というルールなんですよね。
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「現状維持バイアス」という魔物
「あぁ、もう今年はM証券で行くしかないのか……」
ここで私の中に、ある感情が芽生えました。 「めんどくさいし、もうM証券でいいか」という諦念です。
行動経済学でいう**「現状維持バイアス」**です。 人間は変化に伴う手続きや手間を「損失」と感じ、今のままが一番楽だと自分に言い訳をしてしまう生き物。 家族には「自立だ」「未来だ」と偉そうなことを言ったのに、自分のこととなると、この「めんどくさい」という魔物に負けそうになっていたのです。
逆転の発見:眠っていた14,119ポイント
しかし、がっかりして画面を眺めていた私にある発見がありました。 そこには、14,119ポイントものポイントが貯まっていたのです。
「移行できない」という事実にばかり目を向けていましたが、今ある環境(M証券)を使いこなしていなかった自分にも気づかされました。
この1.4万ポイントは、立派な資産です。
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結局、今の証券会社で1年過ごすことになりましたが、この1.4万ポイントという「予期せぬ資産」は、今の環境にいたからこそ得られたものです。
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2026年は「戦略的残留」の年にする
結局、私は2026年を「M証券を使い倒す年」と決めました。 「失敗」と思うと足が止まりますが、「今年はここでポイントを最大限に活かし、2027年1月に最高の状態でS証券へ乗り換える準備をする」と考えれば、これは戦略的停滞です。
皆さんも、もしNISAの乗り換えタイミングを逃したとしても、がっかりしないでください。 まずは自分の口座を「まじまじと」見てみましょう。 そこには、あなたが気づいていない「逆転の種(ポイント)」が眠っているかもしれません。

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